写真がピンぼけだが、画家浅野信二の個展に行った。
「シュルレアリスムの画家」と以前書いたことがあるが、実際そういう定義でよいのかはよくわからない。
というより、実際足をはこんでみて、その作風がシュールレアルでありながらも意外なほど静物画的たたずまいをしていた。
実際にどこかにある風景や情景の絵というふうに感じられた。
写真は・・・おっとタイトル忘れた(^^;)
遠近法ではるか奥まで続く近代都市の廃墟と思しき情景のなかに、無防備に横たわる少女の絵。
廃墟のイメージは非常に現実的なものだ。たとえば戦禍の中の都市に見る破壊のイメージ。
そこにもってくる少女の姿だけは鮮明だ。
これはコラージュ感覚なのだろう。取り合わせは異質であってもどうしても超現実とはとらえることは出来なかった。
下の写真はメイン展示となっていた作品「シシィの浜辺」。
これはコラージュ感覚をフルに発揮したシュールレアリストらしい作風。
だが、これが彼のすべてではなかった。
今後も楽しみな同時代の画家だ。
↑クリックで拡大
ただ、「cenotaph(記念碑・屍が埋葬されていない墓)」というコンセプトについては、見ている間はすっかり頭からとんでしまった。
そこに思いをいたすにはもうちょっと全体の世界に浸る必要があったかもしれない。
浅野信二氏と無駄にヨタ話をしてたのは間違いだったかもしれないw
(お茶も淹れてもらっちゃった)
**
作品の大半にはすでに売却済みの赤札がついていた。
これらの作品が相応の場所へ散ってゆくのも寂しい気がした。
**
於:青木画廊(東京都中央区銀座 3-5-16 島田ビル2F・3F)
11/7(mon)~11/19(sat)
浅野信二WEBSITE/Asasinsane
AokiGallery
「シュルレアリスムの画家」と以前書いたことがあるが、実際そういう定義でよいのかはよくわからない。
というより、実際足をはこんでみて、その作風がシュールレアルでありながらも意外なほど静物画的たたずまいをしていた。
実際にどこかにある風景や情景の絵というふうに感じられた。
写真は・・・おっとタイトル忘れた(^^;)
遠近法ではるか奥まで続く近代都市の廃墟と思しき情景のなかに、無防備に横たわる少女の絵。
廃墟のイメージは非常に現実的なものだ。たとえば戦禍の中の都市に見る破壊のイメージ。
そこにもってくる少女の姿だけは鮮明だ。
これはコラージュ感覚なのだろう。取り合わせは異質であってもどうしても超現実とはとらえることは出来なかった。
下の写真はメイン展示となっていた作品「シシィの浜辺」。
これはコラージュ感覚をフルに発揮したシュールレアリストらしい作風。
だが、これが彼のすべてではなかった。
今後も楽しみな同時代の画家だ。
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ただ、「cenotaph(記念碑・屍が埋葬されていない墓)」というコンセプトについては、見ている間はすっかり頭からとんでしまった。
そこに思いをいたすにはもうちょっと全体の世界に浸る必要があったかもしれない。
浅野信二氏と無駄にヨタ話をしてたのは間違いだったかもしれないw
(お茶も淹れてもらっちゃった)
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作品の大半にはすでに売却済みの赤札がついていた。
これらの作品が相応の場所へ散ってゆくのも寂しい気がした。
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於:青木画廊(東京都中央区銀座 3-5-16 島田ビル2F・3F)
11/7(mon)~11/19(sat)
浅野信二WEBSITE/Asasinsane
AokiGallery