小島と広島と私たち

島爺の倉橋島での農作業と,
広島を中心とした孫たちとのくらし

大豆の脱穀と黒豆の刈り取り

2013-11-30 19:53:28 | 農業塾OB会
PB300019 大豆の収穫 黒大豆はまだ青く
 今日16日は白木圃場の作業日でした。
やはり気象が異常だったのでしょうか,
黒豆は青々としてエダマメに良い具合。
私の畑なら熟すまで待つところですが,
小麦の播種があるので泣く泣く収穫。
作業後30~40分後には防寒着を脱ぐ状態。
PB300020 大豆の脱穀作業は,ハデの移動と大豆の脱穀,
黒豆の刈り取り・ハデ架け,除草と,
小麦用の肥料の散布でした。
 苦労したのは大豆の脱穀作業班で,
脱穀カスの排出は殆ど手作業の有様。
加えて排出ベルトが切れかかっていて
次の作業に備えて,畑の中での修理。
PB300021 ハデ干し 白木農園のメンバーの良いところは,
指示する者・指示待ちをする者無く,
夫れぞれができることをできる範囲で
バラバラにやりながらまとまっている。
休憩は会員持参のコンロで熱いお茶を,
また,ビスケットとレモンジュースの差し入れ。
そうした物を頂きながら,情報交換も。
実に気持ちの良い時間が流れて,終了。
PB300023 柿-2 土産にはいつの間に掘ったのか里芋と,
会員さんのワケギも頂戴しました。

帰り路,残された富有柿を見ます。
公民館まつりに出店した際も,
“渋柿(西条柿)は無いのですか”
という声を多く聞きました。
“皮を剥いて干す”“渋抜きをする”
一手間かかりますが,甘い物が良いのかな。

私なら,そのままかぶりつく柿についカメラを。

進捗状況-1

2013-11-30 19:19:19 | 改築のこと
  基礎部分

 金曜夜帰宅した折,
“垣根をして駐車できない状態”
と,かみさんの話。
土曜日,白木農園の作業の帰り,
現場は写真の状態。
看板と仮設トイレが設けてある。

“地鎮祭後,土壌調査に入る”
ということであったが連絡無し。
結果と今後の動向について連絡を請う」
島に帰るときさんに電話した。
「土壌調査の結果,問題ありませんでした。
 近く工事に入ります」
とのことで,折返し現場監督さんからも,
「土壌には問題ありません。
 交通量が多く,クレーン車が入れないので,
 年明けから現場で組み立て工事に入ります」

ようやく動き出した。
今の長束の住まいは大型車が通ると揺れる。
それで土壌調査にこだわっている。
君には,
“揺れるようでは立て替えて貰うよ”
と。

猪・キジ・烏

2013-11-29 23:52:46 | 島の生活
 害獣が山から下り始めた
           写真はWebから借用した

 島の峠を越えたところで親子2頭。
当たるつもりだったが,かわされた。
暫くこの峠道では遭遇しなかったが,
猟期に入ってワナがはずされ,
鳥打ちの住が入ったので出たらしい。

キジ
 昨日は寒かった。
菜園に下りかかると,大きな羽音。
“キジだな”()姿は見なかった。
「アレは雄じゃろうか?。穢かったから」
通りかかった近所のさん。
「雄は尾羽が長くてきれいなよ」

猟期に入ったから,山から下りてきたらしい。


 店を壊して,残飯類は島に持ち帰る。
猫が来るので,ポリバケツに入れている。
虫除けに,蓋との間にポリ袋をかぶせる。
過日,蓋が開いて破れたポリ袋が傍らに。
蓋が簡単に落ちないように,と石を置いた。
バケツの周囲のポリ袋はきれいに破られていた。
だが,重しのお陰で蓋は無事であった。

