小田急線 から見える塔ノ岳 (標高 1491m)を目指す。
丹沢主脈の南端に聳えて存在感を示し、アクセスも良く、主脈で最も多くの登山者を迎えている山です。
ここでは最短の大倉尾根から登る。 塔ノ岳までの標高差は約1200mで、登山道は平坦な個所もあるが、ほぼ登り一方のハードな登りごたえのあるコースなので、マイペースで登るのが丁度良い。
大倉駐車場(出発 7時)から車道を北上して行くと10分ほどで丹沢大山国定公園と表示された大きな看板が右手に見え、分岐にぶつかる。
右手に車道が延びているが、ここは直進しコンクリートの道を登って行く。
登山道は観音茶屋 (通過 7時半)を過ぎた所で分岐にぶつかるが、どちらを登っても先の雑事場という所で合流している。
雑事場からは尾根道となり、見晴茶屋前を通過 (7時50分)すると急な階段の登りが始まる。
この辺りからは、登りと平坦な道が何回か繰り返しあり、急坂を登っている時の左手に駒止茶屋が見えてくる。
駒止茶屋前(休憩 8時30~40分)の急な階段状の道を登り切ると平坦な道となり、堀山の右手を巻く感じで進むと堀山の家前 (通過 9時)に出る。
堀山の家の所に分岐があるが左へは二俣に下る道で、ここは右への登山道を登る。
急な階段を登り切ると大倉尾根では貴重な広場に出て、テーブルベンチがあり休憩に丁度良い。小草平と表示されていた。 小草平付近で見たミツバツツジ。
休んだ後は頑張って露岩帯の階段を、慎重に登る。上に広く空が目に入って来ると花立山荘前(通過10時10分)の広場に出る。 森林限界を飛び出したような展望良好な所である。
花立山荘からも階段状の登山道や木道を登り、花立というピークから馬ノ背と呼ばれるヤセ尾根を通過して鞍部から登り返すと金冷シ(通過 10時半)という分岐に登り着く。
久し振りに歩いたせいか、金冷シの手前辺りから両膝の上部内側にある大腿四頭筋の痙攣が起こり、歩くのに支障が出た。 多量の汗をかいていたので 、水分補給はこまめに取ってはいたのだが足りなかった。 直ぐにスポーツ ドリンクを飲み、塩飴をなめ木製階段の登山路であり、腰掛けてマッサージやストレッチ運動を行った。これを繰り返しながら前進。
金冷シを左へ進むと『鍋焼きうどん』で有名な鍋割山荘のある鍋割山へ、塔ノ岳へは右に進路を取る。
金冷シ分岐を登ってから鞍部に下り、再び整備された木製階段を登り詰めると塔ノ岳に到着(11時)である。
山頂は広々しており展望最高。曇り空だったが富士山を見ることができた。
塔ノ岳の山頂からは ラインがつながるので、到着報告ができ大変便利です。
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