(mixiと同内容です)
ボンズ~ルというのはパリのリアルな情報を集めたフリーペーパーで、すでにパリでは発行されているようですが、このたび日本でも創刊されたそうです。
で、それを記念してのパーティー&ライブが紀尾井町オーバカナルであったので、いって来ました。
猫沢さんのライブとバカナルの食事プラス、今回は猫沢さんの所属するグラフィティチームがデザインしたTシャツを先着200名様プレゼントという企画付き。Tシャツ目当てに開場30分前くらいにバカナルに着くと、すでに20人くらいの列ができていました。
待っている間、ボンズ~ル創刊号が配られたので、ぼ~っと読んでいたら、ふと気づくといつの間にか後ろには長蛇の列が・・・すごいな・・・
とおもったらやはり、オーバカナル店内はあっというまにものすごい人口密度に。
早めにきたのでテーブル席でくつろげたけれど、たくさんの人が立ち見状態。気温も上昇、酸素は欠乏、すごいことになってるなかで、当日だけの特製プレートを食す。
マッシュポテトがうまい!ほうれんそうとサーモンと思われるキッシュもなかなか。牛肉のワイン煮とかテリーヌとか、滅多にない贅沢気分を味わいました。
なんだかんだと開演時刻の20時になったけれど、開演時刻とはパーティー開始時刻だった。司会の人がボンズールの説明などして、どうやらライブは21:30開始とのこと。うひゃあ。
せっかく席をゲットしたので、デザートにコーヒーまで注文し目一杯エネルギー補給と休養をしてライブに備える。結局ライブ前に2時間半もくつろいだ(笑)
で、ライブが始まる頃に会計を済まし、立ち見の人に席を譲る。やっぱりみんな食事くらいしたいですもんね。
てなわけで、結構ざわざわした雰囲気の中お腹もいっぱいになったころやっと始まったライブでありました。
****
今回はバンドスタイルのライブ。パーティーらしくノリノリの曲をちりばめて、バンドもいつになく弾け飛んでいたようです。
猫沢さんのMCもこのざわざわ感にまけじといつになくテンション高め。
猫さんのこんなのは初めて観たかもしれない→「もりあがってますかぁ~~っ?」
客席もすっかりパーティー気分なので演奏中の雑談も全然OK。思い思いの楽しみ方をしていたと思います。
わたしも円山さんのギターに併せて弾く真似なんかをして勝手に楽しませていただきました。しかし彼等のグルーヴは最高にいいですな。
全部で12曲、結構長いのにあっという間でした。
やるだろうと思っていたZobi la moucheとか久々のAir FRANCHESCAのような曲が今回は映えましたね。
(しかしZobi la mouche!とかみんなで大声で歌うのもなかなか笑えますね!!)
お楽しみは「ミルクの冠」。これは一番好きな曲なのでグッ
でも・・ちょっとボーカルの抜けが悪くて歌が今ひとつ良く聞こえなかったのが残念。ギタやベースはかなり輪郭でてたのにな。
あとやっぱり、わたし、パーティー苦手体質なのでして、ライブはもうちょっとゆったり静かに浸って聴きたいな。もちろん今回はみんなでわいわい楽しむほうが正解なので、問題なし。
****
【セットリスト】
c'est vous sur le pont
Les Cafes
Le monde(私の世界)
教授と私
ミルクの冠
レントゲン
Air FRANCHESCA
Mon Petit Chat
Zobi la mouche
Zo-wa-zo Oiseaux
T'en va pas
Mandarin World
(違っていたら教えてください)
****
なんだかんだと終わったら23時近く。
時間もなく猫沢さんには目前でただ無言で手を振って帰って参りました。
ギターの円山さんにも、これまた無言でサインを送り、失礼する。
おしまい。
【追記】
そうそう、アンコールのマンダリンワールドは
すいかのアトム君というラッパーといっしょにやった。
猫沢エミとヒップポップの出会いというのが、こういう形で示されると、これはなかなか予想できなかった味わい。