烏・知恵は働くが,力はないらしい。

よだか・・余禄
 あわよくば,と楽しみにしていたのだが,
“アイソン彗星”は太陽近くで消滅したらしい。
ニューを聴きながら思い繋がったが宮沢賢治。

“よだかの星”の最後の部分
・・・・・・
 夜だかは,どこまでも,どこまでも,
まっすぐに空へのぼって行きました。
もう山焼けの火はたばこの吸殻の火くらいにしか見えません。
よだかはのぼって行きました。
寒さにいきはむねに白く凍りました。
空気がうすくなった為に,はねをそれはそれは,
せわしくうごかさなければなりませんでした。
それだのに,ほしの大きさは,さっきと少しも変りません。
つくいきはふいごのようです。
寒さや霜が,まるで剣のようによだかを刺しました。
よだかは,はねがすっかりしびれてしまいました。
そしてなみだぐんだ目をあげてもう一ぺんそらを見ました。
そうです,これがよだかの最后(さいご゛)でした。
もうよだかは落ちているのか,のぼっているのか,
さかさになっているのか,上を向いているのかも,わかりませんでした。
ただこゝろもちはやすらかに,その血のついた大きなくちばしは,
横にまがっては居ましたが,たしかに少しわらって居りました。
それからしばらくたって,よだかははっきり,まなこをひらきました。
そして自分のからだがいま,燐(りん)の火のような青い美しい光になって,
しずかに燃えているのを見ました。
すぐとなりは,カシオピア座でした。
天の川の青じろい光が,すぐうしろになっていました。
そしてよだかの星は燃えつゞけました。
いつまでもいつまでも燃えつゞけました。
 今でもまだ燃えています。

料理教室(11月)

2013-11-28 01:00:00 | 広島の生活
 何がどうして何とやら・・・

 27日は,
“ファーマーズキッチン
  ・白木農園料理教室”
ところが,
目覚ましをかけたつもりが,
携帯の電池が切れてならず。
しかも,
エプロンなど,小道具が不明。

 来月11日に予定されている,
蕎麦打ちの包丁なども行方不明。
どさくさにどこかに紛れ込んだか。

 カメラも忘れ,携帯の1枚だけ。
“電池が少なく撮影できません”
と表示された。

 今日の料理は,
“蕪のとろみ煮”“椎茸の肉詰め”
興味のあるお方は,白木農園だより晴耕雨読中農日記でどうぞ。

蕎麦会

2013-11-27 16:00:30 | 広島の生活
 久し振りの蕎麦会

 昨夜は,月一度の“蕎麦食べ歩き会”。
市内中央部・百貨店10階の“藪そば”。
私の都合と合わず,久し振りの参加。
参加者16名,どなたもお元気らしくて何より。
先に,蕎麦味噌・揚げ蕎麦・焼きネギの三点盛り

次いで“蕎麦寿し”は,
 甘エビに梅肉にもう一種は・・・?
最初はビール,ここから酒が合う。

>“風呂ふき大根”
よく煮含められていて口になじむ。
治療中の歯にはもってこいだ。

“牡蠣のかえし焼き”
「かえし焼きって,どう焼くんだろう?」
「そりゃぁ,ひっくり返しながら焼くんだろう」
“いえ,生醤油にグラニュー糖を混ぜて1週間置くんです”

“合鴨のロース”
 歯にあてるだけで,すっと切れる。
ますます酒がおいしくなる。

“天ぷら盛り合わせ”
「あんた,写真ばっかり撮りよるがどしたん?」
「今夜は酔うてないことを奥さんに見せたいんじゃろう」

大詰めは,
並蕎麦・柚子蕎麦・切りの,
“新そば大ザル盛り”

そして〆は,“柚子ようかん”
燗酒で甘くなりかけた口の中を,
さっと洗い流してくれた。
写真の蕎麦寿し,新そばの大ザル盛りは四人前。
食事代は3,500円でした。

 呑兵衛は世話役のさんに送ってもらった。

 当夜は40年前のスーツを着用。
またどうしたのか,と訝られたが,
そのまま捨てるのがかわいそうで,
せめて一度は着て名残を惜しみたい,と。

2013-11-26 23:23:40 | 広島の生活
 芋はケーキにも変身する

 廿日市市に出掛ける用事で,
ついでに叔父のお宅に寄った。
母の弟で80歳を迎えるのに,
まだ会社に勤務している。

 どういう訳でか家内と娘を,
ことのほか可愛がってくれる。
伺ったのは甘藷を届けるため。

「良いところに来てくれたわ」
ケーキを焼いたところだと叔母。
(娘)ちゃんにもあげてね」
芋は嫁も好きだから,と喜んでくれた。

 島育ちだからか,蚯蚓で魚を釣るように,
今回も,芋で天麩羅や,ケーキまで釣った。

 帰路,区役所に寄る。
「県・市民税は年金から頂いています」
いつのまにやら?。
介護保険といい,役所というところは,
出し渋りする代わり,収納は早いところだ。
国保料3期分を払った。


 芋は豚にもなる?

