小島と広島と私たち

島爺の倉橋島での農作業と,
広島を中心とした孫たちとのくらし

またも負けたか八聯隊

2010-04-30 19:38:46 | 私見
 4月27日:産経
 年俸が低いからって,いじけないでよ。だからこそ勝って楽天並みに上げたいものだ。

 倉さん最高!,初ヒットが1号の満塁HR!
 広島カープが情けなくて,愚痴を書こうと資料を整理していたら,こんなこともありますか。

 どこに負けても勝っても同じこととはいえ,せめて巨人にだけは何とか勝って欲しいと願っていたが,今シーズン6連敗。昨シーズンの終わりから8連敗!。
 つい,表題の言葉を思いだした。

『またも負けたか八聯隊(はちれんたい),
 それでは勲章九連隊(くれんたい),
 敵の陣屋も十聯隊(とれんたい),
 大阪鎮台(ちんだい)ヘボ鎮台』
たしか司馬さんの文章にもこの俗謡があったと思うんだけど,どこにあったか思い出せない。
大阪出身者で構成された旧陸軍歩兵第八聯隊を数字と言葉の組み合わせで揶揄したもののようだが,言葉からして,西南戦争時に,熊本から発せられたのかな。

 まあどうでもいいや。
札束でほっぺたをたたいて有力選手をかき集めるようなチームにだけは勝ってほしいのだ。
今年は春寒が続いて鯉の泳ぎが悪かった。
明日から五月。
陽光に銀鱗を輝かせてほしいものだ。

「愚か」と「愚直」-3

2010-04-30 16:16:10 | 私見
 余録 《毎日:4月30日》

 米国のブッシュ前大統領から英語を教わった?ことがある。ブッシュさんが大統領に当選する2年前(98年),テキサス州知事として再選に挑んでいた時だ。実弟は別の州知事選に出馬し「兄弟知事」の可能性が話題を呼んでいた。
▲そこで遊説中のブッシュさんに「もし弟さんが当選したら」と尋ねると「ノー,ノー」と質問をさえぎる。そして「もし(if)じゃなく,『勝った時(when)』と言ってよ」と人なつこい笑顔を遠来の日本人記者に向けた。
▲弟の当選を仮定でなく自明のように語れという指摘だろう。なるほど二つの単語はそう使い分けるのかと勉強になった。そんな愉快な人が5年後にイラク戦争を強行し,不人気な大統領として退任するとは夢にも思わなかった。
▲だが,あまり勉強にならない指摘もある。ワシントン・ポストのコラムが鳩山由紀夫首相について,言動が奇妙なことを意味する「loopy」という言葉を使ったのに続き,ウォールストリート・ジャーナルは「ジャパン・ディッシング(dissing)」なる記事を載せた。
▲筆者は米シンクタンクの研究者で,日本は「バッシング(たたき)」と「パッシング(素通り)」を経て,軽侮や切り捨ての対象になったと論じる。そんな状況は日米双方に好ましくないという意見には賛成だが,「切り捨て」とは大げさだろう。
▲二つの米紙の記事は例によって普天間問題の反映だが,数々の対日批判に閉口しつつ「普天間さえ決着したら日米関係は好転する」と信じる人も多いはず。その場合の「たら」は「if」か「when」か,ブッシュさんの意見を聞いてみたい。

※ dissing:dis,diss(俗)の現在進行形?=disrespect(・・・を軽蔑する)


マー小父さんの帰郷

2010-04-29 23:51:31 | 広島の生活
 マーおじさんも行くの?
そう言って弟のSは少し残念そう。
 マーおじさん(次男)は,28日の夜遅く帰ってきた。月曜日から大阪への出張で母(祖母)の入院を知って少し足を伸ばして見舞いに帰ってきたものだ。
 私が駅まで迎えに出かけようとした折に,母親と兄のTと共に駅まで行くつもりでやってきた。
かみさん(婆)の帰るまでの小一時間,私が寝所を準備する間“ゆ~すま”のブログを見ながら相手をしてもらっていた。
 小雨の中を近くの食堂まで遅い夜食をとりに出かけるのを娘に送ってもらうことになったとき,SとTに留守番を頼んだときに出た言葉だ。
 恐い爺より,父親と同じ年代のマーおじさん,ゆ~すけ君の父となれば,親しみもひときわか。

 マーおじさんは,昼になってようやく目を覚まし,父を見舞い,母の病院を回って,S,Tに見送られ帰宅した。6月中旬には1週間の予定でドイツに出張とか。英会話の勉強も大変だ。

車が入った

2010-04-28 18:09:07 | 広島の生活

 今度こそ大切に
 昼前に自動車屋から電話が入った。午後には準備が整って渡せるという。
前の車はD社で6万キロあまりは知ってくれた。今度はS社の軽トラックで,前の車より1年半新しく,走行距離は10720㎞。
程度の良い車を上手に仕入れてくれて,諸費用を込めてちょうど車両保険の範囲内に収まった。

