小島と広島と私たち

島爺の倉橋島での農作業と,
広島を中心とした孫たちとのくらし

ドラム缶といっては失礼だが・・・

2008-08-31 01:37:45 | 広島の生活
       たまのテレビもいいもん   か

 18日にかみさんの上京と交代で帰広して以来通院,彼女が帰宅したら島に帰る予定であったが,天候が不安定なのでそのまま滞在。その間,白木農園の作業(そばの播種)が順延となったためにとうとう8月は広島で過ごすことになった。
25日は予定通りトマトの作業。27日(水),白木作業の予定が雨で中止。帰島する予定が,かみさんが帰ることになって出迎え。T/Hさんに倣って,秋・冬野菜の準備をするべく帰島を予定していたが,1・2日帰ったからといって何も出来ないでしょう というかみさんの教えに従って,気になりながらも逡巡。先日の驟雨で家の間の樋が溢れたこともあり,今日は縦樋を追加。夕刻の雨で,帰らなくて正解であったと自分を慰める。買い物から帰宅後,久し振りにテレビをつける。

 見たような顔だが誰だろうと注視すると,ぬあんと,松阪慶子さん。ドラム缶といっては失礼だろうが,まあ,ビア樽に手足を付けたよう。ん!,ミッキー・カーチスに平尾昌晃に,あれは落語家の息子か?。平尾昌晃は確か4歳年長のはずだが,さすが遊び人は年をとらないなあ。森光子が米寿!。いくら「東京キッド」だからといって,歌わしてはいけないよ。結婚して太った姪かと思って観ると,天童よしみでないか。ほっぺにあんパンを入れて,宍戸錠のまねをせんでもよかろうに。

 50年前か。誰だっけ,あんなことを言ったのは。
「今夜,どうするんじゃろう?」
「わかっとルじゃないか!。『殿下,いとうどざいます』よ」
昼間から「おまえ一杯飲んでるんじゃないか?」と言われるくらいだから切に失礼はご容赦願いたいが,N.H.K.も酷いことをするものだ。

 私は,庭に生えている花も,花瓶に生けた花にしても,気がつく範囲で,盛りを過ぎた花は摘み取ることにしている。そのときが美しかっただけに,衰えた姿をさらすのは申し訳ないと思うからだ。
人は?,生そのものが美しくない人が多いのだから,最期に輝くことは大いに期待できることで,全うすることが当然であろうと思う。

 俳優は,歌手は,私からすれば華だ。それだけに,いつまでも美しく(あこがれの存在で)あって欲しいと思う。華は,生花の花と異なって,美しく老いることができるはずだ。衰えるにしても美しく老いて欲しいし,その努力をしていただきたいと思うのは,欲張りだろうか。

 ひょっとしたら,
『あなたも紅白に出ること可能です』
という啓発番組だったのだろうか。

 広島にいて,雨が降るのは困ったもんだ。暇で,しようがない。 
  


農家はこれでやっていけるの?

2008-08-29 19:03:35 | 広島の生活
       消費税を上げてはどうか?ただし・・・

 かみさんが留守にしていたある日,出入りの八百屋さんから電話。梨が安いがどうか という。世羅かと問うと,山口産の幸水梨が4個で300という。
幸水梨に初めてであったのは40余年前の世羅。随分値の張る梨だが買い手がいるのだろうかと気遣ったら,大阪市場が対象だという。地元ではいわゆる傷物を食べていたが,確かに果汁・旨味・甘みたっぷりでおいしかった。 
 冷蔵庫で冷やした梨は小振りではあったが,まあ,それなりにおいしかった。それにしても安い。

 農業塾OB会のMさんは梨部会に所属していたが,仕事がしんどいので一時休部したという。剪定・除草・受粉・摘果・消毒・袋掛け・収穫などの作業が追いかける。片道30Kmの距離を走っての作業の厳しさが思いやられる。
薬剤・肥料問うも値上がりして,1個あたり75円とはしんどい。私の場合は無人の実家があるから,草藪にするわけにはいかないからという義務感でかろうじて続いてはいるが・・・。

