小島と広島と私たち

島爺の倉橋島での農作業と,
広島を中心とした孫たちとのくらし

料理教室-1

2012-05-30 19:39:29 | 農業塾OB会

 初めての料理教室

 今日は私の参加する第1回目(通算36回)の料理教室。
新入生は私を含めて二名。
もう一方のUさんは,洗濯機を使ったことも,まして
ご飯を炊いたこともないという見上げた方。
だが,観察者によるとキャベツを切る手つきは中々のものであったとか。
会員22名のうち,本日の参加者は17名。
講師はJA広島市・ふれあい館のKさん。
生徒と指導者の年の差は爺婆と孫ほど。

本日のメニューは,
A:豚肉と筍のオカか炒め,B:春キャベツのネギ醤油
A:豚肉と筍のオカか炒め
<材料(4人分)>
 豚(切り落とし)・・・・300g
 茹で筍・・・・・・・・・・・・300g
 削り節・・・・・・・・・・・・1パック(5g)
 赤唐辛子・・・・・・・・・・1本
<調理>
 1.豚肉は一口大に切り,酒,片栗粉(各大さじ1),塩,こしょう(各少々)で下味をつける
 2.筍は根元は5~6mmのいちょう切り,穂先は薄切り
 3.フライパンにごま油(大さじ1/2)を熱し,筍,赤唐辛子をよく炒めて取り出す
 4.このフライパンにサラダ油(大さじ1)を熱し,豚肉を強火で炒める
 5.肉に火が通ったら,筍を戻し入れ,醤油(大さじ1+1/2),酒,みりん(各大さじ1)を加え,手早く炒める
 6.仕上げに削り節を加えて絡める
 ※ ・ごま油は,香り付けとしてグー
   ・片栗粉で旨みが封じ込められる
   ・豚肉は3枚肉でも良さそうだ

B:春キャベツのネギ醤油
<材料(4人分)>
 春キャベツ・・・・・・・・400~500g
 卵・・・・・・・・・・・・・・・・2個
 長ネギ・・・・・・・・・・・・1/2本
<調理>
 1.キャベツは大きめの乱切りにし,たっぷりの熱湯にさっとくぐらせ湯通しする。
   ざるに取り上げ水で冷やし水気を絞って器に盛る
 2.卵は容器に割り入れておき,1の湯に静かに流し入れる。
   表面が固まる程度に火を通し,キャベツの上に載せる
 3.フライパンにサラダ油(大さじ1/2)を熱し,ネギ(粗みじん切り)を炒める
 4.香りが出てきたら,醤油(大さじ2),酒(大さじ1)を順に加えて煮立たせる
 5.4のネギは卵の上に載せ和えて食べる
 ※ ・キャベツはざっくりと包丁を入れ, 手でちぎった方がうまそうだ(私流)
    茹ですぎてげんなりさせないように。シャキシャキ感を残せ
   ・湯に卵を流し込むときは,箸で湯を軽く回転させておくと,中央に集まる
    (このとき沸騰させない方が良い。
    落ち着いたら穴あきお玉などに載せ温度を上げる)
   ・個別に盛りつけるため,卵は一人1個とした
   ・もう少し早い時期なら,生わかめを湯通しして加えると,良いがなぁ
   ・今回はYさん持参のトマト,キューリが加わって彩りが良くなった
   

 お互いに遠慮の無い仲間。還暦を迎えれば子どもに返ると云う通り,
半世紀も料理を作り続けた女性(?)も,「先生」,「先生」と賑やかなこと。
 島では煮物,焼き物が主。
Bの“春キャベツの(ネギ)醤油”は早速に島での一品になりそうで良い勉強をさせて貰った。

 料理教室の様子は,白木農園だより晴耕雨読中農日記等にも掲載される。

 月1回の料理教室,次回は6月27日,7月25日,8月29日と続く。

生徒となる

2012-05-29 23:58:36 | 広島の生活
 男の(?)料理教室

 1週間も広島にいたことになる。
木曜はパソコン教室,土日は家族との付き合い,
そして明日(水)は料理教室に参加する。
空きはあったが,何かとあってつい滞在した。

 白木農園OB会の会員で,万一に備えてこの会・料理教室が発足したのが3年前。
平日の昼間に開催されていたため参加できなかった。
また,週に1,2日の島での食事はご飯と味噌汁で十分との気持ちもあった。
だが,島の生活が長くなれば何か工夫もいるだろう。