なんかヘレニズムとヘブライズムの出会いみたいな感じだ(意味不明)
2007.4.7sat 20:00-
六本木の隠れ家バーでの30人限定ライブに参戦してきました。
今回は雰囲気からしてこれはもうのんびりくつろいで楽しもうと思っていたので、早めに現地着、かぶりつき椅子席を確保させていただきました
薄明るい店内の照明も手伝ってほんわか気分、レポートしなきゃとかいう邪念をすててゆる~く楽しんできました。
**
面白いお話は、、
パリにちょっと戻ったときに、5年間通った近所のお店で「万引き犯」扱いされた!そうです。顔なじみであろうと、悪いことは悪いというスタンスがとてもパリらしいとおっしゃっていました。「何年住んでも、悪いことは平等にやってくる」う~む、ウケてしまったが、自分だったらすぐめげちゃうだろうな。
日本からパリに戻るときは、ラテン系のテンションを持って望むことが必要なので、やっぱりちょっとパワーがいるということでした。なるほど。
あとは、近所の青山ブッ○センターで猫沢エミセレクションの棚があって、並べる本を選んだはいいけど、実際並んでみると、「まぐろ土佐船」と池波正太郎とサザエさん全巻が同時にならぶことになって、キテレツな状態に・・・失敗したかな~と思っていたら、意外なことに非常にコーナー本の売れ行きがよいそうです(笑)
それから、「ボンズール」という、パリで発行されているフリーペーパーのジャポン版が創刊されるそうで、その編集長になったそうです。
編集長という柄じゃないので、「酋長」と呼べとスタッフには言っているとか(笑)
・・・・なんというか、猫沢さんのまわりにはいつもとてもよい風が吹いているように思う。
そもそもたまたま人前で歌った自作曲一曲でデビューがきまっちゃったという話とか、書店でコーナー作ったらコーナー本には珍しい売れ行きになるとか。
なんか星の巡りが自分とは違う気がする。
もちろん本人の意識無意識の努力のレベルが違うんだろうけどもね。
**
で、歌のほうですけど、なんかとてもよかったな。
場所のせいでもあるし、聴いているこちらがリラックスしているせいでもあるけど、なんだか歌の世界がふわぁあ~~っ・・と広がった。
「私の世界」とか「Mon petit chat」とか「マシュマロワルツ」なんかもいい具合に感情が入っていてよかった。
「T'en va pas」は思わずじんときてしまったが、いちばん熱かったのはアンコールの「私のパパ」だったかも。なんかちょっと演歌の世界に近かったかも(笑)
円山天使さん、ガットギターよかったです。(暗かったのでシルエット)
ゆる~く聴いていたので、曲も曲順もうろおぼえです。
01 夏の模様
02 C'est vous sur le pont
03 私の世界
04 Mon Petit Chat
05 Les Cafes
06 The Return of Alan Bean
07 Marshmallow-Waltz
08 TABACの森
09 羊飼いの少年へ
10 Mandarin World
11 T'en va pas
12 ノワイエ
13 私のパパ
サプライズは「羊飼い」と「TABAC」かな。
そういえば、猫沢さんはアンコールが苦手なので、以前は「ここからアンコールです」って宣言してやってたけど、前回のライブから、普通にアンコールの拍手を受けてたな。
ギターの円山天使さんには、ガットギターの値段(笑)とか、ブリッジを削ってみる話とか、カポが調子いいですよとかいろいろ教えてもらっちゃいました。どうもありがとう。
(「私の世界」のコードを間違えないで弾き通せるのがすごいっす)
***
二週間後くらいにはパリに旅立つ猫沢さん。
お体に気をつけて、といったら、manimaniさんは仕事がんばって、と返されてしまった。
猫さま、おつかれさまでした。
【追記】
そうそう、次回は6月1日だそう。
「ボンズール・ジャポン」の創刊記念パーティーだそうですよ。