 27日,28日の新聞紙上は農水相の事務所費問題が大きく報せられている。農水省はここ2・3年事務所費問題,絆創膏を貼った農相など絶えず紙面をにぎわして解決をみないまま今に至っている。その記事と一緒に,営農の再開に交付金230億円とか,自給率向上に3025億円の予算要求などの記事が載っている。水産業関連では燃油高騰の対策費220億円も計上しているという。
さて,どうもよく分からない。その場しのぎの人気取り政策といったら,言い過ぎだろうか。

 盆に帰郷した長男家族と食事に出たところ,刺身のつまの野菜を残している。あれ(吉兆)以来,どうも拒絶反応が出てしまう,という。中間業やサービス業の不祥事で泣いているのは1次産業従事者だ。資機材は値上がりし産物は値下がり。
燃油高騰で泣いているのはトマト・ミカン・花卉栽培などの農家も同じこと。重軽油・灯油は産業の基礎と考えて,石油取引税も消費税もなくしてはどうだろうか。野菜を初め出所明らかな生鮮野菜や,農水関係の資機材(農薬・肥料等を含む)ももちろん消費税0。

 一部を下げるとその補填はどうするのという問題がついて回る。他の物品の消費税を上げればよろしい。少子高齢化時代に備えて物品税を導入し,全国民に公平に負担を,ということであったと思うが平等の不平等の最たるものが消費税ではなかろうか。
簡単に言えば,消費税を廃止して物品税に戻せばよいではないか。

 小泉首相誕生のとき,国会では40万円のスーツ代をあなたも貰ったろうとか,記憶にないとかにぎやかだった。へーそんなものかと寒心したものだった。昨年の暮れ,全国の高校生に(恐らく中学生にも)クリアファイルが配布された。『世界の消費税(付加価値税)138カ国』と印刷されたもので,全国間接税会総連合会という団体が作った(平成19年9月)ものらしく,広島国税局関税会連合会の銘も印刷されている。主要国の中では,日本とカナダが最も低い5%と,色鮮やかに示されている。「来年の9月までは消費税を上げるとはいいません」と分かったような分からんことを言っていた当時作られたものと思うが,配布したいとは見え見えだ。あの人は突然に辞任(そのことによる損失は37億円と報ぜられた)。福田さんも増税を出したり引っ込めたりしている。

 たとえば,150万円未満の乗用車は5%(軽自動車は3%。軽トラックは0%)
      150万円以上300万円未満の乗用車は,10%
      ・・・
      1000万円以上の乗用車は,30%
等とすればわかりやすい。1000万円の車を購入する人は,それが1050万円でも,1300万円でもステータスシンボルとして乗るわけだから購入をあきらめることはあるまい。所得税も然りだ。
酒にしても然り。企業は販売が伸び悩むとなると,汗水垂らして,発泡酒や第3のビールまで開発する。霞ヶ関では,売れ筋商品の酒税をいとも簡単に上げてしまった。
 せっかく空調の効いた部屋で,接待タクシーの送迎つきで仕事をしてもいいから,庶民を泣かせない税の工夫を机の上でやって貰いたいものだ。また,政治家もそれを求めていただきたい。 
  


はみ焼酎(マムシ酒)

2008-08-29 13:12:17 | 島の生活
       毒は毒で制す

 「白木農園便り」という,仲間内のブログに,つい「はみ焼酎,または生きたマムシが欲しい」と書いたところ,すぐさま反響があった。曰く,出雲大社には沖縄の海蛇を奉じている,曰く,あんたはこの間マムシを捕獲して知人にやったといっていたではないか,と。

 マムシが欲しい理由はこうだ。
島の家で7月28日,寝苦しさに寝返りを打ったとたん,右ほほをチクッとやられた。ムカデか何かのたぐいだろうと思うが,さてこまった。薬がない。以前,除草作業中にアシナガバチに刺され,モミジのような手がグローブのように腫れ上がった覚えがある。思案していて想い出したのが職場の同僚の体験談。
チェンソーでウルシを切っていてかぶれたが,はみ酒を塗ったらずいぶんと早く回復したという話。彼も一つ西の江田島の人間。
あったあった。父の残してくれたはみ酒がジュースの瓶にほんの少し。
翌朝,晴れもかゆみもない黒い顔が鏡に映った。やれやれ,事なきを得た。

