小島と広島と私たち

島爺の倉橋島での農作業と,
広島を中心とした孫たちとのくらし

269Kg!

2012-06-30 23:05:36 | 農業塾OB会
P6300226打ち合わせ-2  踏まない小麦は素直に育つ !?
 自宅に帰ったところがカギが見えない。
カメラは?,アッ,つなぎのポケット!
慌てて電話,「洗濯したわよ」
カメラは?,「ここのテーブルの上に」
最近このようなことが多い。
かみさんを待ってブログを書き始める。

P6300227脱穀開始 今日は小麦の脱穀作業の予定であったが,目覚めると雨音がしている。
“雨天決行”のメールが届いていたものの,心配をよそに21人も集合。
ハデおろし,運搬,脱穀に別れて作業開始。
メカ通の試運転のお陰で脱穀機はしごく順調に動き始める。
ところが,小麦を運んでくるとエンジンがストップ。
ん!?
またやったか?

P6300230?脱穀後の麦藁を送るVベルトが絡みついたために,強制的に止めたようだ。
どうやっても外れない。
そういえば,軽トラにあったはず。
3月にIさんに貰った10徳ナイフで切除して作業再開。
この後はすべて順調,とは言っても,
脱穀かすが詰まったり,のような小さなトラブルは再々。

P6300228唐箕による篩い脱穀の終わった小麦は唐箕にかけ,
更に篩いにかける。
傍らでは脱穀した麦藁を束ね,
脱穀かすを袋詰めする。
小麦を乾燥したビニールハウスでは,
ハデの取り外し,清掃作業が始まっている。

P6300229桃 待望の休憩時間。
今日のピカイチはSさん差し入れの桃!。
木で完熟しているため甘くてジュ~シイ。
皮はスルッと剥けて,種も簡単に取れる。
そのおいしいこと,おいしいこと!。
Oさんが『今日はお茶が売れない』と嘆いていたが,無理もない。
それだけ.桃の効力は絶大でした。

P6300233掃除 脱穀終了後は後片付け。
“吹き出し掃除機”あり,“吸い込み掃除機”あり。
毎年きれいに掃除するのだが,昨年はクレームがついた。
法規で,掃除機で,べったり張り付いた藁くずは手で,と
お陰ですっかりきれいになった。

「麦踏みをしない方が,素直で良い小麦ができるのかな~」
収量,269Kgで, 今までにない豊作。
9月3日はうどん打ちの予定だ。

 昨夜投稿したつもりであったが,そのままになっていた。

新しい仲間

2012-06-29 12:16:41 | 広島の生活
 蕎麦同好会に・・・
 昨日,元の同僚からメールが入った。
「元気にしているか?。たまには顔を出せ」
といった程度のものであったが,ありがたかった。
教師の原点に返って,生徒も同僚も仲間であった。
職を離れて,多くのつながりを失った,と感じる。
きょうだいも少なく寂しがり屋だから,生きもの,人と接したい。

 農業塾OB会のNさんに誘われて,『蕎麦同好会』に入れてもらった。
“蕎麦を打つ”のでなく,“食べ歩く”同好会。
初会合は市内M町の“夢草庵”という蕎麦屋。
落語“そば清”の“蛇含草”は見当たらないからうどんで代用。
恐るおそる入ったが,古くからの会員に気持ちよく迎えてもらった。
当日の出席者は,会員22名のうち私も含めて11人。

 
 まず出されたのが,枝豆。
これは今回出席できなかったHさんからの差し入れ。
同じくTさんからフランス土産のチョコレート。
(かみさんの土産に持ち帰るつもりであったが,忘れた)
鰺とイカの刺身は,刻まれたダイコンにヤマイモに載せられ,
舌ざわり,歯ざわり良く,ダイコンのほのかな辛みにワサビが効いて,
ビールが進む。
(どなたの随筆であったか,「江戸前蕎麦はビールを置かない」と云われ,
 店主の好み(主義)を客に押しつける,として2度と足を運ばなかった,とある)
  
 4人掛けのテ-ブル正面にNさん,はす向かいのIさんもおなじみ。
隣のKさんとも話がはずみ,次々に運ばれる料理の間合いも良く,ゆったりと時間が流れる。

 18時に会食を始め,終わったのは22時。
蕎麦の味?
おいしかった はず。
たっぷりとビールも飲んだが,バスでしっかりと帰宅した。

あれこれ

2012-06-29 10:05:29 | ひとりごと
 どうなってんのかね
 衆議院本会議で消費税増税が決まった。
与党から,57人+αの離反者。野党が勢いづく。
アップ率も,5%⇒8%⇒10%と2段階。
反対派も賛成派も,批判をかわし票獲得の作戦と見える。
面白くもないから,ラジオも民放に切り替えている。

