Credo, quia absurdum.

旧「Mani_Mani」。ちょっと改名気分でしたので。主に映画、音楽、本について。ときどき日記。

今日のは大当たり

2005-11-01 21:38:31 | movelog

おいしいです。
満点。
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Rosas「Hoppla!」

2005-11-01 15:23:08 | dance
1989,colour, 52’

監督: ウォルフガング・コルブ
振付: アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケル
出演: ローザス
音楽: ベラ・バルトーク ≪ミクロコスモス≫≪弦楽四重奏曲第4番≫

hopp・la
[ホップラ](間投詞)
(つまずいたときなど)おっと;(人にぶつかってぶっきらぼうに)ごめんよっ;(物を投げるときに)ほらよっ

ふうん

**

ローザスの最初の映像作品Hoppla!を観た。
映像は89年の作品だが、そこに含まれる2作はそれぞれ、
「Mikrokosmos」1987、「Bartok/Aantekeningen」1986の作品だ。

ミクロコスモス」は、バルトークの2台のピアノのための7つの小曲に振り付けられた、男女のデュオである。
互いに引きつけたりはじきあったり、受け入れたり拒絶したりという所作が、音楽の構造を踏まえたユニゾンやずらしを交えて展開される。

アンテケニンゲン」は、同じくバルトークの弦楽四重奏曲第4番に振り付けたもの。4人の女性ダンサーにより踊られる。
音楽と踊りの関係はかなり密接で、4人のダンサーをうまく使った動きの対位法的アプローチが顕著。
振り付けもかなり挑発的なパワーを持ったもので、緩急取り混ぜたリズミカルで激しい踊りである。観ていてこちらの体も動きそうになる。
メリハリのきいた訓練されたユニゾン、キュートな仕草、ちりばめられる動きのずれ、パンツもいっぱい見えるし^^;ローザスらしさが満載、ローザスの魅力をめいっぱい堪能できる作品だった。

このビデオ、80年代のローザスがどうであったか、よく伝わる作品だと思う。
振り付けのアンヌ・テレサを含む少人数のダンサーが身と心を寄せ合い作り出していった密度の濃いダンスを観ることができる。
映像ではこの作品と、「Rosas danst Rosas」を押さえるとローザス観た~という気分になるのではないだろうか。

**

例によって資料がないので、一所懸命エンドロールを追いかけたが、短期記憶の弱い私には、大した情報を持ち帰ることができなかった。残念。
ダンサーの名前すらよく把握できなかった^^;

間違いなく4人のうちのひとりは池田扶美代さん(^^;)
あとは、89年の来日公演時のメンバーから想定すると、アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケル自身も踊っているはずだ。

音楽はいずれも生演奏で、演奏者のクレジットもあったが、記憶に残っている名は一つもない。私の記憶力はもうだめなのだ・・・

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