行けるかな
【さらに追記】
会場である女性に、「ABCのイベントの時に写真を撮っていた方ですよね、ブログみました」と声をかけられました。
こんな拙いブログにお越し下さりありがとうございますm(__)m
というのはともかく、あの写真、やっぱり目立っちゃったかな(シャッター音鳴り響いちゃったしな)
(実は撮影禁止だった模様ですみません)
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3月15日(木)20:00~
青山ブックセンター六本木店
行ってきました。
トークとミニライブのイベント。
エミさんのフランス語習得物語が面白かったです。
最初は多少勉強してパリにいったにもかかわらず、
実際に言葉を使うというのは勉強と別物。
言葉が出来ないということは、相手からすると犬や猫と同じようなもので、何をいわれても、わんわん!くらいしか言い返せないってことですよね~
とか。
なんとか相手のいうことの主旨がわかり、こちらからも必要なことがいえるようになるまで3年、5年たって道ばたの世間話がすっと耳に入るようになってきた、とか。
キャッシュディスペンサーの画面をデジカメで撮ってきてボタンにかいてある言葉の意味を調べたりという、猫沢さんの本ではおなじみのエピソードとか。
自分の経験としては、アメリカで電話かけるのにも一苦労、地下鉄の券売機でも苦闘したのを思い出したけど、ほんとに機械ひとつとっても日本とはまったく雰囲気が違うのが外国だよな。
外国で暮らすというのは本当にすごい体験なんだろう。
いつもは対談が多いエミさんのトークだけれど、今日は一人でした。よどみなく、しっかりとした内容で滔々と話ができる、ということに感心しました。自分もかくありたいと思いました。
***
さて、ライブは、お馴染み円山天使さんのギターとエミさんのパーカッションというミニマム構成。
円山さんは、さいきんはまっているというガットギターを華麗にプレイ。ひとりで音世界を引っ張っていくのはたいしたもんだと思います。
エミさんの声は場所のせいかちょっと緊張ぎみ。目がいつもより猫目になっていたように思います(笑)
1 夏の模様
2 私の世界
3 C'est vous sur le pont
4 Les cafes
5 Mon petit chat
6 Marshmallow-Waltz
7 T'en va pas
8 私のパパ
曲順とリストは記憶なんで、ひょっとしたら違うかも。
今日はマシュマロワルツがとてもよかったな。
ちょっとほろり。
***
猫沢さんを初めて見るというひとが多かったです。
ライブ後はサイン会
みんな本をかってサインをもらうために並んでいました。
次のライブも楽しみです
2週連続!猫沢エミライブの2回目、行ってきました。
今回はお昼から、お食事付きのライブ。
”パリ・リアル・プレート”と称して、特別メニュー、鶏の煮込みとカボチャのスープのセット「ポ・ドゥ・プレ」などいただきながら、
いや~くつろいでしまいましたです。
やっぱり飲み食いしてると気分がいいね、人間って。
「Week-end a Paris」は、猫沢さんがHPで書きためた日記を本にしたもの。
「パリ通信」は、映画とパリ生活という切り口で、リアルな生活者の視点でパリ空間を書き留めたもの。
それらの本のデザインと写真撮影をした梶野彰一さんとのトークショーで始まりました。
写真も二人でかなり即興的にダイナミックに撮ったという話で、バイクに乗りながら、右手でアクセルふかして、その余力があるうちに右手でシャッター切った話とか、なかなか笑えました。
ライブは一年ぶりのバンド編成。
楽しみだったけど期待以上のセットリスト&演奏。
グルーヴうねうねの、でもとてもリラックスしたいい演奏でした。
キーボードのサカさん?が、地味ながら職人的センスでいい仕事を。
ギターの円山さんもドラムの末藤さんも、ほどよい脱力プレイでGood!
