小島と広島と私たち

島爺の倉橋島での農作業と,
広島を中心とした孫たちとのくらし

オオカミに頼むか?

2010-10-31 23:43:58 | 島の生活
 したたかな奴ら
老人:爺さん,首尾はどうじゃった?
島爺:爺さんに爺さんと言われとうないわ。特に同年代の爺さんには。
老人:これは然り。あんたが島爺と名乗っているもんでつい。
   えろう機嫌が悪いが,またやられたか?。
島爺:やられたどころじゃあない,石まで道路に落とされた。2㍍も揚げにゃならん。

老人:ところで,箱ワナを仕掛けたそうじゃが?。うまいこといったか?
島爺:これがそうじゃがのぅ

島爺:幅1㍍,奥行き1.5㍍,高さ2㍍にした。
   石垣とネットの間をこじ開けて入ったんで,そこは小細工せずに仕掛けたんじゃ。
老人:もちろん,畑には下りられんようにしたんじゃろう?
島爺:そこはぬかりない。檻と同じようにワイヤーメッシュで囲うた。
   そしたら,
老人:そしたら?
島爺:以前に侵入したところを壊して入りよった。
老人:そこで?
島爺:そこでじゃ。
   その部分をワイヤーメッシュで補強して,誘いに,檻に芋のツルを入れた。
   これが昨日,土曜の夕方じゃ。
老人:ふんふん
島爺:今朝のぞいたら,芋のツルを食べられていた。
老人:やったじゃないの!。檻にイノシシが・・・
島爺:いんや。
   別の場所からかいくぐって入って,檻の外からツルを引っ張り出して喰いよった。

老人:やっぱり,オオカミの小便を頼のまにゃぁ、いけんかいのう?
島爺:いんや。これだけコケにされると,益々やるきが出るよ。
老人:あんたも,負けん気が強いというか,しつこいというか、・・・
島爺:巳年じゃけんのう。
老人:でも以前,イノシシがヘビを喰うた,と言いよったろう?
島爺:あれは,青大将じゃ。マムシになっちゃる。
老人:スッポンじゃのうて,マムシの島爺か?。
   マムシの島爺はなんじょした?
島爺:先週買った20枚のワイヤーネットの残りで垣根を補修し,もう一度芋の茎を檻に入れて置いた。
老人:芋は掘ったんか?
島爺:雨は降るし,その暇はなかった。

目には目を,シシにはオオカミを

2010-10-29 22:26:51 | 農業塾OB会
ハイイロオオカミ
 帰宅してパソコンを開くと,農業塾OB会仲間からメールが届いていた。
曰く,イノシシ対策に追われているようだが,役立ちそうな記事を見つけたから送信する,と。
《福井新聞》に掲載された記事をネットで探してくれたものと見える。概要は次の通り。

 クマ退治,オオカミの尿が切り札?
 クマの出没が相次ぐ中,福井県森林組合連合会はオオカミの尿を利用し,クマやイノシシなどを寄せ付けない忌避剤を販売している。粉末を袋詰めした商品で,シールをめくりつるすだけで効果がある手軽さも手伝って売れ行きは好調。
 商品名はウルフピス。米国,カナダから輸入したオオカミの尿を粉末にした。成分は100%尿で,袋のシールをはがすと強烈なアンモニア臭を発する。クマやイノシシは,臭いで天敵を避ける習性があるため,10㍍間隔でつるすだけで約3カ月間効果があるという。
 同連合会は,昨年6月から試験的に販売。昨年,坂井市の農家がイノシシ被害に遭った水田の周りに設置したところ被害がなくなったため,今年8月から本格的に販売を始めた。また前橋市も今年,イノシシ被害が出た田畑4カ所で実験的に設置。今のところ被害はゼロという。
 1箱10袋入りで1万290円。尿の原液約10ミリリットルもついており,スポイトで1ミリリットルほど粉末にたらすと,効果が長持ちするという。同連合会によると今年8月以降,40箱が売れている。「動物の習性を利用しているため,クマにも効果があるはず」と話している。県内の各森林組合でも販売している。

 さて,害獣被害に悩む農家,林業家には朗報と思えるのだが,
1.日本からオオカミがいなくなって100年以上経つが,“オオカミは恐い”DNAは確かに受け継がれているか?
2.3ヵ月後に再び吊して,効果は継続するか?。一過性でなければいいが・・・。
 (以前の,「ヒトの頭髪がシカの忌避剤として有効」との話はいつの間にか聞かなくなったが・・・)
3.強烈なアンモニア臭が,農作物や通りがかりの人に付着しないか?
 (イノシシの侵入した稲田の米は,獣臭によって食べられないという)
 非常に興味を惹かれる記事で,柵を設置することを考えれば作業も楽で環境に優しい。共同で設置すれば集落を守ることもできる。
 効果の持続期間と値段の問題が残り,是非,実証実験の様子,結果を教えていただきたいものだ。

