小島と広島と私たち

島爺の倉橋島での農作業と,
広島を中心とした孫たちとのくらし

トマト,残滓の撤去

2010-02-01 15:47:09 | 農業塾OB会
 林立方式のトマト栽培
 トマトの撤去と会計報告
 昨日のこぬか雨とうってかわって今日は朝から本降り。
世話しているビニールハウス3棟は,林立方式の水耕栽培。暖房も止まっているから色づきは悪い。
 食べられそうなものを収穫し,残りはすべて廃棄処分。もったいないが仕方がない。

 会計さんから丁寧な会計報告。
半年の作業で,私への分配金は7千300円也。時給にすると,100円ちょっとということになるかな。
 連休をつぶしてわざわざ島から出てきたり,そんなことを考えると誠にアホらしい話だが,作業しながらの交流は,金では買えないものがある。
 
 せっかく頂戴した配当金だが,今夜の打ち上げで出ていく運命にある。
 天井方式のトマト栽培

日航破綻ー6

2010-02-01 15:45:44 | 私見
 日航株 亡き母に責任あるか 《朝日・投書欄:'10.1.19》
 日本航空の経営が行き詰まり,会社更生法の適用を申請して法的整理による再建を目指すことが決まりました。
 昨年11月亡くなった母は,生前,「JAL株を買ってあるの。兄妹で仲良く分けてね,いい会社の株だから」と私に言っていました。そこで,「供養も十分出来てないのに相続なんて」という妹を説得して昨年末証券会社で相続手続きをしました。年明けから日航の上場廃止報道が連日のように続きました。
 先日,証券会社から「無価値になりますが,相続されますか」と電話がありました。私たちにせめてもの遺産をと,老後の少ない年金をためて母が買った株が,政府の「法的整理」の判断で紙くずにされてしまうのです。
 鳩山由紀夫首相は,「一般論として,株主にもそれなりに責任があると思う」と述べました。年老いた母に何の責任があったというのでしょうか。企業年金やマイレージは補償されるのに,株主は責任を追及されるのですか。投資は自己責任とはいえ母の努力は何だったのかと考えます。(大阪府枚方市 会社員46)

 数値化できない「文化」大切 《朝日:'10.1.20》
    (日航の設置した第三者機関)安全アドバイザリーグループ座長 柳田 邦男さん
 御巣鷹の事故から20年間は形式的なマニュアルはあったが,安全にタイする企業文化は未成熟だった。2005年に相次いだ運航トラブルを機に,ようやく意識の改革が始まった。'06年にできた『安全啓発センター』で御巣鷹の残骸を公開し,社員が安全意識を血肉化してきた。
 航空会社にとって安全確保が経営の大黒柱だという認識が必要だ。
 今後,機械的に人員整理をするのではなく,リストラが安全にどう影響するのかを必ず検証すべきだ。現場のミスを責めず,教訓として生かし,責任はトップがとる日航独自の姿勢を大事にしてほしい。
 安全確保は債務超過解消よりはるかに難しい。危ないと感じたら何でも言える職場環境が求められる。