開催概要 関東大震災から 100年を迎える本年、箱根ジオパークでは断層がもたらす災害や、それに対する防災について考える年として取り組んでいます。 本イベントでは、親子を対象に子供さんにも分かり易く理解しやすい体験を通じて、断層や防災・減災について楽しく学び、防災意識の向上につなげることを目的に実施されました。
実施内容 夏休みの親子体験ということで、お菓子のチョコビスケットで火山を作り、完成した火山を皆さんで美味しく頂きましょう。 水槽内に水を含ませた砂を入れ、地下に埋設されている水道管などを模した模型を砂の中に埋め、水槽に振動を加えることで、砂の上に浮いてくる様子を観察し、地震でしばしば問題になる『液状化現象』の仕組みを学ぼう。 避難所などで活躍する知恵として新聞紙を利用し、大人用、子供用のスリッパを作る工作。
2023年7月 22日(土)小田原駅東口 ハルネ小田原 うめまる広場にて 11:00~15:00
9時より皆さんで会場設営を行い、私たちジオの会は 「チョコビスケット火山」担当で、準備から進行方法の手順を確認しました。
10時開始と勘違いし、「余り人通りが無いですね。」と話していたら「11時からですよ。」と教えて頂き資料を確認、勘違いに気付いた。
11時になったら急に「エッ どこから来たの❓」と思うほど沢山の親子連れの姿が現れ、我が「チョコビスケット火山」ブースも満席となりました。
満席でしたので、中央のディスプレイを利用し、学校教室の様な雰囲気で進行。 午前中は中々の賑わいで、子供さんの進行のお手伝いをしたりと楽しい時間でした。
午後に入ったら、子供連れのお客様もまばらとなり、開始時間もそれぞれ違って来ましたので、私たちガイド要員が各々の子供さんに付いて、お話ししながら年齢に応じた説明する対応を取らせて頂きました。
私が対応したご夫婦のお子さんは体に障害が有られる様で「帰られてしまうかな❓」と思いましたが、お父さんが子供さんを支え、お母さんが子供さんの手を取り熱心に「チョコビスケット火山」作りに挑戦して下さいました。 ご両親は私に気を使われ、「ジオガイドって、どんなことをされるんですか❓」・「ご自分の住んでいる所がどの様にしてできたのか❓ 調べるのは 楽しそうですね。」など色々お話しさせて頂きました。 子供さんの仕草が時間掛かるので、大変恐縮がっていられましたが、何度も「気にしないで下さい。」とお伝えし、チョコで汚れたお口の周りをウエットティッシュ拭き、「美味しかった❓」と尋ねたらニコニコと「うん」と返してくれ満足されたようで安心しました。
夏休み中の8月には、また別の地域で開催予定。新しい出会いが楽しみです。