 島にも虫がいっぱい。ハチはトイレ脇にアシナガ,先日は堀切倉庫にクマバチ。ムカデはもちろん,山畑には枇杷の葉や石の下には必ずといっていいほどいる。
子どもの頃,天井から青大将が降ってきたことがある。先日も花壇で1匹休んでいたが,娘が嫌うからこのことは誰にもいってない。隣の田圃では,一度従弟がマムシを退治している。今年,毛虫は少なかったようだが柿やフキには油断できない。上杉鷹山のように植えなくても,ウルシは増殖する。田舎で,はみ酒は必需品というわけだ。

 十数年前,ある学校で千代田町からよく太ったマムシを持ってきてくれて,泥抜きをした後焼酎を注入したところ,翌朝,子どもが5~6匹生まれていたことがあった。生物教室に寄贈したが,今更返せとは言えない。それに,私はヘビが苦手だから。
 だが,欲しいときには手に入らないものだ。

 はみ酒は切り傷によく効くといわれるが,虫さされには,ムカデがいいともいう。黒と赤の2種いるようだが,赤ムカデだったかなあ,ごま油に漬けておくといい,と,聴いたような気がするのだが・・・。
どなたか,正しい情報を教えていただければありがたい。 
  


温暖化で早産!

2008-08-29 13:08:17 | 広島の生活
       異常気象か?はしたない雨の降り方

 久し振りに帰宅したかみさんとお客さんの会話。
「長いこと休んじゃったねえ。どうしたん」
「次男の所に孫が生まれてね。3週間の早産であわてたんよ」
「うち(私)の知り合いも,随分早産だったみたい」
「今夏は早産が多いみたい」
「暑いから早く生まれるんかねえ。これも温暖化の影響?」

妹との会話
「“女の子ばかりでどうなっとるん”と思ったら,うちの孫にも女名前が付いているの。考えたら,お母さんの名前よねえ」
新生児室の名札の話でした。足にもバッチリ,マジックでの記名がありました」

“富士山の初冠雪,94年ぶり最速記録更新”という。8月9日のことだったようで,平年より53日早いという。3週間もたってなぜ?と記事を読むと,最高気温の後の冠雪を“初冠雪”というらしく,今夏はもうこれ以上暑い日はなかろうということらしい。
なるほど,厳しかった暑い夏も,お盆が終わって朝晩は急に涼しくなった。

 それにしても今朝(28日)の雨もすごかった。雨音に睡眠を乱されたが,岡崎市では1時間に146mmの豪雨であったという。東海地方は大変な被害のようで,言葉だけで申し訳ないが,お見舞い申し上げます。当広島地方では雨らしいものも降らずに推移してきたが,7月末からは週末には降雨が観られるようになり,白木農園の作業も延び延びになっている。
 ただ,雨の降り方が,昔のようにしとしと降ることが少なく,神戸で死者を出したときのように,集中的な豪雨となっている。もう45年以上も前になろうか,屋久島ではしけに乗り込むと同時に痛いような大粒の雨の歓迎を受け,滞留中の2週間ずっと雨に見舞われたが,あのときのスコールを想い出させる。
山は荒れ,都市近郊では宅地開発で,雨水は地面に吸収されることなく急速に流れ下りるから,下流域での被害が甚大となる傾向になる。

 今回の雨は,広島地方東部でも“観測史上最も多い雨”と報じられている。荒れた山には,熊や猪に鹿,カラスでさえ住みにくいようで里に下りてきている。平成の大合併で市や町ばかりになり,周辺地域では義務教育の学校でさえ統廃合でなくなり,暮らしにくくなっている。
かけ声ばかりで具体的な方策は何ら打ち出されなかったが,“美しい国日本”を取り戻すことはもう出来ないのだろうか。
  


