小島と広島と私たち

島爺の倉橋島での農作業と,
広島を中心とした孫たちとのくらし

地図2題

2011-09-30 23:57:21 | メモ
 意図的な地図,無神経な地図
 勤務先の中・高校生にクリアファイルが配布された。
表題は,『世界の消費税(付加価値税)147カ国』
発行元は《全国間税会総連合会》
 「間税会は消費税の在り方を考える会です」
とあって,その下に《広島東間税会》とある。

 上部 3/5 は世界地図,下部 2/5 は国名と消費税率の一覧表。
世界地図が色分けされていて,
目立つ赤は,税率10%未満の,日本,台湾,カナダ,ナイジェリア(以上5%),パナマ(7%),スイス(8%),リヒテンシュタイン(8%)。
黄色は20%未満,緑は30%未満となっている。
白色は下に小さく,
「アメリカなどこの表に載っていない国でも,多くの国は消費税(付加価値税)とは形態の異なる小売売上税などの税制を実施しています」
とある。

 毎年この時期に,中・高校生あてにこのクリアファイルが配布されている。
一方,

 北方領土「露領」と表記 文科省後援 地理五輪ポスター 《9月30日:産経新聞》
 高校生らを対象に地理に関する知識や思考力を競う国際大会「国際地理オリンピック」の募集ポスターで,北方領土を「ロシア領」と表記した地球儀の写真が使われていることが29日,分かった。産経新聞の指摘を受けた主催者側はポスターを作り直す方針を固めたが,大会は文科省も後援しており,識者からは「日本政府が間接的にロシア領と認めたに等しく,国益を大きく損なう事態だ」との批判が出ている。

 このポスターは,来夏にドイツ・ケルンで開かれる第9回大会の国内予選を兼ねた「科学地理オリンピック日本選手権2012」への応募を呼びかけるもので,大会を主催する国際地理オリンピック日本委員会の実行委員会が1万2千部を製作。30日から全国の高校など約3200校に配布されることになっていた。

 関係者によると,ポスターは大会を協賛する出版社が制作。制作費の約100万円は全額,共催する独立法人科学技術振興機構が社団法人日本地理学会を通じて負担した。

 大会実行委は中学や高校の地理教員,大学教授,文科省教育政策研究所の調査官ら68人で構成され,このうち10人以上がポスターの製作に携わったというが,この「重大なミス」に誰も気づくことはなかった。

発行向きに

花より

2011-09-29 07:34:51 | 広島の生活
 軽く一杯

 電話が入った。
『おめでとうっ
「ゆ~すけか?」
『・・・・』
「ゆ~君か?」
『40年,おめでとう ございましゆっ
たったこれだけの言葉だが,何よりも心が和む。

 電話の主は,神奈川県の孫であった。
パパはアメリカに出張で淋しかろうに,
優しいママと焼肉の外食が良かったのか,声が明るい。
ことばも,随分はっきりしてきた。

 家内の帰宅を待って,近くのすし屋で会食。
なじみの人と出会って,楽しい時間をすごせた。

 思いつきで花を買うこともあるのだが,S新聞のチラシにお宝を発見。
《伊予西条まつり》見学ツアーで,昼夕食付で2950円とある。
ラジオで聞いてはいたが,開催日も10月16日(日)の日帰りでちょうど良い。
先着80名とあるので,早速申し込んだ。

 花よりまつりだ。



一足早く

2011-09-27 20:42:57 | 広島の生活
  一足早い記念日
 28日で,連れ添って40年になる。
我が儘な夫であったから,いつまで保つかと周囲は心配したようだ。
事実,破綻の危機は何度かあった。
それらを乗り越えてきた,というより,
何とかやり過ごしてきた。

 だから,祝うというより,二人で旨いものを喰ってその日を迎えよう,と考えていた。
木曜の夜島に帰って,そのまま月曜の夜まで過ごす予定であった。
居宅のことで所用が生じたのと,月火と孫の学校が休みだから一緒に食事を,
という話が伝わってきたのと,4日間の島での独り暮らしも大儀になって午後帰宅。
(孫Tの運動会には行ってやれなかった)