 かみさんは,車は購入するな,島にも帰らなくて良いではないか,と言っていたが,1台の車では動きが取れない。
私は通勤と島への移動など。かみさんは両親の病院通いと,パートの通勤に使っている。
こうしたことがいつまで続くか分からないが,無理のないようにぼつぼつやるしかない。

弓道も 

2010-04-28 07:42:54 | 広島の生活
 読売新聞 '10.4.21
 

建学135周年を迎えるこの中・高等学校では,生徒の進路を実現させるために学力向上の指導が継続して続けられると同時に,クラブ活動でも目覚ましい活躍を見せている。
 文化部ではグリークラブ。運動部は,バレー・ボール,ボクシング,柔道,野球などと全国につながる競技は数多い。

 その中でここ数年成果を残しているのが弓道部。
第53回広島県高等学校弓道選手権大会で,団体個人とも優勝している。

今回,紙上に紹介された生徒のコメントもまた良い。
男子団体優勝・堀 裕二主将
 弓道は心でやる競技。練習通りならもっと大差をつけて勝てたはず。でも,うまくいかない。
 中国大会2連覇,さらに日本一を目標に向上心を持って練習に励みたい。
男子個人優勝・福原 眞太郎君
 みんなの力,感謝の気持ちが,矢を的中させてくれた。
 次につながる試合を心がけ中国大会,全国高校総体優勝を狙いたい。


アケビの花も咲いて

2010-04-28 02:08:03 | 島の生活

絡みつかれたクルミの若枝は迷惑そう
銀杏は知らん顔で,アケビは絡みやすい八朔にも手を伸ばしている
 音戸ノ瀬戸も皐が満開に
 菜園場に植え付けたジャガイモも,インカ系の発芽が今ひとつという状態だが,男爵もメークインも順調に発芽している。
 少し早いかなと思いつつ,松の新芽が期になって今回思い切って芽摘みした。蘇鉄もほんの一部を残して除葉。芍薬も壺もが膨らんでいる。
 菜園場の隅では,山登りの友人にもらったアケビの苗を植えてもう7~8年になろうか,かわいい花をつけていた。
 ネーブルの樹下では,掘り残した食用ユリが多くの新芽を出していた。

 日曜日の夕方にはかみさんが迎えに来てくれたので,連れられて帰広。
音戸ノ瀬戸では,刈り込まれた皐が咲き誇ってカメラマンを呼んでいる。この連休が見ごろだろう。

「愚か」と「愚直」-2

2010-04-27 18:37:59 | 私見
 

先日の産経のコラム・政論の

「愚か」と「愚直」《政論・産経:4月23日》にそのまま賛同しているわけではない。ワシントン・ポストと産経の論評には似たところがある。そのまま引用して「・・・では」としたのでは『出羽の守』でもあるまいにということになるだろう。
 loopy=愚か(俗),これは,loopy=loop(輪っか)が多い=思考・論理が一定(明確)でない,と捉えるのが妥当ではなかろうか。そうすると『宇宙人』とも繋がってくるように思えるのだが。

 首相が“「愚か」を,巧みに「愚直」にすり替えた”という文節が私には理解できない。
ただし,彼は沖縄(普天間)問題に「愚直」に取り組んだ,といえるだろうか。
《米国と》
 世界地図の色は年々変わっている。日本の(米国側からは,東アジア自由主義同盟国の)平和維持には何が必要なのか,防衛施設(基地)を配置するのに最も適切な場所はどの範囲か。
 残念なことに節目節目に海兵隊員等による不幸な事件が発生しているが,何故こうした事件が後を絶たないのか(事件の再発を伏せ絵具にはどうしたらいいのか)。
《沖縄と,前政府と》
 合意を得ながら,何故移設が出来なかったのか。
 基地が存在することのメリット,デメリットは何か。
 デメリットを減少させるには何が必要か。
《政府は》
 こうした現実を捉えどういう方向で話を進めるか。

 等など,膝を詰めて話し合いをすすめることが『愚直』ではないだろうか。『愚直』に,一つひとつ詰めていかないから,憶測と誤解と不安と不満が取り混ぜになっている。
現政権はこれらのことについて,何ら手を打っていない。だから,内部からも外部からも自分に都合の良いようなと言葉が飛び交い,『loopy』と表現されることになっている。

※ 4月21日の記事『島の春-4』で,不確かなまま載せていた2枚目の白い花は“イチハツ”でした。はなせんせで教えていただきました。
正式名は“ニオイイリス”で“ドイツアヤメ(ジャーマンアイリス)”の変種だそうです。
姉からイチハツと聞いてはいたのですが,どうも自信がなくて・・・。おかげですっきりしました。

トマト作業開始

2010-04-26 23:53:57 | 農業塾OB会
P4260262トマト-2  開花しました
 今日,26日(月)から本格的にトマトグループの作業が始まった。
黒マルチを敷いて,トマトトーンの散布も予定していたが,本日の当番6名に世話人のYさんを加えた7名ではちょっと無理。
 この13期は3棟のビニールハウスを分担して担当しするが,今日の作業ではこの7名が協力して作業につく。除草と地ならしに手間取り,1棟のマルチ掛けが終わったのは11時半。残り2棟のマルチは木曜日の当番さんにお願いするしかない。