ついでに関連記事を探していたら,こんな記事も,

 有害獣駆除 オオカミを輸入構想(豊後大野市) 《西日本新聞:10月29日》

 農作物を食い荒らすシカやイノシシなどの有害鳥獣を駆除するため,大分県豊後大野市が外国からオオカミを輸入し,山林に放つ構想を進めている。オオカミの習性や適性を調べようと,来年度予算に研究機関設置の調査費を盛り込む方針。被害に苦しむ農家の期待は高いものの,大胆なアイデアに「オオカミを山に放して大丈夫か」と,安全性や生態系に及ぼす影響を危ぶむ声もあり,論議を呼びそうだ。
 同市内の推定生息数はシカ約8千匹,イノシシ約3万匹,サル約5千匹。その損害額は年約3千万円にのぼるという。害獣駆除を請け負ってきた猟友会会員も高齢化で近年減り,農家は窮状を訴える。「オオカミ構想」はこうした厳しい現状を踏まえて,橋本市長が提唱する。輸入候補のハイイロオオカミは、絶滅したニホンオオカミと遺伝的に近い。
 市は、オオカミ研究者らによるプロジェクトチームの設置を来年度予算に計上する方針。当面は「オオカミ研究センター」を開設して研究を進めながら,市民に構想の理解を促す。市長は「オオカミは人を襲わないと聞くし,農家の被害は待ったなしの対応を迫られている」と話す。
 オオカミによる害獣駆除で知られるのは,米国のイエローストン国立公園。オオカミ絶滅によって急増したシカが森林を荒らしたため,外部からオオカミを導入したところ,シカが減り森林が再生したという。

 この構想の実現性はどうだろうか?。
飼い犬だって放逐されて野生化すれば人を襲う。飼育されている鶏や肉牛を襲わないという保障はない。
といって,野山を囲んでオオカミ牧場を造るということも不可能だろう。
 しかし,このような発想も出るほど,害獣に農村は泣かされているということだ。
有害獣駆除,何とかならないものかねぇ。

若干18歳で女流棋士3冠

2010-10-29 20:27:46 | メモ
3冠を獲得した,里見香奈さん
 里見さん,第32期女流王将に 《各紙:10月29日》
 囲碁・将棋ともに少しは遊ぶ。
だが,将棋はあまり好きになれない。1箇所破られると,バタバタッとやられてしまう。
何しろ手兵が倍半分になってしまうからだ。そんな時には将棋盤をひっくり返したくなる。 
だから将棋を指す資格は私にはない。
囲碁はすこうし違う,と思っている。何しろ盤面は広いし,丸い石は四方を向いている。
敵にあげられた石も,手先となってこちらを攻撃してくることはないから,逆転を期してのんびり打つことができる。
 従兄の“哲ちゃん”がお元気だった頃は何番か盤を囲んだが,碁盤は眠ったままだ。

 囲碁,将棋とも若い人が元気で,女流棋士では里見香奈さんが3冠を獲得した。
'08年11月倉敷藤花,'09年同防衛。
'10年2月女流名人。
そしてこの度,10月28日女流王将を獲得し3冠となる。
(史上最年少のプロの囲碁棋士・藤沢里菜,香奈さんの藤花は,2月16日の『天声人語に』)

 里見香奈さんは今春,島根県立大社高校を卒業し,将棋の学習には不便と思われる出雲市に住んでいる。
 将棋の勉強は,棋譜を並べたり,インターネット対局などで力をつけているという。いかにも現代っ子らしい。
そして体力強化に,朝2㎞のジョギング,夜は腹筋・背筋に腕立て伏せ。

 現在倉敷藤花戦3番勝負を対戦中で,いま1敗のカド番で迎える第2局は来月2日。

 爺も,せっかくパソコンと“対局囲碁・最高峰”とかいうソフトがあるのだから,打ってみようか?。
だがパソコン相手では,『どうや!』とも『しもうた!』とも言えないから,味気ないんだよね。