 居宅の面倒な作業も無事に終え,40年を大した患いもせずに過ごせたことを,
近くに住むT,Sの家族4人に祝ってもらった。
どの子どもにも,世間様の親御さんのように,親らしいことはしなかったのに,
こういう場を設けてもらって,ただただ感謝。
 


島の秋-2

2011-09-27 20:32:54 | 島の生活
 独り暮らしの侘びしさ・・・

「一人になりますとのぅ,淋しゅうて,いけませんわぃ」
「お嬢さんがよく世話をなさって,有り難いじゃないですか」
「ほいじゃがのぅ,よう,怒られてばっかりですけん」

 近所のKさんは,昨年連れあいを亡くされて一人住まい。
90歳になろうかというのに,田畑を耕している。
「はぁ,米なんぞ作らんでええ,云うんですがのぅ,そういうわけにもいかんで・・・」
同じ集落に嫁いだ娘さんが,朝に晩に食事・洗濯・掃除などの世話をしている。

 叔母もこぼしていた。
「この近所は,どっこもかしこも一人住まいで,何かあったらどうなることやら」

 島に帰るのは,両親の年回忌を迎える準備で,きょうだいだけで済ませる予定だが,
庭の草取りだけは済ませておこうということだ。
狭い庭なのに,あれこれ気になることが多く,おまけに,
風呂釜の煙突がとれたところから雨漏りが,台所の流しの排水口が水漏れ,
トッポン便所の汲み取り,など,予期せぬ作業が生じる。

 畑の除草も気になるが,とても手が回らない。
手が届いたとしても,子どもたちが帰ってくる様子はない。
かみさんは,
「元気なうちに,お墓だけでも」
と言うが,墓所を移動するとますます帰らなくなるから,と知らん顔をしている。

 今回の法要も,仏壇をお供えしてあるからと,わざわざ島で執り行うことにした。
なんだか,無駄なことばかりしているような気がしないでもないのだが,さて,・・・。

島の秋

2011-09-26 23:44:47 | 島の生活
  1週間で夏から秋へ

 1週間前は,パンツにランニング,
しかも家の四方を開け放して扇風機を回していた。
 広島に帰り,台風15号の通過とともに,
朝夕はめっきり涼しくなった。
そして今回,窓を閉め切って,タオルケットに夏布団を掛けなければ寒さがきつい。
飲み物も,ビールより“焼酎の湯割”となった。

 それでも今日は,少し動くだけで汗のしたたる暑さが戻っていた。
従って,菜園で元気の良いのは垣根の朝顔と南京。
ヒョウタンのようなカボチャは初めてだが,味は不明。
甘ったるいものが好きでないので,娘の感想を聞きたいところだ。

 万葉の里・倉橋
 倉橋島は,古くは長門島と呼ばれていたようで,瀬戸内海交通の要衝。
島の北部と本土の間が,幅70mほどの“音戸ノ瀬戸”。
南は波おだやかで,奥の深い浦が点在する。
潮待ちの乗組員の無聊を慰めるために,三味線を弾く集落も残っている。
浦で最も大きいのが本浦。ここに“日本の渚百選”『桂が浜』がある。(写真)
(土佐は,桂浜=カツラハマ,安芸は,桂浜=カツラガハマ)
白い砂浜,青い松に碧い海。風光明媚なこの地は万葉集にも何首かうたわれている。
☆ わが命を長門の島の小松原
    幾代を経てか神(かむ)さびわたる
☆ 石走(いはばし)る滝(たき)もとどろに鳴く蝉の   
    声をし聞けば都し思ほゆ
☆ 山川の清き川瀬に遊べども 
    奈良の都は忘れかねつも
などなど。

 島は花崗岩=御影石に覆われ,大阪城,国会議事堂に運び出された。
それだけに,狭い土地はやせ細って,農作物といえばサツマイモ程度。
痩せ地に育つ松も,近年は松枯れがひどく,桂が浜の松も早く手を打たないと絶滅の危機にある。

 取り柄のない島だが「万葉集長門島之碑」(歌碑)や,日本最古のものとされる様式ドック,
また,造船の町にふさわしく(復元)遣唐使船などを展示した「長門の造船歴史館」,
万葉集の8首全部を刻み込んだ歌碑「万葉集遺跡長門島松原」がある。

