紅葉と新緑の美で知られる京都最大級の寺院『東福寺』を訪ねた。
燃えるような紅葉には、まだまだ早いが庭園をノンビリ見学してみようと考えた。
東福寺の創建は古く鎌倉時代。 ときの摂政関白:藤原(九條)道家が、南都東大寺と興福寺から「東」と「福」の二字をとり、九條家の菩提寺として造営されたとの事です。
塔頭25カ院に囲まれて、三門・仏殿・方丈などの伽藍を配した大寺。
境内に架かる通天橋はカエデ茂る峡谷を跨(また)いで、秋は京都屈指の紅葉の名所として、また昭和の作庭家「重森三玲」(しげもりみれい)による方丈庭園も知られるところです。
そんな事で通天橋からの紅葉は、これからが本番のようです。 境内を一巡してから中央にある方丈の四方に作られた庭園も素晴らしく見学した。
パンフレットには長々と難しい言葉で説明されているが、簡単に見ると南庭は白砂に石組と築山を配した枯山水。 西庭はサツキの刈り込みと砂の井田市松(せいでんいちまつ)。 北庭は敷石と苔の小市松。 東庭は石を配した北斗七星。それぞれ趣が異なり《八相の庭》と名付けられています。
日当たりの良い方丈の縁に腰掛け、のんびり枯山水の眺めを楽しんでみた。
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