ベースの岩見さんだけは、みため結構きばってましたね~あれこそウッドベースのダイナミクスでしょうか。
後半、「青い虫」から畳み掛けるように曲をくり出していって、
いつになくもりあがっていくのがすごかったです。
「マシュマロ・ワルツ」のやりなおしはご愛嬌(笑)
でも、ライブで曲をやり直すっていうのは、よほどリラックスして余裕がないとできないことなんですよね~~
わたしは好きですよ。やりなおし。
T'en va pasは元曲を知らないけれど猫沢さんのライブですっかりおぼえてしまったし。
「マンダリン・ワールド」はほんとにハッピーな力を持った曲だなあと、すっかりリラックスして聴いていて再認識しました。これがラストで幸せでした。
1月にパリに戻る(行く?)予定だったけれど、仕事がたて込んで延びるので、3月ころにできたらまたライブをやりたいとのことでした。
また楽しみです。
1 ALASKAの恋
2 The Return of Alan Bean
3 C'est vous sur le pont
4 Mon petit chat
5 Les cafes
6 夏の模様Le Monde
7 私の世界
8 青い虫
9 レントゲン
10 Pas de chat
11 Zo-wa-zo Oiseaux
12 Marshmallow-Waltz
13 T'en va pas
14 Mandarin World
そうそう、今回ギターの円山天使さんとちょっとだけお話しました。
昨年TVでaikoのバックで弾いていたの見ました~とかそんな話をして・・
で右手の爪ってどうしてますか?とかいきなり細かい話をしました(笑)
顔に似ず人当たりのよい方でした(失礼)
久々に猫沢さんのライブに行ってきました。
昨年もやった代々木のお菓子アトリエでのこじんまりライブ。
昼の部と夜の部があって、今回は夜の部参加。
会場に行ったらいきなり猫沢さんが椅子に座って談笑しているので、思わずご挨拶を。でもちょっと勢いあまってお話のところ遮ってしまったようでいきなり失敗、いい歳して失礼なことしてごめんなさい
ベンチに座って開演を待っていると、ポムダムールという、じゃがいもとリンゴのポタージュを振る舞ってくれました。じゃがいも味なのに酸っぱいという不思議な味わいでした。
**
さて、ライブは、アトリエの主、久保田由希さんとのトークではじまりました。
12月に出た猫沢さんの本のタイトルについて、「ウイークエンド ア パリ」は、パリの使えない週末(ほとんどの店が閉まって都市機能が停止すると聞きますね)と、あとはゴダールの「ウイークエンド」をパリでお二人で観た経験を重ねあわせたものだとか。
ゴダールについては、意識してるのかなと思っていたので、おおやっぱりと言う感じでちょっとうれしい。
あとはポムダムールの作り方
タマネギ2個、じゃがいも8個を煮込んで、塩胡椒で味付けて出来上がり。
そしていよいよ曲に。
ギターはおなじみ円山天使さん。
円山さんは一度お話してみたいと思いつつ、毎度、そのなんとなく孤高な雰囲気で話しかける勇気がくじかれてしまうのですが、ギターを見た目とっても軽いタッチで、悪く言うとてきとーに手を抜いて弾いているようにみえるんだけど(笑)、出てくる音はグルーヴがあって、表情もあって、力強くも優しくもなるという、なんだか魔法のようなギタリストです。
今回はアコギだけど、エレキを弾く時も、さりげなくすごい音をしっかりだすので、見応えあります。
なので、猫沢さんのライブなんだけどいつも円山さんのギターの弾き方を見ながら、耳は歌を聴いているというような状態になります。
そうそう、どこを見ているか?という話では、前から気になっていて今回わかったことがありました。
猫沢さんは歌っている間、目線がとても不思議と言うか、どこか遠くの世界を見ているように見えるんだけど、実際はどうなんだろうと思っていたんですが、今回MCで、歌っている間何をみているかという話が出たんです。
猫沢さんの場合、目の前の架空のスクリーンに歌詞の世界が投影されているのを見ている。そこに入り込んでいる。というようなことでした。
Mon petit chatを歌っているときは、愛猫ピキの姿が100匹くらいでてきたそうです。
ああ、なるほど、あの目線はそういうことだったのか~とひとり膝を打ちました。
わたしは、歌を歌う人が、多くのレパートリーの歌詞をちゃんとおぼえているというのが、昔から、なんでそんなことができるんだろう??と謎だったんだけど、もしかしたら、歌詞の世界というのがみえていて、それを見ているから歌詞もちゃんとでてくるのかもしれないな、と、そんなことも思いましたね。