 児童,被災
 27,28日と連続して区内の小学生がハサミでズボン,靴下を切られた。
身体に傷を負わなかったのが,不幸中の幸い。
28日朝,市教委は注意喚起のファックスを流したが,警察署は「事件性は無い」
28日夕方の再発を受けて,捜査に乗り出したという。
この間の日曜は,脅迫状を受けて,運動会を取りやめた同区内の小学校があった。
ストーカーに関する長崎県警の不祥事の例もある。

 目撃された犯人は30歳くらいの男性とか。

 海王丸福山へ
 暗い話が多い中で,楽しみな話題は,帆船・海王丸が福山港へ。
『海の日(7月16日)』にちなんで備後地区で“海フェスタ”が実施される。
孫と一緒に見学したいのだが・・・。
この頃には倉橋島では“遣唐使船まつり・花火大会”と“くらはしトライアスロン大会”が。
“呉海上花火大会”の日程も,呉市のホームページには見当たらない。
海フェスタは,海フェスタおのみちで。

ラッキョウのこと
 水曜日の午後処理したラッキョウは800粒。
粗洗いし,ねと茎を切除し,洗って熱湯処理する。
前夜も同じ程度処理しているから,もう,草臥れた。
 洗っても洗っても,透明な薄皮が本体に,手に付着する。
腹を立てて洗っていると,皮がとれて本体が無くなる。
ラッキョウ農家ではこれを“ラッキョの皮流れ”と云う?。

 処理が終わっから,小分けして子どもたちに送ろう,といったら,
「若い人は,臭いのあるニンニク,ラッキョウを食べないようよ」
何のために苦労したことか。

T 9歳

2012-06-28 09:07:40 | 孫たち
 孫T,9歳の誕生日
 一杯飲んでブログを書きながらうまくいかない。
escキーの使い方がまずかったようで,すべて消去。
イライラしているところに「今晩は」

 作27日の昼間に娘から
“Tの誕生祝いに焼き肉を食べに行こうと思うのだが”
との誘いがあった。ちょうどラッキョウの処理をしていたところで断った。
へそ曲がりだからこういうときの呼吸が難しい。
奢ってもらうのも嫌だし,自分の飲み料だけ出すケチ根性も嫌だし,
といって,無職・無収入で払ってやるゆとりもない。
娘も,そこいらの呼吸を計りかねて,電話したものと思える。

 面白い玩具があるもので,短いリール竿の形をしている。
場所を選定し竿を振る。あたりに合わせると魚がかかる。
どれどれと私がやると,どういう訳か5.4Cmの金魚が釣れた。
遊んでいるところにかみさんが帰ってきて誕生会の2次会が始まった。

 誕生日と云えば,かみさんの日に光市冠山総合公園で求めたバラ。
シールに“レッドロンサール”とあるが,うまく咲かない。
鉢のままであったから,水不足が災いしたのかもしれない。
ネットで調べると『ロンサール』の中に『赤』とある。
花弁からするとこれらしいが,場所を選んで地に下ろしたい。
剪定が不明なので,島のバラも手の届かないところで開花している。
遅まきながら,花木,果樹の学習をしなければなるまい。

料理教室

2012-06-27 23:52:07 | 農業塾OB会
“肉じゃが”と“ミニトマトとズッキーにのミソ炒め”

 平日は殆ど島で暮らすが,広島に帰ったのは料理教室参加のため。
今日のメニューは表題の2品。
1.(煮汁なし)肉じゃが
 <材料(4人前)>
 牛薄切り肉・・・・300g
 ジャガイモ・・・・4個
 タマネギ・・・・・・大1個
 牛脂・・・・・・・・・・1かけ
 (貝割れ菜・・・・・適宜)
 薄めのだし・・・・2カップ(鰹節と昆布でとっただしを倍量に薄める)
 酒・・・・・・・・・・・・大さじ3
 砂糖・・・・・・・・・・大さじ6
 みりん・・・・・・・・大さじ1
 醤油・・・・・・・・・・大さじ5
 <調理>(ほとんど書いたところで消失。気づきだけ記入する)
 ① 牛脂(サラダ油大さじ1+1/2)を溶かし,牛肉を入れる前に鍋をぬれ布巾に当て温度を下げる。
 ② 中火で炒めた牛肉の色が変わったら,タマネギ,ジャガイモの順に入れて炒める。
 ③ 出し汁,調味料を加えて煮る。(火加減を調節,かき回さないこと=鍋返し)