石と石頭

2008-08-29 09:07:05 | 私見
       雨の広島市内観光は,ちょっと注意

 「ごつっ」か「どさっ」であったか憶えていない。とにかく後頭部を打ち,一瞬目の前が暗くなって起きあがれなかった。ちょうど通りかかった中年の男女2人連れが「頭を打ったようだが大丈夫か?」と,手をかしてくれた。

 広島市内は原爆ドームの近く。島病院の前。
先ほどまでの雨は小雨に変わり,かみさんを病院に送り,路側帯に車を止めてほっと一息。急いでいたわけではない,普通に歩いていて,【石碑(モニュメント)】の前で滑って転倒したものだ。歩道は車道に向かってわずかに傾斜しており,濡れた石碑の前の敷石で足を滑らせたものだ。
仰向けに倒れかかり,とっさに右肘と左手で身体を支えようとしたらしいが,頭は石碑の説明版に当たったらしい。しばらく車の中で横になって休み(軽トラでなくて良かった),ようやく帰宅。
外傷はないが,左肩・首筋が痛む。右肘に骨折はないようだが,いまだに肘のつけるような状態にはない。尻は後部を打撲したため,椅子には座れる。

 朝4時過ぎ,激しい雨音に目を覚まし,よくも石碑の角に頭が当たらなかったものと,ぞっとすると共に幸運に感謝。昨夜は2個の缶ビールとちょっとのブランデーで済ませたためか,いまのところ頭には障害はないようで、こうしてパソコンが使える。

 ところであの敷石。つるつるに研磨して美しいが,滑って転ぶのは私だけでなかろう。滑らないように工夫して欲しいものだ。それとも,通り過ぎるのが悪いのであって,必ず立ち止まりなさい ということなのだろうか。

※被爆施設等に関する【石碑(モニュメント)】 
 1945年8月6日午前8時15分,広島市に原子爆弾が投下された。この3日後の長崎投下を機に太平洋戦争(第2次世界大戦)の終戦を迎えることになるが,両市街地とも焼け野原となり,数十万人の人々が犠牲となった。戦後63年が経過したが,いまだに2次被爆,胎内被曝等で多くの人たちが苦しんでいる。
主立った建造物(世界遺産に登録された原爆ドームなど)や遺物には,当時の状況を伝える説明版=石碑(モニュメント)が設けられている。石碑は赤い御影石で作られ,その前には佇んでまたは跪いて読めるように同色の石を敷いている。
原子爆弾は島病院(現・島外科)の上空で炸裂したとされている。
 
  

天使にラブ・ソングを・・・

2008-08-24 07:29:26 | 広島の生活
       島と街の生活

 ついチャンネルを切り替えると,この音楽は?,えっ!ジャン・ギャバンじゃないか。ん!『地下室のメロディー』。録画は・・・わからん。今夜も 眠れないか。

 島では,日の出と共に起きあがるか,シャワシャワというクマゼミの合唱に睡眠をじゃまされて起きるか。ご飯を炊いたときには仏前にお仏飯をお供えして・・・,一杯やりながら本を開いて,深夜便を聴きながら眠りにつく。
広島では,ケーブルテレビを引いたのが間違いのもとだった。
かみさんはといえば,通販の番組を観ては物件を物色している。おかげで宅配便のお兄さんはどの時間帯には誰が(といっても2人だけだが)どこにいるかを把握している。今日だって,哲ちゃんの奥さんからのビールまっすぐ私の所に運んでくれた。
第2の失敗は,どこかのチャンネルで洋画を放映しているから,つい引き込まれてしまう。「小人閑居してテレビに釘付け」といった案配で,孫まで「ディズニーは?」とチャンネルを奪う。
今日も父の病院から帰ってリモコンを持ったのが運の尽き。またあれをやっているではないか。「天使にラブ。ソングを・・・」。この映画,何度目だろうか。丁寧に「2」まで一挙上映。かみさんがいたら,いいかげんにしたら と言うところだが,まだ帰る気配はない。