再び,尖閣諸島問題

2010-10-28 23:46:06 | メモ
 中国では,相変わらず反日デモが頻発している。口封じに奔走しなければならない国も哀れなら,言葉を換えて発言しなければならない国民はもっと惨めだ。隣国の,物言えない民に比べれば,少しは救われるとはいうものの・・・。
 毎日新聞には3頁に読ませるコラムがある。曜日によって“火論”,“水説”などと。今日は木曜日で“木語”

 6年一日変わらない
 《毎日新聞・木語:金子秀敏・専門編集委員,10月28日》
 
 「東奥日報」は青森の県紙である。ホームページで2004年3月26日の「断面2004」を読んだ。
 尖閣諸島に中国人7人が上陸してから強制送還されるまでをまとめた共同通信の記事だ。登場人物の談話を時間の流れに沿って並べてみた。

▼24日夜,沖縄県警が中国人を逮捕=政府筋
 「今後は官邸が全面的に関与していく」
▼26日午前=安倍晋三自民党幹事長
 「しっかり取り調べて必要があれば起訴し,裁判にかけることになるだろう」
▼同日午後,送検せず強制送還=政府関係者
 「現場の判断,沖縄県警の判断だ。官邸はタッチしていない」

 外務省幹部「官邸は7人の身柄を早く中国に帰したがっている」

▼同日夕,記者会見=小泉純一郎首相
 「日中関係に悪影響を与えないよう大局的な判断をするよう指示した」

 逮捕した中国人を起訴するか,政治判断で送還か。政府与党のなかが大揺れした。手に取るようにわかる。今年9月に起きた尖閣諸島沖衝突事件の展開とうり二つだ。

 '04年の場合,政府与党はなぜ動揺したのか。記事はこう分析する・・・・・・・
「日本国内に対中強硬論を抱えている。官邸が前面に出て政府間決着を図る構図が浮き彫りになれば『弱腰』との批判を浴び,国民の不満をあおることになりかねないとの判断があったようだ」。

 そっくりそのまま,今回の事件に当てはまる。自民党政権だろうと民主党政権だろうと,尖閣諸島をめぐる日中紛争が起きたら,知恵を絞って政治判断で早急に冷却させるのが最善の策である。それを邪魔するのは中国ではなく国内の対中強硬論だ。同様に中国政府も国内の対日強硬世論の圧力にさらされて動揺する。だから双方とも政治の指導力が重要なのだ。

 前回と今回ではひとつ違う点がある。小泉元首相は,県警の判断にせず自分の指示で送還したと言った。菅直人首相は「検察の総合的判断」(9月24日)と逃げた。リーダーシップにおいて小泉元首相が数段まさる。

 今回教訓とすべきは,、弱腰か柳腰かなどではない。突発的な危機に際して官邸の政治主導がぶれなかったか,日中間の危機管理システムが十分機能したかである。

 国会論戦で野党の自民党はそこを突きながら,「民主党は弱腰だ」というどうでもいい結論を引き出そうとあせる。だから仙谷由人官房長官に翻弄されるのだ。「柳腰外交」という言葉は正しいかどうか、そんな無駄話で時間を浪費している場合ではない。

秋の便り

2010-10-28 22:56:23 | 広島の生活
島から届いた秋
 いいことは重なる
孫B:わぁっ,ミカンじゃぁ
孫A:これ,おじいちゃんの?
島爺:おじいちゃんのミカンは当分駄目じゃけん,おじいちゃんの叔母さんが送ってくれた。
孫A:こないだのイチジクは?
島爺:あれも,遠いい親戚のおばちゃんからのプレゼント
孫B:貰ったものばっかりじゃん 
島爺:・・・・
 私の管理していたミカンは全滅している(スス病)。少しずつ植えているミカンもこの夏の暑さで枯れ,活着しても収穫するまでは数年かかる。そのことを知っている叔母が,今年もミカンを,それにサツマイモと茄子を添えて送ってくれた。

島爺:わっ,お酒だ!
娘 :主人が隠岐の島に出張して,お父さんにと
島爺:ありがたく頂戴しょう
 日本列島は一昨日から冷え込み,今朝は今秋初めて上着を着て出勤した。
奄美地方は空前の大雨に見舞われ被災し,次いで颱風14号が接近している。当該地方の人には申し訳ないが,病院の帰り道,晩酌用にとリカーショップに寄った。秋の夜長は清酒に限る,と思いながら最も安い焼酎を島用にもと2本買って帰ったばかりだった。
 1本は,清酒・隠岐誉大吟醸,もう一つは,完熟海藻焼酎・わだつみの精。婿殿はしゅうとの好みをよくご存知だ。

