小島と広島と私たち

島爺の倉橋島での農作業と,
広島を中心とした孫たちとのくらし

謹賀新年

2010-12-31 22:02:09 | 広島の生活
  新年明けましておめでとうございます

 おかげさまで,親子ともども元気で新年を迎えることが出来ました。
感謝申し上げ,今後もよろしくお願い申し上げます。
遅くなりました,皆様のご健勝を祈念します。

 年末は,まるで保育所の運動会

 私の親が元気であった頃は,島で盆正月を過ごすのが当たり前であった。
父が15年前に逝ってからは,かみさんの両親と一緒に正月を済ませていた。
ところが二人が健康を崩すのと同時に,当方も収入が少なくなってからそれが途絶えた。

 今年は久しぶりに旅行の機運が盛り上がった。
母と子供,孫と曾孫の総勢19名,山口県長門市の湯本温泉にお世話になることになった。

 私は母を俵山温泉に,その他ここにも数度足を運んだことがあるが,かみさんの家族は初めて。
 途中,秋吉台,秋芳洞(中には入れず)を経由して宿に入った。

 最高歳が小学校1年の曾孫7名は,保育園の運動会・学習発表会より賑やか。食事会場を走り回っていた。
私はホテル(湯本ハイランドホテルふじ)のご好意にすがって,〆のブログ発信です。

 新年も,どうぞよろしくお願い申し上げます。



良いお年を

2010-12-30 23:56:19 | 広島の生活
 賑わいにおいしさが

 昨夜は,久し振りにかみさんと二人揃って差し向かいの夕食だった。
向かい合ったからといって,なれないから会話がはずむわけもない。
何を食べたか,今はもう忘れてしまった。

 それに引き換え,今夜は“ゆ~すけ”の両親を含めて5人の食事。
はるばる還ってきてくれたのに申し訳ないが,やっつけ掃除に病院と,
スーパーで買い求めた物が中心となったが,それでもうまい。

 新横浜からの新幹線は満員で,3人が別の車両に分散して乗車し,
新大阪で一旦下車。
年寄りのために,しんどい思いをしながら帰宅してくれた。
おかげさまでいい年越しが出来そうだ。

 皆さまも,良いお年をお迎え下さい

いまさら-3

2010-12-29 23:58:32 | メモ
 評価の対象となりうるか 《天声人語・朝日:12月29日》

▼寅年も残すところわずか。様々な故事や寓話にひっぱりだこの虎だが,
「苛政(かせい)は虎よりも猛し」
はよく知られる。むごい政治が民衆を苦しめるのは,虎の害より甚だしいの意味で,中国古典「礼記」にある。
▼悪政にも色々あって,
苛政は重税や兵役などで民をさいなむ政治をいう。
これに対し
秕政(ひせい)は,無能で不誠実な為政者による悪政を言うそうだ。
「秕」とは皮ばかりで実のない穀物のことという。
そんな隣国の故事はさておいて,わが政界に色々の思いを募らせた一年が暮れていく。
▼民主党政権は最後まで締まらなかった。
数合わせの工作ではとうとう,宗旨のおよそ異なる「たちあがれ日本」にもプロポーズした。
振られたのは無理からぬ成り行きだ。ご都合主義にまた嘆息、の向きは少なくなかったろう。
▼看板の「脱官僚」も,いよいよ消え入りそうな雲行きだ。
かつて自民党は官僚を囲い,官僚は族議員をラッセル車にして予算を取り,共存共栄を果たしてきた。
郷愁の歌声に志を折り,あっさり唱和してしまうのだろうか。
▼「政治とカネ」では,小沢元代表が衆院政治倫理審査会に出る意向を固めたそうだ。
おととい首相に「出処進退」を言われた。損も得も計った判断だろうが,いかにも遅い。
▼評論家の大宅壮一に
「私が男を評価する基準はただ一つ,潔いかどうかだけだ」
の言葉がある。
説明を避け続け,結果,政治を足踏みさせた小沢氏は,大宅とはいわず国民の眼鏡にかなうかどうか。
暮れの政治風景を眺めつつ,ポケットの「一票」にそっと手をふれてみる。

