ちまたではクリスマス、当地では街中にクリスマス メロディーが流れるほどではないが、小さな お子さんがいる家庭では年間の大きなイベントです。 一方では子育ても終わり落ち着かれ、ノンビリ生活を送っている方々も沢山いられます。 今では生涯独身の方や私たち歩く仲間の中でも配偶者を亡くされた方など一人住まいの方が増加傾向にあるようです。 (馬立山の木々の合い間より見えるのが九鬼山 です。)
その様な方々も含め、家に籠ることなく仲間と楽しく1年の締めくくりにと、山梨県の九鬼山(970m)を歩いて来ました。
中央自動車道の大月 ICを 9時 25分に出て、中央本線「猿橋駅」近くの神楽山登山口に 9時 30分到着。
登山準備は途中で済ませ、狭い道路脇の登山口であり、素早くバスを下車し神楽山に取り付いた。
尾根に出るまでは急登であったが、歩き始めであり皆さん快調であった。
登山道脇は落葉樹が多く、木々の間から周りの景色が見て取れるうえ、登山道が明るく落ち葉の上をカサカサと音を立てて歩くのも気持ち良い。
神楽山(674m)は縦走路から少し外れていたが、目の前に見えるので皆さん山頂に向かった。山頂着 10時 30分。
山頂は狭く順番に登り、山頂標識を確認して次の御前山に向かった。
多少のアップダウンを繰り返し、御前山(ごぜんやま:730m)着、10時 55分。
露岩の山頂で、南東側が開け一番の展望良好地でした。富士が素晴らしい。
次の馬立山(またてやま:797m)までの途中に沢井沢ノ頭と言うピークを 11時 30分に通過。
尾根上だが風もなく、暖かい日差しの中を散策と言った感じで進み、
馬立山到着 11時 55分。
こちらも尾根上であるが、風が無かったので 25分間の昼食とした。12時 20分出発。
ここから札金峠までは、こんなに登ったのにもったいないと感じるくらい高度を落とす。約 35分下り続けて札金峠を 12時 55分通過。
徐々に緩やかな明るく広い登山道を登り 13時 20分、登山道が広場の様になった「紺場の休場」に到着、5分の立ち休憩を取った。
ここからは西方向が開けており、正面にドッシリとした高川山(975m)を望むことができた。
さて、これからが今日の目的である九鬼山を目指す。 札金峠まで下った分、ここで取り返すのである。
九鬼山に直進直登でなく、北東側にある尾根に巻いて登って行く。
尾根に出てからは本峰を目指す、でも最初に見えるのは偽山頂であり、皆さん大分疲れが見えてきたが 今年最後の登山であり、頑張って登りました。
少し差は出たものの 10分遅れ程度の 14時 05分に全員二等三角点の山頂を踏みました。 お疲れ様で~す。
ここからの富士山の景色も最高でした。 2016年の締めに綺麗な富士が望めて良かった。
全員で記念写真を撮って 14時 20分、 田野倉に向けて下山を開始しました。
逆光の富士やリニヤ実験線の軌道を見ることができたが、逆光であったことが残念だった。
大分、住宅の屋根が大きく見えだし、最後に小さな沢の徒渉をしたら田野倉側の登山口に出た。15時半。
17時半からは、焼肉での忘年会であり、下りの早いことに驚いた。 皆さん元気で何よりです。 来年もどうぞよろしくお願い致します。 楽しい山行・お祭り・寺社仏閣見物、ありがとうございました。