孫A:おじいちゃん,風邪は治ったん?
島爺:おかげでなぁ
 金曜日の午後風邪の症状で,土曜の朝近くのクリニックで診察を受け薬を服用。大したこともないと分かって,月曜日からは父を見舞うこともできた。
これで土日は島でのイノシシとの対決が楽しみとなった。

 酒は,かみさんとじっくり楽しませてもらおう。
我が家の家計は、こうした到来物で維持されている。

イモとシシと櫂伝馬

2010-10-26 21:55:11 | 島の生活
 ショバ争い
孫A:イノシシは何をしに畑に入るん?
島爺:あいつらは何でも食べるから,畑の作物やミミズ,カブトムシやセミの幼虫まで。
孫B:カブトムシ?
島爺:うん。前に,藁や畳を木の下に敷いたと,いっぱいカブトムシの幼虫がいたよ。
孫A:土の中にいるのに,どうやって見つけるん?
島爺:鼻の長い動物は臭いをかぐ力が強いんじゃ。
   フランスじゃあ,トリュフというきのこを豚を使って探させるほどじゃけん。
孫A:それで畑を掘るんか~。
島爺:畑を掘るだけならええんじゃが,そのために石垣や斜面を崩すから困るんじゃ。
   それに,この間は畑の入り口まで塞いでしもうた。
孫A:おじいちゃんが入れんようになったん?
島爺:“ここは儂らのテリトリーじゃぁ”という事でもなかろうが,穴を掘ってそうなったんじゃろう。
孫B:テリトリーいうて,なんねぇ。
島爺:“この土地は儂らのものじゃー”というところかのう。
孫A:テレビで見た!。“この島は中国のもんじゃ”いうて。
島爺:まあ,人間の方が悪いかのう。
   中国もベトナムと喧嘩するときにゃあ,“大陸棚は関係ない”と言うて,
   日本とは,“大陸棚の続きで当然中国のものです”と,いい分けるけん。

孫A:こないだ帰ったときイノシシに遭うた?
島爺:イタチ1匹と,帰りにイノシシ2頭
孫B:木刀でやっつけた?
島爺:いんや,車から降りるより早くとっとと逃げおった。
孫A:ようけ,おるんじゃねえ。

孫B:お爺ちゃん,今年も船に乗るん?
島爺:ああ,フードフェスティバルの“櫂伝馬”?。
   この土日,広島城周辺とお堀で催されると言うんで申し込んだんじゃが当たらんかった。
孫B:え~~っ,楽しみにしちょったのに。
島爺:済まん,すまん。
   イモも掘らにゃあならん,草取りもある,イノシシの面倒も見にゃならん。
   おまけに白木農園の仕事もはいた。
   どれをするか別にして,今年は婆ちゃんと行ってきんさい。 

イモとシシ

2010-10-25 23:54:15 | 島の生活
 狭き門より入れ
孫A:おじいちゃん,おイモは?
島爺:雨が降ったのと、イノシシと遊びよったら,収穫れなかった。
孫B:相撲したん?。
島爺:いんや。イノシシのはいる箱を作りよった。
孫A:えっ,イノシシを飼うん?。イノシシを捕ったん?
島爺:「島の畠にイノシシが這入って困る」と言うたろう。イノシシの入る箱を作りよった。
孫A:えっ,イノシシを飼うん?。イノシシを捕ったん?
島爺:どうやってもイノシシが這入るもんじゃけえ,それなら入らそう,とな
孫A:そしたら畑が駄目になるじゃん!
島爺:そこで,畑には入れんように,箱を作ったんじゃ。
孫A:そんなら,垣を頑丈にした方が簡単じゃん
島爺:一度味を覚えたら,どうやってでもイノシシは這入ろうとするもんじゃ。
   じゃから,あっちこっち垣根を壊してきたんよ。
   だから,一回は恐い目に遭わそうとな。
孫A:でも,入ったところから出ればいいじゃん
島爺:そこでじゃ,簡単には出られないように工夫した
孫A:分かった!。ワナじゃ。
孫B:お兄ちゃん,ワナいうて何?
孫A:う~ん,ゴキブリほいほいみたいなもんじゃ
   ほいで,もし入いちょったらどうするん?
島爺:さ~て,煮て喰おうか,焼いて喰おうか?
孫B:え~~っ,殺すん?
島爺:殺しても足りんような憎い奴じゃが,・・・
   万一入っていたら,・・・,結局,逃がすことになろうかのう。
孫A:飼うたらいけんの?
島爺:世話が大変だ。あそこは危険だと,仲間に伝えてくれれば良いんだ。
   それより,入るかどうか,だな。
孫A:入るといいね。