それにしても,
「残り物を持ち帰ったら,評判が良かった」
との話は耳にするが,
「レシピ通り作ったら家族から好評を博した」
という話はついぞ聞いたことがない。

要は,『万一に備えて』,ではなく,
『自分の方が早く逝くから,ポーズは作るが料理は作らない』
連中ばかりと見える。
今回誘われて入会することとなった。
みなさんと同じこと,
“女もすなるという料理を 男もしてみんとて”
ということで,仲間に入れて貰うことにしたわけだ。

フェンスにゴン

 自宅近くのマンションの案内が郵便受けに入っていた。
15階建てで,残り3室とある。約33,000,000円の物件。
あるところには有るものだなぁと感心した。

 近くの焼き肉屋から“ドリンク6杯無料”の案内につられて
かみさんの帰りを待って出かけた。
歩きながら,これも大きなマンションだなあ。
“ゴン”
フェンスに額をぶち当てた。

 誰だったか,先日のゴチ網漁でも,メガネを飛ばした人がいた。
これで人のことは笑えなくなった。
絆創膏を貼ってより不細工な顔になったが,なに,
このブログを読む仲間は少ない。
適当に言い繕えば,すんなり通るだろう。

 さて,ビールの無料券。
カラオケで同じようなケースで,
「これ,発泡酒だろう?。ちゃんとビールを注いでよ」
と言ったところ,
「それは別料金です」
ということがあったとか。

 どうも今回のビールも,味が悪かった。

石けんとシャンプー

2012-05-29 20:09:58 | ひとりごと
 昔人間は石鹸に限る

 “老人性の皮膚疾患か?”と思って皮膚科を訪ねたのは数年前。
“かぶれ”てもいないのに,時々からだがかゆくなる。

 先生は簡単に片付けた。
「洗い過ぎだよ。
特に化繊のタオルなどでごしごしこすると,
皮膚の脂肪分がとれるからこうなる。
垢が付いたって死にゃぁしませんよ。
タオルで軽く洗えばいいんです。
昔は,良くって2,3日に1回の入浴だったでしょう」

 田舎では石鹸を使うが,広島ではボディ・シャンプー。
こいつは量が分からないから,つい,何度も化繊タオルに塗りつける。

 先生の一言で納得。
爾来,私用には石鹸を常備。
泡立ちが良いので,つい化繊タオルを使うが,
横着者の私は入浴回数もこだわらないことにした。
汗をかけば,シャワーで簡単に済ませることが多い。

 皮膚は,快調である。

銭湯巡り

2012-05-28 23:58:29 | 広島の生活
孫とスーパー銭湯へ
 
 26日(土),かみさんの車のこともあって娘家族が来た。
孫たちは家内のお好み焼き,私らは近くの回転寿司へ。

 翌日は,孫を連れてドライブに。
主たる目的はスーパー銭湯。
途中,孫のために県央の“福留湖”へ。
私の最後の勤務先がこの地の北部にあったから,
通勤箱の側を通ったものだが,当時は工事中。
完成なって訪ねたのは初めてのこと。

 
 これより40年も前に完成した椋梨ダム(白龍湖)にはゴルフ場しかないが,
ここには,芝の広い広場,グランド,遊技場,キャンプ場が揃っている。
グランドではジュニアサッカーの大会,ほかは多くの家族が楽しんでいる。
道の駅も併設しているから,家族連れにはもってこいだ。
 二人の孫も,爺婆を置き去りにして探検に出かけた。

 遊具でひとしきり遊んできた孫二人は,
意思かなわずはぶてたりしながらバドミントン,
ボールケリをやっている。爺婆は置き去りだ。

 帰り道は,“玉椿の湯”というスーパー銭湯へ。
小3のTは爺と男風呂へ,小1のSは婆と女風呂に。
露天では広島カープの試合を中継・放映していた。

ああ,カープ?
あの日(日)は,いつものように4:1を⒐回に追いつかれて引き分け。
そして今夜は,いつものように先行されて,井口選手の200号メモリアルアーチに完敗=乾杯!