2.ミニトマトとズッキーにのミソ炒め
 <材料(4人前)>
 ミニトマト・・・・・・20~30個
 ズッキーニ・・・・・・大1本
 ハーブ・・・・・・・・・・少々
 サラダ油・・・・・・・・大さじ2
 ニンニク・・・・・・・・少々
 ミソ,酒・・・・・・・・各大さじ1
 塩,こしょう・・・・各少々
 <調理>
 ① トマト半量はそのまま,残り半量を半分に
   ズッキーニは5Cm長で短冊に,ハーブはみじん切り
   味噌と酒は合わせておく
 ② サラダ油を熱しみじん切りのニンニクを炒める(温度が高いと焦げる)
 ③ ②にズッキーニを入れ強火で炒め,塩,こしょうを振る
 ④ トマトみじん切りのハーブ,ミソ・酒を加え炒める。
 肉じゃがは島で作ることがあった。
好きでないから島ではタマネギを遠慮したが,
事前の甘味が加わっておいしく頂いた。
 あの甘ったるさが嫌でカボチャは口にしないが,
この料理のズッキーニは完食できた。
半裁のトマトが味を調えてくれたのであろう。

 藤沢の娘が,
「あっ,お父さんごめんなさい。ネギが入っちゃいました」
慌てて味噌汁からネギを取りだそうとしたことがあった。
我が儘だから,食べ物の好き嫌いが多い。

 料理教室は,そうした我が儘を取り除いてくれる。

 料理教室の様子は、白木農園だより晴耕雨読中農日記などにで紹介されている(はずだ)。

肉じゃが論争==肉じゃがはどこで生まれたのか
 日本帝国海軍鎮守府のあった舞鶴市と呉市が,お互いに
『我がマチこそ肉じゃが発祥の地である』
と主張している。ただ,共に決め手を持っていない。
 海軍さんが発祥ならば,『“地”は艦上です』とすればチョン。
ただし,使う材料に違いがあるようで,舞鶴市は男爵,呉市はメークインとか。
今回使ったジャガイモは,当然(メンバーYさんの)メークインでした。


ラッキョウ

2012-06-27 00:01:30 | 島の生活
 ラッキョウに取り殺されそうだ
 帰宅したかみさんが,
「友達にラッキョウをあげたよ」
という。まだ早いのに,どれを?,と聞くと広口瓶を指した。

 前回彫り上げたラッキョウはすべて持ち帰り,分別した。
長い間放っていたのだから,増殖しただけ大きさは小さい。
苦心惨憺して処理し,ええ格好したいために一寸大きいのを分けた。
小さいのは爺婆のボケ防止と,孫が喜ぶかな?,と考えてのこと。

 広口瓶は,小粒ばかり。
かみさんなりに,私に気を遣ってくれたのだろうが,友達に悪い。
今夜食べてみると,小さいからか,コリコリカリカリと
何とか様になった。一寸一安心。

 島の畑には,彫り上げたと同じくらいのラッキョウが残っている。
昨日今日と彫り上げ,今回は畑で大小を分別した。
手入れが悪いから,秘匿和事に草・木を取り除き収穫する。
昨夜は足がつって夜中に目が覚めた。

 書物では『大きいものを定植する』とあるが,大きいものはない。
分別した後で,とにかく残ったものを畑に突っ込んだ。
500株か1000株か,どれだけ生き残ってくれるだろうか。

 山の畑 ひと鍬ごとに 土の香が
 やれ打つな 腰は音を上げ 膝笑う

ただ(無料)の酒は酔わない?

2012-06-25 01:05:52 | 広島の生活
 蒸し暑かった・・・
 昨日(日),私は白木農園の農作業,かみさんは近くの白木山に仲間と登山。
腹は減っていたが,疲れと睡眠不足でうとうと。
帰宅したかみさんが,飲み物の無料サービスがあるというので近くの焼き肉屋に。
確かに「10杯無料券」もあったんだけど,と件を探していたところ,
「6杯無料」を「10杯無料」と書き換えてくれた。

 6杯も飲めるだろうかと危ぶんだが,届いたビールがおいしいこと。
私もかみさんも,昼間にはたっぷり汗をかいている。
今流行の“フローズン<生>”とは違うメーカーだが,ジョッキが凍っている。
「うまい」
だが,不思議と酔わない。
しばらくすると,底の方から“フローズンビール”が浮き上がる様子である。
「まさか,水が混じっているのじゃなかろうね?」