 中学生時代は,3ヶ月に3本であったか,1ヶ月に3本であったか,とにかく1本20円でいわゆる『推薦映画』を観る機会が与えられた。市内電車の運賃が11円の頃であったと思うが,今で言えば300円相等か。ん?,料金からすれば3ヶ月が正しかったかな?。学生時代は100円札1枚でバスの往復料金とコーヒー代がちょうどだったから,よき時代だった。

 脇役のナースでなかった,ふとっちょのシスターと,「(題名を忘れた)ソドラファミドレ」の主演女優に似た彼女,よかったー。

  


○○とビールは

2008-08-24 01:39:41 | 広島の生活
       四角な桃の味は・・・

 次男の所に孫が生まれるというので,藤沢市に発ったかみさんと入れ違いに島から帰宅。2週間近く彼女と会っていないが,冷蔵庫を覗くと,サイコロ状の物体が数個ある。果肉の部分6面を削り取られた桃の種だ。他に果物が見つからないから仕方なく食す。まずまずの味。

 かみさんから電話。
「M(次男)が,冷蔵庫にビールを冷やしておいたから というので開けると,とどこおりがあるの。確認すると2002年もの。まずいったらありゃしない」
桃のたたりじゃあ!。
物持ちがいいというか,立派なものだと感心する。それでいて,節目には私にアルコールを贈ってくれる。

 私の家系は,私以外は酒を飲まない真面目一族。義兄でさえ,ビール1~2杯で真っ赤な顔になってふうふう言っている。
ひきかえ,かみさんの家族はいくらでもいけるクチで,つきあいきれない。
 
 樽に貯蔵する葡萄酒等と違って,加工したアルコールは新しいものに限る。おいしい間に と思ってついつい飲み過ぎてしまうのが問題だが・・・。
 葡萄酒で忘れられないのが,K君のくれたワイン。もうかれこれ35年も前の話になる。たいそうな菰に包まれた一品は商社勤務の彼らしく,いかにも高価そう。もったいないからつとしばらく保存して,頃合いをみて開栓。
K君に悪いことをしたね,酢になってしまった といいながら,どぼどぼと二人して畠に流した。
後,英・仏に旅することがあって初めてワインの味を知り,惜しいことをしたと思ったが後の祭り。当時は「赤玉」とか,「白球」しか知らなかった故勘弁していただこう。
 ただしあのことは,いまだにK君には言えずにいる。
  


 ソフトボール

2008-08-22 17:27:31 | 島の生活
       さめた夏に 熱いソフトボール

 島にいてはテレビを視聴することはほとんどない。テレビを観ていては何も出来ない。雨に閉じこめられたり,夜の時間には,一杯やりながら新しく求めた本や,書棚のわずかの本の中から気に入ったものを引っ張り出しては読みふけるkとが多い。ラジオは,畠にいるときも屋内のときも常に鳴り響いている。特に夏休み・春休みの「子ども科学相談」などは,先生と子どもの『掛け合い漫才』を聞くようで,つい耳をとられてしまう。
 
 ただし,絶叫調の番組は苦手で声は流れているが,カラスの鳴き声のように右から左へと流れている。高校野球もひいきチームの放送には耳を傾けることもあるが,今夏はラジオの音量も絞り気味であった。アナウンサーの「○○してしまいました」という言葉はどのように聞いてもうなずけないが,解説者の言葉に救われる。彼らは決して結果を責めようとはしない。そこに至る過程(心理)を探ろうと心掛けている。ようにみえる。アウトサイダーとインサイダー(かって,あるいは今も指導者)の違いが表現に表れるように感じられる。

 そういうわけで,オリンピック放送にもどうも遠ざかっていた。11PMの時代ならまだしも,歌の文句でもあるまいし「みえそうでみえない」コスチュームとやらも興味はない。一つを除いて。
21日(木)のパソコン同好会の研修後は,車中でソフトボールの決勝戦を聴きながら帰った。水入り後は,一杯やりながらが年を見つめることになったが,手の方がおろそかになってしまう。十分に楽しませていただき熱い感動をもらった。