冬支度

2010-12-29 23:29:24 | 広島の生活
 といっても,タイヤ交換

 暑い夏の続きで,今年の冬の寒さは厳しいという。
この土曜・日曜は島でも小雪がちらついた。
(倉橋島の私の住む集落は南に面し,小さい峠を境として雨・雪の量がひどく異なる)
月曜日,トマト作業に出かける際,ちかくの山もうっすらと雪化粧をしていた。

 年を越えて,降雪を伴う寒波の襲来があるということで,車の備えをした。
かみさんの車は,遠出をするときには私が運転し,平素乗ることが少ないからタイヤチェーンで済ませてきた。
パンクのタイヤ交換もできない人が毎日乗っている。そこでスタッドレスにすることとした。
ホイール付きで,74.005円也。
節約のため,自分で付け替えた。

私の軽トラは,前の車はスタッドレスを履いていたが,タイヤチェーンで我慢。
6.270円也。

 これらのお世話になること少なくして,冬が越せるよう願いたい。

いまさら-2

2010-12-29 23:28:32 | メモ
 あんたの痔なんか見たくもない

《編集手帳・読売:12月29日》
 当代勘三郎さんの父上,十七代中村勘三郎さんは「中村もしほ」を名乗っていた若い頃,痔(じ)を患った。同じ医者に通っていた作家の村上元三さんが『思い出の時代作家たち』(文芸春秋刊)に挿話を書き留めている。
◆もしほを診察するのが嫌だ,と医者が言う。村上さんが理由をたずねると,「俺の尻を見せてやる,という顔をするんで…」。名優には診察室の医者も観客になるのか,ちょっと楽しい。
◆政治家が真似てもサマにならない。衆院政治倫理審査会に出席する意向を表明した小沢一郎氏には幾分,そのきらいがある。
◆予算審議のためだとか,挙党一致のためだとか,言葉の端ばしに滲む「出席してやる」「俺の説明を聴かせてやる」姿勢はおかしい。進んで説明の場を求め,質疑という“診察”を受けて疑惑を晴らすのが本当だろう。世間の視線が分かっていない。
◆痔といえば,夏目漱石の小説『明暗』はその治療の場面から始まる。医者は主人公に告げた。「治療法を変へて根本的の手術を一思ひに遣(や)るより外に仕方がありませんね」。そのセリフを,いつか有権者がつぶやく日が来ないとも限らない。

いまさら

2010-12-28 23:57:38 | メモ
 しかも・・・

 小沢氏は自分の判断で政倫審に出席することにした,とラジオが伝えている。
これまで,ああ言えばこう,こう言えばああで,逃げ回っていた人が何故?。
最近は,
“それで国会運営がスムースにいき,来年の選挙に勝てるなら”
と言っていたはずだ。
誰かがそれを保障したのか?

 続きがあった。
“政倫審に出席しなければ国会審議が開始されない場合は,国会の冒頭に出席し説明する”
“そうでないなら,予算成立後に出席する”

と条件を付けているそうだ。
ご丁寧に
“弁護士からは,出なくて良いと言われたが,自分の判断で”
と付け加えている。 

 だが,
“政倫審に出席しなければ,離党勧告もあり得るよ”
との菅さんの発言(これも今更,だ)
“証人喚問しかないだろう”
などの動きに,危機感を持った発言に過ぎない。

 何故菅さんは
“今更何を仰いますか。あなたが条件を付ける資格はありませんよ”
と言わないのか。
“歓迎する”的な発言をするから,甘く見くびられるのだ。
菅さん,シャキとしなさいな。

冬の嵐

2010-12-28 23:14:20 | 島の生活
 墓参に光り射す
 
 27日(月),トマト作業,歯の治療を済ませ島に帰る準備をしているところに嫂から電話。
父の病院に寄るということであったが,島に帰る途中であるし,洗濯物もあるからという。
昼前から雨という天気予報が気になるが,ごはんは残している。

 風は強いが雨は持ちそうで,山の畠で樒を切る。
一旦帰宅すると腹が減って仕方がないから,早昼を簡単にとる。
出かけようとすると予報通り雨がパラパラと降り出した。
雷鳴もあって風は相変わらず強いが,墓地に近づくにつれ,雨は止んだ。

 叔父の墓地にも参拝し,叔母を見舞い迎春の挨拶を済ませておく。
帰宅するとまた雨が降り出したが,大したこともないので庭の除草をする。
風は相変わらず強く颱風並みだ。
岡山県では鶏舎が倒壊したとラジオが伝えていた。
ついでに,小沢さんが「自分の判断で」政倫審に出席ということだ。
何を今更・・・。

