小島と広島と私たち

島爺の倉橋島での農作業と,
広島を中心とした孫たちとのくらし

島の畠-4

2007-05-02 19:16:08 | 農業塾OB会
       ミカン作業
 随分ご無沙汰しています。
 3月から4月にかけて年度替わりの時期に加え,新しい作業が加わり少し忙しかったものですから・・・・。
 ここ数年,叔父の体調が思わしくないものですから,今春からミカン畑の一部・18本の世話を私が担当することになりました。3月中旬から4月はじめにかけて毎日のように倉橋島と広島市を往復する日々。少し疲れましたが,ミカンの周辺は草一本も無い状態になり,施肥も済ませ第1回目の消毒も完了しました。人によっては年間8回程度は消毒するようですが,私の方はなるべく少なく済ませたいと,横着を予定しています。
 桜は予想より遅かったようですが,島の牡丹や杜若は桜に前後して満開。小さな桜桃もそれなりに実をつけています。エンドウや空豆は支柱が間に合わずかわいそうなことをしました。植え替えたミョウガもなんとか発芽。4月末には夏みかんと蕗を収穫。畠を掃除したというひいき目からか,今のところ毛虫も少なくきれいな蕗に育っています。JAの「元気市」では様々な農産物が販売されています。妻も「おとうさん,ガソリン代がでる程度の工夫をしたら?」と言いますから,今後はそのような努力もしましょう。
 年末以降除草した山の畠には,立派な筍と雑草が生い茂ってきました。筍は,畠が明るくなったので猪が少しは遠慮したものと思われます。日当たりの良い場所では1m以上に成長。山の方から少しだけ収穫。タラの芽は収穫する間もなく,これまた立派な葉に成長していました。
 連休後半はクワイの植え付け。(うまく発芽していれば),枝豆・カボチャ・トウモロコシの定植。葉物の種まき等々することがいっぱい。そうそう,草との戦いが待っているし,JA農業塾OBのYさんからいただいた『ゴルフネット』を猪対策に山の畠の周辺に張っておかなければなりません。
 猪といえば,猪より性根(タチ)が悪いと思わされたのが人間。猪防除用にと山の畠においていたワイヤーネット(1m×2m)数枚が無くなっていた。知人からは
「そりゃあ,猪が咥えていったんじゃろう」
と笑われました。この程度は我慢できるが,今回は管理機(耕耘機)移動用の足場板(鋼鉄製)が盗まれている!。ステンレス製の滑り台が盗難にあったなどとニュースになりましたが,島まで来て盗って帰ってもガソリン代にもなるまいに,と,情けなくなります。