 夜は蕎麦を食べる会の夕食会があって,
帰宅後,娘にケーキのことを電話する。
“こちらも行こうとしていたところだから”
と,孫と一緒に届いたのがスペアリブの煮物。
素直に眠れば良いのに,酒が弾む。

感謝-2

2013-11-26 00:38:40 | 島の生活
 軽トラは働きものだ

 歯の治療に通い始めたのが,昨年12月初め。
月2回程度通うのだが,まだ続きそうだ。
今回は珍しく,12月5,12と連続2回の予約。
前歯3本で45分間口を開け,少々疲れた。

 25日は朝から小雨,しかもも風が強いから,
外に出る気にもなれず,結局うじうじしていた。
歯科予約の時間が気になり,外に出ると薄日。
もったいないことをしたが,時間は戻らない。

 ガソリン使用量の通知が来ていた。
10月分は約90㍑で,軽トラは1500㎞ばかり走行
したことになる。単純に計算して島へ10往復だ。
おもい荷物を背負って文句も言わず,感心歓心。

 帰宅に土産を,と探したが菜園には何もない。
ナスは終わりに近く,レモンもまだ若い。
庭の小菊は手入れが悪く地を這って物にならず。
いつの間にか山茶花と椿が咲いていた。
寒さのためか,椿は花弁が黒く変色している。

 代わり映えなく,2本のバラを土産とした。

感謝

2013-11-25 21:01:56 | 島の生活
 気にはなるのだが・・・

 昨夕,水仙の植え付けをしていると,
「お芋,早速おいしくいただきました」
と従弟君のかみさん。
口に合うかどうか,と沢山の総菜。

 芋・白身魚・竹輪の天麩羅,鯛の刺身,
野菜の煮付け,野菜の酢の物,と多彩。
独り身でこんなに作ることはなかろうから,
私がいるのを知ってこしらえたのであろう。

 君の姿を見なくなって久しい。
携帯に伝言しても音沙汰が無い。
果実,彼のかみさんに尋ねたところ,
“元気で子どものところに行っています」
ということであったが。

 腎臓が悪いから,入院かと心配している。
だが,そういう彼女に再質問もできない。
彼の兄弟に問う方法も残ってはいるが,
“自分の病状はそんなに悪いのか”
と余計な心配をさせるようで逡巡する。

 もう少し様子を見るほか無いか,と思う。
芋が天麩羅などに偏したように,
元気な姿を見せてくれるのを願うばかりだ。

長芋か?

2013-11-23 01:00:00 | 島の生活
 大きさ色々,形いろいろ

 漸くサツマイモを掘った。
今までは“鳴門金時”を植えていたが,
形は自然薯かコンニャクイモのようで,
焼き芋好きなかみさん,娘には不評。
安納芋も出来が悪かった。

 徳島県では海砂を入れて作っているとか,
安納芋も火山灰地だから良いのかも知れない。
で,土のせいにして,ベニアズマとしてみた。
たしかに細長くはなったが,形はいびつ。
また,土中に潜り込んでいるので作業が厄介。

 草勢が盛んであるためか,カラスの被害は少ない。
肥料を余り必要としない作物のように聞いているから,
真砂土の多い山の畑ではどうかな,と考えている。

 いつまでたっても初年兵。
どなたか,お知恵を拝借したいのだが・・・。

梅,ウメ~ッ

2013-11-22 17:43:54 | 島の生活
 爺はゴキちゃんに勝った?

 家の整理では余計な時間を費やす事が多い。
これもその1つ。
梅酒,梅ジュースの整理。

 自宅に3瓶残して島に持ち帰ったが,
島にも備蓄されている。
カメには父の筆で“昭和57年度 梅酒”。

 瓶には梅の残ったものもあるから濾過。
先ずは梅ジュースをコーヒーフィルターで。
目詰まりでペットボトル3本で音を上げる。

 梅酒は不織布のキッチンペーパーで一升瓶に。
味見をしながらの作業は楽しくもある。
古いもの程焼酎が消え,まったりと旨い。

 最後の昭和57年(1982年)にとりかかる。
瓶に入りきらないからと,しこたま飲んで,
カメの底に黒いものは,・・,ゴキ・・。

 まだ若い時分,県央の市に出張の折,
飲み屋のチェーン店で燗酒を飲んでいた。
最後の一滴と一緒に出てきたのが,ゴキ。

「こんなのが入っているよ」
「あっ,すみません」
一言で片付き,爾来,同じ名前の店には行かない。

 “タンパク源確保に昆虫を食べよう”
との動きがあるようだ。
なに,アルコールで消毒すればなんでもない。

 皇帝ダリアが咲いていた。
柿に負けまいと,一杯に背を伸ばしている。
良い写真ではないですが,お口直しに。