夏山のために、今から少しづつ歩いておこうと思い、平地にポコンと盛り上がった『沼津アルプス』を歩いて見た。
この辺で言うと、鎌倉の「天園」・「祇園山」・「裏大仏」みたいな街中にあるハイキングコースである。
小田原から箱根越えで西伊豆の江浦湾に面した多比と言う町から、標高356mの大平山に取り付いた。 多くのハイカーは北から最南端の大平山に向かうようですが、私たちは逆のコース取りをした。
北へ向かうと富士山を眼前に、7山7峠を歩く変化に富んだ飽きのこないご近所の名山であります。
標高は一番高い鷲頭山で392mと低山ですが、起伏が激しくロープを伝って登り下りする個所が幾つかあります。 また、低山と言えども山頂まで直登する山もあり、甘い考えで行くと非常に厳しい。
大平山から鷲頭山に向かう稜線上にはウバメガシが群生しておりビックリした。 ウバメガシ(姥芽樫)はブナ科の小型常緑樹で火力の強い木炭になるようです。 現在では炭は限られた所でしか使用されなくなったので、樹林として残っているようです。
沼津アルプス縦走路の南西側には、沼津市街や大きく湾曲した駿河湾が望め、北東側には三島市や清水町の街並みが広がり、遠くに目をやれば天城や箱根連山も望めました。
出発前の週間天気予報では晴れとなっていたのに、現地に近づくにつれ曇りだし、富士山を見ながら歩くと言う、うたい文句が台無しでした。 春霞なのか?中国のPM2.5なのか
街中に近く、市民のハイキングコースとして知られ、沢山のグループや個人の方々が入られていました。 大きな山と違い、各所にエスケープルートがあり、安心して登山できる事も人気の1つだと感じました。 右下の小さい山塊が、今回歩いた「沼津アルプス」です。
大平山(356m)⇒鷲頭山(392m)⇒小鷲頭山(330m)⇒志下山(214m)⇒徳倉山(256m)⇒横山(183m)⇒香貫山(193m)と、この7山を約6時間かけて縦走しました。
香貫山を下ったゴールの香陵台には第2次世界大戦の戦没者追悼のために建てられた五重塔があり、紅梅・白梅が2分咲きと、薄っすら色を添えていました。
この週末は乗鞍に山スキーに行く予定です。
リッチですね。ご近所のアルプス歩きとは雲泥の差です。
私も、どちらかと言えば山スキーなんてやってみたいです。
身近に、そう言う趣味の人がいれば教えてもらえるんですが、1人では、中々できないですね。
今はスノーシューで散歩程度です。
思い切り、楽しんで来て下さい。
たあさんはマラソンもされて、体力、気力充分で経験豊富とあれば、簡単ですね。
機会があればご一緒したいものです。
よろしくで~す。
小生、先週に単独で行きました。土曜日は天気も良く、山がよく見えて感激。 23日も行きたいと思っています。
スノーシューで乗鞍ツアーコースを登り、スキーをザックにつけて下りはスキーでという方法もあります。
普通のスキー板、スキー靴ならあります。