紅斑熱に注意

2011-09-22 19:07:07 | 農業塾OB会
 紅斑熱,最多ペースの19件(中国地方今年) 各県が注意喚起
   《中国新聞;9月22日など》
 屋外のマダニ類を介して感染する日本紅斑熱の発症報告が中国地方で増加。
今年は5県で20日現在,計19件と過去最多ペース。
福山市では9月,中国地方で初の死亡例が確認された。(※)
野山や田畑に入る機会が増える秋を迎え,各県は注意を呼び掛けている。

 媒介のダニ,晩秋まで活発化も
 広島県の今年の報告数は13件。昨年9月末時点より4件多い。
内訳は東部保健所管内8件,福山市3件,呉市2件。
(他の4県は右の表による)
全国では東海地方から西を中心に計94件(11日現在)に上る。

 広島県では99年に初めて尾道市で発症報告があり,09年に報告数が急増。
08年までは県東部だけであったが,09年に広島市,10年に呉市で報告されるなど県西部に広がった。
 広島県保健環境センターは,医療従事者の間で症状が認知されてきたのが報告数増の主要因とみる。
さらに「晩秋まで暖かく,ダニの活動期間は延びている。分布が広がれば感染も増える恐れもある」と指摘する。

 治療には抗生物質の早期投与が有効だが,医療機関でもすぐに診断がつかないケースもあるという。
山林や農地では長袖の服を着るなどして皮膚の露出を避け,帰宅後はすぐに入浴するなどの予防を呼び掛けている。

※ 福山市保健所は16日,市内の70代の男性が山野のダニを介して感染し,高熱や発疹の症状が出る法定感染症「日本紅斑熱」を発病,死亡したと発表した。
 同保健所によると,男性は11日,39度の熱や発疹の症状で市内の病院を受診し,別の病院に入院。14日に死亡した。死因は多臓器不全だった。

以下は『IDWR2002年6月号』による。専門用語等,編集した。

写真は左から1.発症例 2.刺し口 3.都府県別発症数 4.月別発症数
日本紅斑熱(紅斑熱群リケッチア症)
 広く世界に分布し,わが国でも1984年に患者が初めて報告され,日本紅斑熱とよばれるようになった。
本症は,野山に入りマダニに刺咬されることにより感染する。
 本症はダニ媒介性疾患の一つである。ヒトは野山に入ったときに媒介ダニに刺咬され,感染する。
しかし,有毒ダニに刺咬されたときだけ感染する。リケッチアはダニからダニへと継卵感染により受け継がれる。
また,マダニは幼虫,若虫,成虫のいずれも哺乳動物を刺咬し,吸血する。
従って,自然界で保菌あるいは感染動物は本症の感染巣となり,動物→ダニ→ヒトの感染もある。
この感染巣として,げっ歯類や野生のシカなどが重要である。
(※げっ歯類;鑿(のみ)形をした一対の門歯をもち,哺乳類では最も種類が多く,リス・ネズミ・ヤマアラシなど)

 今後も発生地域およびその周辺では発生する可能性が十分あり,注意が必要である。
また,本症を媒介するマダニは広くわが国に生息しており,発生地域が主に太平洋側の温暖な地域に限局している理由については不明。
発生時期をみると,1998年以前は7~9月をピークに 4~11月の間に発生がみられ,夏を中心に発生するといわれていた。
しかし,1999 年以降は4月~10月に継続して多くの発生がみられ,さらに3月,11月および12月にも発生がみられた。
今後は,発生時期に地域差がみられるものの,その年の天候などの影響も受けるので,全国的に春~秋の長い間注意が必要である。
 また、本症はわが国特有の疾患であるが、同様の紅斑熱群リケッチア症は広く世界に分布しており、輸入感染症としても重要である。