*****
で、曲ですけど、
猫沢さんがホース振り回して不思議な音を出しながら、ゆったりと、スティーナのWhen Debbie's back from Texasではじまりました。
この曲はスティーナの2枚目のアルバムのオープニング曲なんですが、このアルバムはとても繊細ででもポップな力も持っていて、かつ音づくりが多層的で聞き飽きない、いいアルバムだと思います。
(手に入りにくくなっているようなんだけど)
あと、「アラスカの恋」は、今日聴くにはちょっと寒かったかもしれません(笑)
「バナナで釘が打てるのよ」とかね。
今回一番の感涙ものは「Broken Sewing Machine」でしょう。
ああ、この曲をライブで聴けるなんて・・・
あのアルバムの頃の曲は一曲ごとの強度がすごくて、こうしてアコギ一本で歌われても全然その力が失われない。猫沢さんはやっぱりすごいソングライターで歌手なんだなあと改めて思いました。
あと新曲は「パパの唄(?)」有名な曲の歌詞だけオリジナルにしたものです。元歌はすごく有名なんだけど、私、タイトルも作者もまったく知らないです。歌えるのに。
結構音楽は聴いているのに、一般教養はないんだよな~と悔しい思いをしました。
歌詞のほうは、mixiのウエモンシャコミュではすこしお馴染みの、猫沢家の父を彷佛とさせる、愛憎入り交じる感情を割とストレートに出したもので、きいていてせつなくなりました。(わたしとママをいつも殴るの~とか(汗))
自分の父のことにも思いが行くと同時に、自分もいまやれっきとした父親なので、自分のあり方についても考えちゃいました。
(家族をほっぽって猫沢エミライブ追っかけなんかしていていいのか?というようなことを・・ね・・・(笑))
セットリスト
1 When Debbie's Back From Texas
2 Les Cafes
3 ALASKAの恋
4 私の世界
5 Mon petit chat
6 c'est vous sur le pont
7 Broken Sewing Machine
8 夏の模様
9 T'en va pas
10 パパの唄(?)
1はスティーナ、4はアントニオ・カルロス・ジョビンの「三月の水」に猫沢さんが歌詞をつけたもの、6は名物DJ須永辰緒氏のプロジェクトSugana t'Experienceのアルバム「クローカ」収録曲(名曲)、9はエルザが歌ってヒットした?フレンチなポップス。原田知世も歌ってますね。
来週は今度はバンド編成のライブ
楽しみです。
【追記】
「パパの歌」の元歌は、プッチーニ「わたしのお父さん」でした。
1月14日に猫沢さんに教えていただきました。
それから、猫沢バージョン、新曲ではなかったようです。(ともももさん情報)
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猫沢エミさんは歌を歌っている時、どこを見ているのだろう。
そのまなざしはどこか遠く、ここでないどこかをじっと見つめているようだ。
どんな会場でも変わらない、遠いまなざしが印象に残る。
**
代々木八幡ちかくのLE CAFE DU BONBONは、製菓教室とカフェを営む小さなアトリエ。
おそらくはインターネット予約で集まった30人ほどのお客を前に、
猫沢さんは、最近のなかで一番ゆる~いライブをやってくれました。
最初はカフェの主宰者、クボタユキさんとのトークタイム
猫沢さんのトークはいつもひよひよの綱渡りを見ているようでハラハラ。
でもなごやかにゆるやかに時は流れる。
猫沢さんはパリに住んでもう4年。4年かあ。
ここまできたら、もうパリも東京も関係ないのでは?という話になる。
うん、そうかもしれない。どこにいても猫沢エミでいられるのだろう。
その力強さにうたれる。
**
トークのあとは、ギターの円山天使さんとのミニライブのはじまり。
ギター一本とパーカッションでちゃんとグルーヴもサウンドもできていていいなあ。
L'ete de la vie~夏の模様~
Le Monde~私の世界~(Necozawa+Antonio Carlos Jobim)
The Return of Alan Bean(Stina Nordenstam)
c'est vous sur le pont
Les Cafes
Mon petit chat
ノワイエ(Serge Gainsbourg)
T'en va pas(エルザ)
Marshmallow-Waltz
Mandarin World
こんなとこだったかな?