ハートレー彗星を見ようか

2010-10-22 17:00:34 | メモ
国立天文台ホームページ
 秋の夜長に星でも見ようか
 夜は肌寒くなってきたが,空気が澄んできた好季節。
昨日は昼間に,広島市上空をV字飛行をする雁(だろうね?)の姿があった。
ラジオで,6年半の周期で太陽を回るハートレイ彗星を観察するのに絶好との放送があった。
太陽,月,地球の位置関係で観察しにくい帚星だが,今年は季節といい,位置関係といい絶好という。
 ただし,今は月が明るいのと,ハレーほど明るくないので,肉眼でなく望遠鏡か双眼鏡によるという。

 もうハレーを観ることができないから,せめてハートレイ彗星に挑戦しょうかしら。
真夜中(過ぎ)に中天,カペラの近くだったかな,来月中旬まで。

詳しくは
 ハートレイ彗星を捉えよう=国立天文台

 ハートレイ彗星は,10月20~21日に地球に接近します。また、太陽には10月28日に接近し,ガスなどをたくさん放出する彗星活動が最も活発な時期を迎えます。したがって,彗星はこの前後にかけて明るくなると期待されています。
 一方で,過去のこの彗星の観測からは,太陽に最も接近した後も活発な彗星活動が継続し,むしろ明るくなるとも言われています。
 これらを考慮すると,10月半ばから11月半ばまで,彗星を見るチャンスがあると予想されます。このため,約1カ月という長い期間,キャンペーンを実施することにしました。

 このようにキャンペーンの実施期間が長いため,3つの期間に分けて,それぞれで観察におすすめの時間帯をご案内することにしました。ぜひご参照ください。

歯は

2010-10-22 16:23:03 | 広島の生活
 噛めますがまだ噛み切れません
 今回は1週間ぶりの歯科治療。
ようやく左奥の上に1本歯が被さってひと言,
「これでひとまず噛めます。が,まだ噛み切ることはできません。あまり使われないように」
今日下の型を取ったから,29日以降はかみ砕いてものが食べられるようになるだろう。
 右奥と前が残っているから,もう少し辛抱が必要なようだ。
 
 その時の準備に
 依頼されていた写真をようやく届けた。
以前勤務していた学校から,架けるからスナップ写真で良いからと言われていた,が,撮られるのが嫌でまともな写真はない。
年代は少しずれるが,ようやく孫の誕生祝いに撮ったものが残っていた。歯の治療が終わって持参したが当該校は本日休校。
 できれば“そのとき”に必要なので,1枚余分に作ってくれないかとメモを残した。
そろそろ幕引きの準備をしておかなくてはなるまい。

神輿を担いだね

2010-10-21 13:13:20 | 孫たち


  父の医療ノート, 17日(日)の欄ににメモがあった。あとで分かったことだが,娘が見舞ってくれたらしい。
孫の夕食の足しに,家内がお好み焼きを焼いたのを取りに来たときそれが分かった。
弟のSは元気が良いのに,Tはしょんぼりしている。
どうした,母さんにしかられたのかと聞くと,はい。

 習字を書いて私に見せるつもりだったが,皺にしてしまった。
うまいじゃないか,1年生にしては立派だと褒めると,ようやく機嫌が直った。
間もなく狩猟期にはいるが,春から夏にかけて島ではよく姿を見るからと誘って,キジの鳴き声も教えておいた。

 日曜日は秋祭りが多かったらしく(島も祭だったらしい),兄弟で神輿を引いたという。
6台も神輿が出て,兄の方は担ぐ神輿にも参加したとか,楽しんだらしい。
少しずつ地域にとけ込んでいるようで安心した。

 さすがプロ
 車で点けたラジオから,パ・リーグのクライマックスしリーズ第6戦の中継が流れてきた。
解説は鈴木啓志さん。アナウンサーから両先発投手の出来を聞かれて,
『ウーン,成瀬は大丈夫でしょうが,杉内がちょっと心配ですね』
そのような言葉が流れてきた。

 試合が始まって間なし,両投手とも1回を打者3人で討ち取っている。
えっ,と思ったがなるほど。自宅についてテレビをつけると,成瀬の完封ペースに対して,杉内は4点も与えていた。

 現役時代,317勝を挙げながら,被本塁打も560本。
逃げることなく真っ向勝負の鈴木投手だけのことはあると,プロに脱帽。