臨床症状
 頭痛,発熱,倦怠感を伴って発症する。潜伏期は2~8日。
ツツガムシ病との臨床的な鑑別は困難であるが,ツツガムシ病では発疹が主に体幹部にみられるのに対し,本症では体幹部より四肢末端部に比較的強く出現する。
治療・予防
 治療には,本症を早期に疑い適切な抗菌薬を投与することが極めて重要である。
本症の予防には,ワクチンは利用できず,ダニの刺咬を防ぐことが極めて重要である。
発生時期および発生地を知り,汚染地域に立ち入らないこと,農作業や森林作業でやむを得ず立ち入る際には,
(1) 皮膚の露出を少なくしダニの付着を防ぐ,
(2) ダニ忌避剤を使用する,
(3) 作業後入浴し,注意深く付着ダニの除去を行う。
 この際,感染を防ぐためダニを指でつぶさず,頭部をピンセットなどで摘んで除去する、
 (マダニは口器が長く皮膚に深く刺咬していて,入浴だけでは除去できない可能性がある。)

敬老の日-2

2011-09-22 19:05:53 | 孫たち

 Sからのプレゼント

 島に帰る前日であったか,
市内の孫TとSが来てくれて,
6歳のSからのプレゼントがこれ。
『オばあちゃん いつもありがとう』
と読める。念のためもう一つを訪ねると,
『おじいちゃん だいせんにいっしょにいってくれてありがとう』
だそうな。
彼のプライドを傷つけたやもしれないが,『せ』『に』『よ』『て』などが左右逆で完読できなかった。
よくあることではあるが,保育所の先生も大変だ。

 先生の注釈に,
「Sとおにいちゃんと おばあちゃんとで おんせんにはいってる。
 はたけで たけのこをほった。おじいちゃんのはたけ・・・」とある。

 イモリは島の家で,バッタは大山であったが,さて,ヘビはどこだったろうか。

 ぼつぼつ道路も空く時間であろう。
家内の両親の墓参も済ませたので,島に帰るとしょう。
そうだった,「半額だったから」と貰った刺身が冷凍庫に収まったままであったわい。
25日はTの“うんどうかい”。さて,行けるかな?。
 

江戸しぐさ

2011-09-21 22:08:39 | 広島の生活
 さて,種が尽きたから休もうかと帰りかけた棚の上に,格好のものを見つけた。
許可を得て載せることにしているのだが,この人は恥ずかしがり屋なのか,
「いや,人様に読んでいただくようなものでないですから」
と,言葉が決まっている。それでいて,これは生徒保護者にいきわたるのだ。
今回は,許しを得ないで転載することにした。

 『江戸しぐさ』に学ぶ 《宗教だより;学園宗教家》

 以前,私がバイクで転倒し,ひざに怪我をしたとき,親切にも通りがかりの男性が落ちた荷物を拾ってくれて,こけている私に救いの手をさしのべてくれたのです。その時,その男性は私の感謝の言葉に対して,「お互いさま」と言い返してくれました。その時,痛みを忘れて思わずジーンとしました。
 そうした言葉遣いや身のこなし,微笑みも素敵な上品な人に時折お目にかかることがあるものです。
 当たり前のことをさりげないしぐさでされた時,新鮮な爽やかさを感じてほっとさせられます。
まさに「情けは人のためならず」 その時にいただいた優しい言動を誰かにしてあげたくなりました。

 時は変わって江戸時代,歌舞伎,落語,浮世絵など,ニッポンを代表する伝統が生まれた時代です。
 お互いがさりげない心配りをしあい,思いやりのある言動を実践していた時代があります。
 文化・文政の頃の百万都市 江戸。言葉も習慣も違う人々が全国から集まった異文化のるつぼでした。
 多種多様な人々が,その狭い地域でトラブルを未然に防ぎ,お互い安心して気持ちよく暮らせるようお互いを尊重しつつ,人間関係をいかに円滑に過ごすかということが最重要課題でした。
 そこで,江戸商人のリーダー達が考えて作った行動哲学・マナーを特に「江戸しぐさ」といいます。

傘かしげ
  雨の日に人と人とがようやくすれ違えるような狭い路地を歩いていて,
 向こうから人が来たときに,すれ違いざまにお互いの傘を外側に傾け,
 雫がかからない配慮。
こぶし腰浮かせ
  乗合船で後で乗ってきた客人に先客達が,こぶし分 腰を浮かせて詰め合わせる配慮。
うかつあやまり
  また,人の足をうっかり踏んでしまった時,踏んだ人が謝るのみならず,踏まれた人が,
 「とっさに足を避けることができなかった私もうかつ(不注意)でした」と
口に出さずとも会釈や眼差しでその場によい空気を作れる大人の態度をいいます。