 2戦2敗の相手であるし,正直な気持ちが,到底勝てるとは思ってもみなかったのだが・・・。
個人ゲームと異なり,チームとして臨む場合は,構成する個人個人がその時に最高の状態になるようにもって行かなければならないし,読み引きだすのも大変だ。指導者・支援者の苦労ははかりしれない。さらにメンバーがいくら注意しても避けきれないことが起こる。
 年末恒例の京都・全国高校駅伝大会。20数年前のことだが(2°08'40''で優勝する数年前),その年最強といわれた世羅高校が食中毒であえなくダウンということがあった。
今回の金メダルは,それらすべてを克服しての快挙。誠にすばらしい。
ソフトボールチームおめでとう そして多くの感動をありがとう

 高校駅伝で想い出すのが,マラソン出場の尾方剛君。広島県常勝の世羅高校を破って,熊野高校を県代表に導いたのがかれ。24日(日)のマラソンは(哲ちゃんの法要で観戦できないかもわからないが),アフリカ勢を抑えて,ワン・ツー・スリー
とはいかないまでも,金を含む全員入賞の夢をかなえていただきたいものだ。
がんばれ 尾方剛,佐藤敦之,大崎悟史!
 
 
  


少子化対策の責任は果たした

2008-08-21 16:27:20 | 私見
       孫は 今のところ男ばかり5人

 2・3日すれば退院するから来なくていいよ,と息子が言う。犬のお産でもあるまいにと,とりあえずかみさんを向かわせることにする。

 破水したらしいと電話を受けたのが,18日の午後。重陽の節句の頃が予定日と聞いていたから,20日ばかり早いことになる。初産だから敬老の日か秋分の日くらいだろうかとタカをくくっていたが,少し予定が早い。昨年のお盆のとき,2人とも30歳を過ぎていることでもあるし,先に子供を作ったら,とはいったが,あの二人は素直だ。遅い1月の結婚で,9月予定が8月とは,することは早い。とにかく無事を願うだけだ。

 19日午前2時。
無事に男児誕生。母子共に健康 との報を受ける。
長男に2人,長女に2人,この度次男に1人と,合計5人の孫はすべて男児!。私の両親は既にないが,別世帯とはいえ13人の家族となった。

 6,5,4,3 歳と毎年黒いランドセル。一息ついて0 歳の黒いランドセル。
どの家族が賞金のついた赤いランドセルを求めるのだろうか。
 
  


お盆が終われば秋

2008-08-21 15:39:03 | 島の生活
       セミの声も・・・

 通りがかりの人が話している。
「セミの声が小さくなったね」
8月上旬までは律儀にも,5時には柿の木にやってきてシャワシャワと夏を謳歌していたセミも,盆頃からは訪問が7時頃にさがり,その数も少なくなっている。午後はミンミンゼミとツクツク法師がクマゼミを圧倒している。

 シャワーも水道水の方が心地よかったもの,温水でないと耐えられなくなっている。相次いで長男の家族と娘の家族が墓参に来てくれたが,水不足で菜園場の作物も持ち帰らせるようなものはない。
トウモロコシはしわしわで,結局そのまま抜き捨てることにする。料理教室では見事なHさんのブルーベリーをご馳走になったが,我が家のものは小さく萎縮して食するに値せず。おまけに木も枯れかかっている始末。
わずか生きながらえていた枝豆を一瞥して,「近所でいただいたものがあるから」と『遠慮』したが,娘は持ち帰ってくれた。
 暑さを好むゴーヤ(ニガウリ)も枯れ,わずか残った1本も接ぎ穂は枯れ元根のカボチャらしきものが細々と蔓を伸ばしている。朝顔のオ-シャンブルーでさえ,平年の1/4ていどの花を元気なくつけている。ミカンも小振りで期待薄だ。

 どうにも元気のでないことだが,孫たちが虫取り・花火・バーベキュー・盆踊りなど楽しんでくれたことを力に,来季に期待しよう。