 近く誕生日を迎える孫たちはとうとう合流しなかった。
なんとかかんとか云いながら,2人で10杯を飲み干して帰宅。
酔わないようでも酔ったのであろう,うとうとしていたら孫どもがやってきた。
彼等と歓談して,また,うとうと。

 梅雨の合間の曇り空に化かされたような1日だった。


梅雨の合間の農作業

2012-06-24 23:59:59 | 農業塾OB会
P624白木・休憩時間 暑かった~
 今日は白木農園の作業日。
6時30分に家を出たが,
“ちらっちらっ”の雨が“バラバラ”に変わり,
雨合羽を求めて,慌ててコンビニに駆け込んだ。
島の農作業では合羽が役立たなくても何とかなったが,
片道1時間ではそういうわけにはいかない。

 だが,作業開始時にはその雨も止んでくれた。

 P624白木・堆肥の散布 今日の作業は,ソバ,大豆の播種予定地に
①バーク堆肥,元肥の散布,②畦畔の草刈り,③サトイモの除草
先ずは全員でバーク堆肥と元肥の散布。
天候を考慮して90分の作業予定であったが,
湿気の多い暑さに私は15分で音を上げた。
60分後に休憩に入る。
差し入れのクッキーと水分をたっぷり補給。
いつものように,情報交換に話がはずむ。
(雨が降ってくれないかな,との不遜な気も起こる)

P624白木・サトイモの除草 重い腰を上げて後半の作業に取りかかる。
今日は22名の参加で作業もはかどり,
堆肥散布では“撒き太郎”の威力も絶大。
10時10分にはすべての作業を終了した。

 次の作業予定は小麦の脱穀と大豆の播種。
8月にはソバの播種が待っている。

迷走

2012-06-24 00:01:52 | 広島の生活
 爺,県央を迷走す
 母(かみさんの母)の残してくれた足踏みミシンがある。
娘(長男の嫁)が使いたいというので保管していた。
昨日(22日)は,1日中ぼんやり過ごしたので今日動いた。
大切なものだからと,しっかり荷造りして道を選んで出発。
R54で吉田町から甲立駅を経由して世羅町へ。

 世羅高校には垂れ幕が3本。
一つは卒業生でケニア五輪代表のグエン・カロキ(SB食品)

 帰路は過日孫と訪ねた福富湖北岸をかすめて志和へ。
ここは,飽きるほど通勤に利用した道路だ。
ここには時報塔がある。
銘文には,大正11(1922)年,在郷軍人会志和堀会が建設,鐘はアメリカ製の黃鐘という。
四面に,在郷軍人会志和堀会,定時励行,時間節約,時ハ金,の標語があり,鐘の上部にサイレンが取り付けられ(S17),今も時を告げるという。
 心配した藁屋根の住宅も残っていて,
道路を挟んだ反対側には,地酒“千代の春”の酒蔵がある。

 問題はその後。
楽しみあれば苦あり,で,通行料金をけちって一般道を走ったのが間違いであった。
普通に走れば170Km 程度を100Km近くもオーバーしてようやく帰り着いた。
“下手な考え休むに似たり”かな?

濁る井戸水

2012-06-23 23:30:34 | 島の生活
 スイカに枕
 20日(水),従弟とコーヒーを飲みながら井戸水の水質が悪いことを訴え,
蛇口を開けたところ,30秒ほどで水の出が止まった。
砂が堆積したらしい。

 島の最高峰は火山(ひやま)で,400m余。
集落の背後の山はそれより低いが,谷間の水源近くに地元m\の建設業者が,
建築廃材,廃土を埋め立てる形で処理している。

 井戸は,8月7日前後に清掃するのを常としていた。
この20年近くその作業を怠っていて,井戸浚えは数年前から再開した。
従って,水脈にあった砂泥が水の流れに刺激されたことは十分考えられる。

 水中ポンプで水を汲み上げると,取水管が砂に埋まっている。
従弟は,手伝うから井戸皿絵をしたらどうかといってくれたが,
とりあえずは取水管を1mばかり切り上げることで収めた。
だが,これが続くようであれば水源・水質の調査をせずばなるまい。

 21日(木)はパソコン教室の日。
台風5号の影響で小雨が降り続くが,懸案の作業がある。
スイカ,メロン,マクワウリに敷き藁をしておきたい。
24日(日)に白木農園の作業,27日(水)はファーマーズ・キッチンの予定だ。
小さいながらも実をつけているので,烏の餌になるとも作業だけはしておきたい。
山の畑から昨年の麦藁を持ち帰り,昼飯抜きで作業したが遅かった。
パソコン教室に着いた時は終わる寸前。

 Kさん差し入れの煎餅,Hさんのキューリを頂いて,何もせずに帰った。