そして・・・

2012-05-27 23:47:58 | ひとりごと
 そして誰もいなくなる

 野天風呂で3:0。えらく今日は順調だな・・・。
脱衣場で3:1。やっぱりか?。
休憩室で4:1。
隣の男性A「今日は大丈夫そうやな。昨日は勝つ試合をわざと負けてからに」
(・・・そうはイカのチンチン,と思いながらうとうと・・・)
隣の男性B「星野じゃったらとっくに代えちょるところを・・・。バカが・・・」
帰路は山中にてラジオ放送聞こえず,安心して帰着したが・・・
 
 先日の交流戦,広島カープは4:0から最後の1イニングで逆転負けを喫した。
試合後,野村監督は記者の問いかけを無視して黙って足早に去った。
“エラーは責めない。力・技で取り返せばいいのだ”が持論だと聞く。
よほど腹に据えかねたのであろうが,一言あっても良かったのではないか?
“(7回まで好投した)マエケンに済まない”
と。
この,ねぎらいと反省の言葉が聞かれなかったから,
「これでBクラス決定」と私は感じた。

 広島は幾多の名選手を育ててきた。
だが,その殆どは戦う十分な力を持ったまま去った。
彼等はことごとくしっぺ返し(恩返し)をしてくれた。
彼等を移籍させたのも,帰らなくさせているのも球団。
かって(セ・リーグのある球団で)
“こんなアホな(フロントの)球団ではやっていられない”
の名(迷)言を口にした選手がいた。

 広島の選手は紳士だから,こんなことは言わない。
だが,請われれば黙って出て行く(行かざるをえない)。
そして,希望を持って入団する選手もいなくなる。

広島の雨

2012-05-25 23:43:54 | ひとりごと
 雨の一日 
 
 仕事から帰った家内が言う,
「一日のんびりして楽だったでしょう」
いやいや,こんな日が続いたら惚けてしまう。
とにかく,何もすることがない。

 起きたら小雨が降っている。
気温も下がり,昨日までの服装が通用しない。
それに,睡眠時間は足りたはずだが眠い。
買い物の手伝いもないから,寒さに耐えきれず,
かみさんがでていった後風呂に入り体を温める。

 ここでは雨が止んでもすることがない。
“なすべきことが無い”ことがこんなにしんどいとは・・・
島から持ち帰った近藤紘一の文庫本が三冊。
「したたかな敗者たち」・・・難解な部分あり鬱陶しい。
「パリへ行った妻と娘」・・・ゆっくりと楽しむ。

 今夜はビールでなく,ウイスキーの湯割りだ。
少しからだが暖まり,ようやく落ち着く。

島の花

2012-05-24 19:09:00 | 島の生活

 野菜まで・・・
 今回の島の作業は花畑の除草。
水仙は,八重咲きは青々しているが,
日本水仙はすでに葉が枯れている。
牡丹はとうとう一輪しか咲かなかった。
代わりにシャクヤクが元気で,バラも
花を咲かせていた。


 菜園ではレモンとネーブルが花をつけている。
甘夏ミカンは,まだ蕾もつけていない。
その代わりにブロッコリーが咲いていた。
 庭には柿木があるから油断をすれば毛虫の住み処となる。
孫が帰るか否か不明ではあるが,毛虫の餌食にしてはならない。
除草と松の芽摘みで明け暮れた。

 今夕広島に帰ることを知って二従妹のRさんがやってきた。
キャベツと空豆を携えて。
一般に春キャベツは巻きが薄いが,このキャベツずっしり重い。
空豆は丁寧に皮を取ってくれている。
どこにいても,もらい物で生活できるようになっている。

 今は,白木農園・パソコン同好会。

森の泉で

2012-05-21 18:35:58 | ひとりごと

 調理はハサミで,日帰りは県内に
 分配した後の魚。
50~60Cmの大物のボラとスズキが残った。
眠い目をこすりながら,3枚におろす。
アラを分けるのに苦労していたら,
「ハサミで処理したら?」
まさか・・・,背骨は出刃で,残りをハサミで。
ウン,魚の調理はハサミに限る!。

 アラの処理を娘に頼んで家を出たのは昼過ぎ。
道の駅の人気上位にある“やすらぎの郷・ふぉレスト君田”と,
これも人気沸騰中の“君田温泉 森の泉”へ。
さすが,駐車場は満車。道の駅も店じまい状態。
食事は,広島牛のステーキ(1500円)がおいしかった~。


呆然!? 写真はWebからお借りした
 広島カープが4:0とリードしたのを確認して野天風呂へ。
 大相撲は2:1で久しぶりに日本人の優勝額か?。

 露天風呂でバラバラと雨が・・・。
 明日の天体ショウは無理かな?。

 今朝の新聞。
カープは⒐回5点を献上して逆転負け。
 ⇒今期もBクラス決定か?(マエケンに涙なし)
大相撲は,旭天鵬が初優勝。 
 ⇒花道を引き揚げる本人,迎える弟弟子に涙
  20年の辛酸をなめての優勝,おめでとう!
広島地方は部分蝕,お陽さんは雲にお隠れ。
 ⇒7時46分,52分に,かろうじて裸眼で確認。
  爺々のひとりごとさんはバッチリカメラに。