 寒い日が続いたためか,3個の花をつけたのはほんの数本で,トマトトーン散布もこの木曜日からの作業になります。黒マルチを敷くことで地温の上昇と地中の害虫にも効果が期待できそうで,あと1ヵ月もすればルビーのような見事なトマトの収穫が始まるはずです。
※ 上の写真は林立方式で花をつけたチカ
 下左は,天上方式のハウス内
 下右,林立方式は次回の作業でマルチを敷くが,柱の下部にも一工夫加えた。
P4260261トマトP4260263トマト-3
島爺島兄
 今期から新しい仲間Kさんが加わった。農業塾としては最後の卒業生。お名前はK。
Kさんは私と同姓だから,2人をどう呼び分けるかが話題になったとき,
「KさんはKさん」と「あんたは島爺」という提案がなされ,
私が『爺さんに爺さんと呼ばれたくない』ということで,トマトグループでは『島兄(しまにい)』になった。
 ところで休憩時間の雑談で年齢の話になり,(別の)Kさんは4月に喜寿を迎えられ,このKさんは5月に喜寿を迎えられるということで長寿でおめでたいことだ。
そのKさんが私に向かって言う「あなたは私より大分先輩でしょう」。
とすると?,私は何歳になるのだろうか?。

「愚か」と「愚直」

2010-04-23 17:49:46 | 私見
 うーんとしか言いようがない。
 
 「愚か」と「愚直」 《政論・産経:4月23日》
 鳩山由紀夫首相と自民党の谷垣碩一総裁の21日の党首討論を聞いていて,強い違和感を覚えた。首相が米ワシントン・ポスト紙に酷評された「愚か」(loopy)とする見方を認めたことにではない。「愚か」という表現を,巧みに「愚直」という別の言葉にすり替えたことに対してだ。
 「ワシントン・ポストの言うように,私は愚かな首相かもしれません」
 討論冒頭,首相はあっさりとこう通べた。平野博文官房長官は「謙虚さの表れ」と持ち上げたがたしてそうだろうか。首相は次の瞬聞には同紙にはない表現を織り交ぜたのだ。
 「愚かだったから愚直だったから。あるいはそうかもしれません」
 そして,次の段階では「愚か」を省き,「愚直」だけを使った。まるで言葉の手品を見るようだった。
 「少しでもそれ(沖縄の負担)を和らげることができたら。愚直にそう思ったのは間違いでしょうか」
 首相は21日夜,記者団に「愚かな首相」と述べた真意を問われた際にも「(沖縄県民のために)愚直さを生かさなきゃならないときだ」と強調するなど,「愚直」を7回も繰り返した。
 だが,[愚か」と「愚直」を混同するのはおかしい。複数の辞書を総合すると,前者は文字通り「考えが足りないさま」「ばかげているさま」で英語の「loopy」に通じる。一方,後者は「正直いちずなこと。ばか正直」などとあり,不器用なまでの真っ正直さを表す言葉なのだ。
 「愚か」と「愚直」を都合のいいようにすり替えるとは,正直な態度とはいえない。とても愚直を自任する資格はないはずだ。
 「首相のあまりにも軽い言葉が,国民の政治に対する信頼を失わせることを憂慮している。一国の首相が政策もよく分からないで,国民を狼狽させるような発言をしてしまう。こんな朝令暮改を繰り返す状況なら,国民はたまったものではない」
 首相が民主党幹事長時代の平成20年11月の記者会見で,当時の麻生太郎首相を批判した言葉だ。省みて自らを恥じる気持ちはわいてこないのだろうか。(阿比留瑠比)

そのままの君でいて-5

2010-04-22 16:40:49 | 私見
 編集手帳 《読売:4月21日》
 太宰治はある短編に「生れて,すみません」と書いた。この言葉は詩人寺内寿太郎の創作という。黙って使われ,「生命を盗られなよう」ーー寺内は痛憤の心情を周囲に漏らしたと伝えられる。
◆文学作品に限らず,無断借用や盗用にはいつも怒りがついてまわる。今回の騒動は異色の部類だろう。“盗られた”側,シンガー・ソングライターの岡本真夜さんが怒りに代えて微笑で応え,ほんのり後味がよろしい。
◆中国・上海万博の公式PR曲が岡本さんの『そのままの君でいて』に酷似している問題で,万博事務局は盗作と認めたのだろう、岡本さんの所属事務所に曲の使用を申請したという。「万博に協力する機会をいただき,とてもすてさなお話で光栄です」。岡本さんは使用を受諾するコメントを発表した。
◆「ニセ物天国」「海賊版天国」という不名誉な異名が,ふと連想されぬでもない。折しも米国からは,中国が侵害した知的財産権の被害実態を調査するよう,上院財政委員長が米国際貿易委員会(ITC)に要請した,というニュースも届いている。
◆中国には、<そのままの君でいて・・・>もらっては困る。