小島と広島と私たち

島爺の倉橋島での農作業と,
広島を中心とした孫たちとのくらし

トッポン便所

2010-02-03 23:42:01 | 島の生活
 どうも気候が変だ
 
 仕事が休みとなったので島に帰った。特にやらなければならないこともないが,やることもいっぱいある。
 頼まれた買い物を済ませ,出立するときになってかみさんから,湯にでも浸かってきたらどうかとすすめられたが,なかなか。
 まずはこの間焼いた柿の枝の後始末。念のため土を被せておいたのを掘り起こし,あらためて焼却する。

 昼食の合間にツナギ2枚の洗濯にかかる。
冷えた身体を温めるために湯割を一杯だけ。つい文庫本を開いて,雨かな?。
以前からちょくちょくあったことだが,忘れていた。洗濯機に予洗の水が流れっぱなしだった。

 トイレの換気ファンの取り替えにかかる。
昔風の汲み取り式で,甥は「おっ!,懐かしいトッポン便所」などと言ってたが,臭いが直接あがってくるから,換気をしないと困る。先々週であったか止まっているのに気付き,なだめすかして動くようになったが,この間帰ったときにはまた止まっていた。
2槽式になっているのでおつりが帰ってくることはないが,昔はみんな苦労したものだ。その瞬間を見計らってお尻を前後にゆらす,いや,お尻を持ち上げる,内では下に横棒を渡している,などなど。
 水洗にしてやりたいが,主として私が使うしそのゆとりはない。必要とする誰かがやってくれるだろう。

 松の剪定にかかる。陽は出ているが風が冷たい。早々に退散して,残りの八朔などを収穫する。
果樹の下に植えてある水仙。今年はどういう訳か花付きが悪い。100球に1花あるかどうかという状態で,一時イノシシに掘り返された部分もあるがどうも理由が分からない。
毎年,100個も200個もとる蕗の薹は,白い花が咲いたもの,花蕾が小さく堅いものまでせいぜい10個余り。
そのくせ,庭の1本の牡丹にはもう親指半分ぐらいの葉芽が付いている。
 自然界の生物も,背伸びすべきかちじこまるのがいいか,判断に迷っているようだ。

 今日は節分。白木の白大豆を煎って鬼退治をしたが,春はまだまだ遠いようだ。
ラジオは,北海道各地は軒並み氷点下10℃以下と報道していた。