高校駅伝大会

2010-12-27 13:20:21 | メモ
 男子第61回,女子第22回全国高校駅伝大会
                     《天風録・中国新聞:12月27日》

▲アンカーの赤松真弘さんは京の都大路をジョギングしているふうだった。背後から猛スピードでアフリカ人留学生2人が追ってくる。なのに一度も振り向かない。ゴール間際で相好を崩すまで淡々と足を運び続けた。
▲女子の全国高校駅伝できのう,井原市の興譲館高が5年ぶりに優勝を飾った。代表校を決める予選を断トツのタイムで通過し,V候補の筆頭に。しかし「打倒,興譲館」と目される重圧などどこ吹く風。1区から先頭に立って流れをつかんだ。
▲直木賞作家三浦しをんさんに「風が強く吹いている」という青春小説がある。箱根駅伝に挑むチームの主将が言う。「プレッシャーをやすりに自分を薄く鋭く研ぎ澄ませ」。己との孤独な闘いの先で,必ず仲間が待っているのが駅伝だ。
▲次の選手に笑顔でたすきを渡す。それがプレッシャーをばねに変える興譲館の秘訣だったと聞けば合点がいく。「1番でつないでくれた。動じることなく自分の走りができた」。赤松さんの言葉に仲間との絆の強さを感じる。
▲男子のレースでは,広島県の世羅高が連覇まであと一歩で涙をのんだ。追われる立場の難しさか。初栄冠にかける鹿児島実業高の勢いがほんの少し上回ったと思うしかない。年明けの「ひろしま男子駅伝」は,羅高にとって雪辱戦となる。


世羅高校,準優勝おめでとう

2010-12-27 12:21:00 | メモ
=毎日新聞
 第61回全国高校駅伝大会

 正直な気持ち,ここまでやるとは思っていなかった。
広島県大会の記録は,2時間07分29秒。
コース,気象条件が異なるとはいっても,一発勝負だからこれが第一の参考資料となる。
出場47校の県大会の記録からすると,順調にいって入賞(8位以内)かと。

 昨年は優勝(2時間04分09秒)で,期待のかかるプレッシャーの中でこの記録。
体調不良などで,メンバーは大幅に入れ替え。
アンカー(7区,5km)は,5区(3Km)を走る予定であった1年生・大工谷君。
負けて泣くことはない。悪いが,鹿実の高田君とは力の差は歴然としていたのだ。
あと2回。卒業時は花の1区で頑張って欲しい。

 7人で走る駅伝競走は厳しい。
優勝候補と目されながらも,集団食中毒,インフルエンザで泣いたこともある。
それが,補欠選手も含めてしっかり走ってくれた。
今回のタイム:2時間04分05秒は昨年の優勝タイムに勝っている。

 ラジオで応援しながらの畑仕事は,おかげで力が入ってはかどらなかった。
今朝の雪・みぞれの中でトマト作業をしたが,もう一度島に帰り,墓参など
新年を迎える準備をする。

シシの麦踏み

2010-12-26 23:58:09 | 島の生活

 ♪木枯らし吹いちゃぁ・・・・
 25日(土)朝,風邪があるので縁側で従弟とコーヒーを飲む。
陽の当たるところは温かいが,足下がスースーする。
改めて外を見ると,雪がちらちらしている。
島の初雪らしい。ストーブ用の灯油を買いに走る。

 今日,風は弱いが午後になるとやはり雪がちらついた。
全国的に雪模様らしくて,四国でも松山自動車道が積雪で交通止めという。

 山の畠で道路脇が崩されていたので上がってみると,やはりイノシシの仕業だ。
発芽した小麦にくっきりと足跡が残っている。
年寄りには木枯らしの中で麦踏みもしんどかろうと,かわりにやってくれたらしい。
進入路は,今まで入ったことのない部分のネットを破っていた。

 今回の農作業は,空豆の定植。
計画的に,前もって準備をしていないから,いつも作業が遅れる。
従弟は,耕耘機で片付けたら,と言うのだがスギナで懲りているので,除草して,ということになる。
仮植えして定植となると,2倍も3倍も手間がかかることは分かっているのだが・・・。