食べる花オクラとおいしいトマト
『たべてみんさい!
とれたてじゃけぇ!』
と書かれた袋から取り出すと,待ってましたtばかりにパッと花開いた。今朝,Hさんに頂戴した花オクラ。
今日から私のトマト作業が始まった。20日に定植したトマトは大きく生長し,水を吸った大豆大に実を付けたものまである。作業の進捗状況を見計らってHさんがやってこられた。今朝収穫したばかりの花オクラを手にして。
夏の盛りには奥さんの作られた“梅ジュース”が絶品。
花オクラは姿も美しいが,その楚々としてねっとりと舌にからむ味は格別。美しいものは往々にして相手を選ぶ傾向があるが,この花は刻んでそのままで良し,サラダなどに添えて良し,夏の素麺に良し,だ。
花の形そのままでは他を圧倒し主役となってしまうが,刻まれることによって本来の姿を隠し,相手にあわせ,そして味をひきだしてくれる。
花オクラについては,農業塾OB会の『白木農園だより』=男の料理教室や,『晴耕雨読』にも記載されている。
下の写真は現在のハウスの様子。主茎が下を向いているのは暑さ(9時で36℃)の所為でしおれたのでなく,人工的に下に向けたものだ。地面近くから再び立ち上がらせれば,各種作業や収穫が楽になる。
この装置を開発したUさん『空宙トマト』は,他のハウスで収穫したトマトを提供してくれた。花オクラに添えてあるのがそれで,品種はアイコ。夏の太陽の光と熱をしっかり吸い取って甘くおいしかった。