 (こぶし腰浮かせ)などは自分の席を譲るのではなく,
皆がこぶし一つ分ずつ譲れば一人分の席が空くというんですから,結構実践しやすいですね。
 「人はすべて仏様の化身と考えているから,この世に住む人は皆ご縁がある人と考え,
お互いに助け合い,いたわり合うのが当然」
というのが,これらの」「江戸しぐさ」の根底に流れているんです。

 では,現代の日本はどうでしょうか。
 眠ったふりをしてお年寄りに席を譲らない若者。狭い電車内で足を踏んづけたりしても知らんぷり。
 まるで江戸時代とは正反対です。

 これらの「江戸しぐさ」が最近見直され,一流ホテルの社員研修やディズニーランドでも接客の心得として活かされていると聞きます。東京ディズニーランドが楽しいのは納得ですね。
 情け容赦なくグローバル化が進む今日の日本にあって,「江戸しぐさ」は世界に誇れる日本の社会的資源ではないでしょうか。
 皆さんも他人に迷惑をかけず,思いやりの心をもって街中で振舞うということを,「江戸しぐさ」に学んで実践してみませんか。

敬老の日

2011-09-20 23:49:53 | 広島の生活
  孫からの?プレゼント
 20日(月)も午後になって,家内からの電話。
「せっかくの連休に誰からも誘いがない,今から帰ろうかしら」
「Y(娘)が,手伝うことがあれば,と聞いていたけど」
どちらもその必要はないからと断った。
しばらくしたら,
「なんで3歳の孫からワイン?」

 月曜日は仕事がないからすっかり記憶になかった。
また敬われるようなこともないから敬老の日は縁遠い。
台風15号の影響か,またも雨模様となってきたので早々に帰広。
なるほど,神奈川のゆ~君からワインと朝鮮人参酒,それに富士山チョコレート。

 ちょっと前のことだが,
世羅からは幸水梨が届いたので電話をしたところ息子が出て,
それは,かみさんがやってくれたんだろう,と言う。
県央の吉田町の男性と一緒になっている姪は,
これを言付かったからと20世紀梨と,“貰い物”のビールを届けてくれていた。

 今時の若者は,周りの人の名を騙って,上手に人付き合いをするようだ。

ラジオが,65歳以上の人口が23%と伝えていたようだ。
結局は死ぬ,そのために生まれ,そのために食べ,生きている。
思えば不思議な「生」だが,残りの人生,周りに迷惑を掛けないようにしなければ。
そう思いながらも,そこはそれ,俗人の性,
早く帰広したこともあって,二人してスーパー銭湯へ。
一寸だけ一杯やって,深更までゆっくり湯に浸かった。

 12号に続いて,台風15号が各地に甚大な被害をもたらしている。
被災地の皆さまには心からお見舞い申し上げます。
このようなときにブログを書くとは如何なものかと思いつつも,メモとして。

罰当たり?

2011-09-19 23:58:37 | 島の生活
 いい加減な除草
 島に帰る前夜から首が痛い。
「痛い」というより,首が左に回らない。
ともかく帰宅し,お仏飯をあげて,翌朝目覚めると首の痛みは消えている。
そういえば,先週はご飯を炊かずに済ませ,
仏前には従兄の嫁さんのくれたイチジクをお供えしただけであった。

 ところで,「市に吸収合併されて,最近は路端の除草が行われない」
と書いたが,先週からぼつぼつ除草が始まっている。
ところが,雨も降っていないのに路面が濡れている。
除草はしたものの,後始末をしっかりしていないから,
“切りくず”が先日来の雨で寄せ集められて溝を詰まらせたのだ。

 こうした箇所が随所に見られる。
カーブの多い島の下り坂では,危険この上もない。
業者が悪いのか,市がチェックを怠っているのか。
「人口に比例して予算配分されるから何かと後回しだ」と
従弟が嘆いていたが,島は何かと損をしている。