 今日一日,かみさんのお使いをしただけで,終日居眠りをしていた。

元気でさえ居れば,18年後北海道で
私は米寿で,かみさんは傘寿で,
そして,ゆーすまのママも喜寿で,一緒に天体ショーを楽しみたい。

ゴチ網漁

2012-05-20 23:50:45 | 広島の生活

ゴチ網漁

 写真は,
 広島県漁連
 愛媛県漁連

 似ているようだが,
底引き網漁法とは異なる。
網とその両端に結んだひき綱で包囲網を作り
ロープをたぐり寄せることで魚類を威嚇して,
網に追い込み捕獲する漁業。
 主として初夏の漁業で,中層の鯛が目標。
 海流,風向,船速,ロープの巻き上げ速度,
これらを勘案して,船長判断で作業を進める。


 う~ん,草臥れた
 19日(土)は1年振りにゴチ網漁。
仲間6人は午前2時に広島を出発。
予め島に帰っていた私と漁港で合流。

 4時半に漁港を出て,一路漁場に向かう。
船頭は私と小学校での同級生K君。
手伝いは彼の従弟と甥,奥さんの3人。
従って,手を出すことが帰って邪魔になりそうで,
前夜の睡眠不足を取り戻すべく,デッキでごろごろ,
或いは,1年ぶりの再開に丁々発止の漫談が始まる。

 1回目の網入れでの収穫物は鯛。
2回目にただ1匹のグチ(イシモチ)ということはあったが,
捕獲した獲物の殆どは鯛。注いでグチが10匹前後,チヌ(黒鯛)が数匹。
珍しく,ハモ,スズキ,ボラ,あと(?),が各1尾。
食卓に載らないものとして,サメ数尾,エイ多数,など。

船上での昼食はマナガツオ(前の日に捕獲したもの)と鯛の刺身,
いつものように奥さんの炊いてくれた鯛飯をおいしくいただいた。

2時半に上陸,5時半に広島に帰着。
さて,帰ってからが大変だった。
13世帯文に仕分けして,東に西にと走り回って配達し帰宅は10時半。
帰宅して,我が家分の下処理。
息子のところにも贈ってやりたかったが,その余裕は残っていなかった。
かみさんは,しばらくは魚の顔を見たくない,と云っている。

 当日は白木農園で里芋の芽だし作業が組まれたが,この遊びのため欠席。
仲間のみなさん,ごめんなさい。

車・鍵騒動

2012-05-17 19:51:27 | ひとりごと
 知能低下は著しく・・・
 昨夜は車騒動が深夜まで尾を引いた。
今夕は,そのつながりで一騒動。

先日の鷲羽山へのドライブ,往きは自動車道で150Kmは軽かった。
帰路は急がないからと一般道を迷いながら東広島まで走った。
これがこたえたのか,翌朝は背中に痛みがあり,モーラステープ
とやらで凌いだ。
昨日はたかだか70Kmばかりだが,愛車(軽トラ)はやはり疲れる。
今日島に帰るつもりが,体のだるさもありかみさんに付き合った。
というのも,かみさんの車も15年。
一昨夜のような事態がいつ発生してもおかしくない。
買い換えるとしたら,と2つのディーラーを見学した。
自宅近くでかみさんと別れた。
島に帰ろうとして,愛車のカギが・・・,見当たらない。

 第一候補はかみさんの車だが,見当たらなかったという。
遠くのディーラーには電話で捜索を依頼し,近くに出かけた。
動いたところを丹念に探したが見当たらない。
カギだけならまだしも,スピードパスという給油スティックがついている。
簡単に給油できるスグレモノだが,代金は引き落としだ。

 近くの交番で遺失物届けを書きながら,念のため携帯を探る。
かみさんからの受信記録がある。
「車の中にあったよ」
交番と2つのディーラーに詫びを入れる。

この半月でカギの失踪事件は3件。
1つ。九重町“夢”大吊橋で紛失。⇒案内書で保管。
 (橋の上だったら,どうにもならなかった)
2つ。島を出ようとして,無い!。⇒家の側の道ばたに。
 (従弟と苗ものを買って帰る途中の立ち話で)
そして今回。“二度あることは際限なくある”ようだ。

先が思いやられる。