マシュマロワルツは、むかーしクアトロワンマンのときに聴いて以来じゃないかしら??
**
ライブ後、猫沢さんにぷちインタビュー敢行
Q1:マシュマロ・ワルツを歌う時は、泣かないようにバカボンのパパを思い浮かべながら歌う、
と昔言っていたが、今日もそうか?
A1:(一笑に付し)昔はそう言っていたが、今はそんなことはしない。
歌う側が泣いてしまわないようには努力する。
(↑われながらアホなことを訊いてしまったもんだ)
Q2:「イエスコリの橋」の歌の作曲者は誰か
A2:コード進行は須永辰緒氏、メロディは猫沢である。
須永氏の考えで、作曲もアレンジもみんな含めて印税配当を受けるべしということで、
クレジットはSunaga 't Experienceにしている。
インタビュー終わり。
もっと訊きたいことがあったよなあ。
そもそも「イエスコリの橋」ってなんだろう?ネットで検索したけれど、自分のブログだけがヒットしたという(笑)
まあいいや、次回また訊こう。
**
猫沢さんは今後は年の半分は日本で活動するくらいにだんだん軸足を移していこうという考えとのこと。
今後会う機会も増えそうでウレシイことです。
行ってきました。1月27日(金)
雑誌「天然生活」で連載していたエッセイをまとめた「パリ季記」という本の発売記念イベントライブです。
渋谷SUPUMAは割と広く、テーブル席がしっかりあって、ライブを聴きながらゆったりご飯も食べられるリラックス空間でした。
とはいえ、当日は結構混雑。立ち見の方も多数。猫沢さんも始まる前は客席とステージの中間当たりで所在なさげにたたずんでいらっしゃいました。
イベントは、お菓子研究家のいがらしろみさんとのトークショーで始まりました。二人ともパリでの生活が長く、最近パリの古い建物が急に金ぴかに造り替えられていて、しかもそういうお店がそこそこ繁盛している話とか、フランス人は人間的な押しの強さとかがあって、日本人にはそういう人間力がないね、昔はあったと思うんです、という話や、パリでは、前に出ようという気持ちさえあれば状況がまわっていく。人の見方がフラットだ。東京では経歴や肩書きや名声などがからんでしか動いていかないので動きにくい・・等々のお話が。
トークショーの間、若鶏のグリルと温野菜のサラダを食べながら聞いていたんだけど、おいしい食事+日常ではあまり考えないような内容の会話で、なにげに体と心のリフレッシュができました。

続いて期待のライブ。
今回はバンド編成でした。PAもナチュラルな感じで、とても臨場感のあるサウンドだったと思います。もっと小編成のときにはグルーヴマスターとなるギターの円山さんは、今回はリズムセクションのノリに身をゆだねて違ったアプローチをしていたのが印象的でした。
ベースの岩見さんはジャズ畑の方だそうで、楽器が壊れるんじゃないかしらっていうくらいノリノリでよかったです。
田ノ岡さんのアコーディオンも生音だけで十分っていうくらい迫力ありました。
ドラムも地味にしっかりとキープしてました。かっこいい。
オープニング、猫沢さんはホースを振り回して音を出し、フリーなセッション風にはじまり驚かせました。だんだんグルーヴが出来てくると、それが「アラスカの恋」に繋がっていきました。
ああやっぱりライブは面白いな。なにがでてくるかワクワクする。
あとは、ウッドベースらしさを生かして「c'est vous sur le pont」や「Les Cafes」などがいい味出してました。
バンドがノリがまとまっているので、「Zobi la mouche」のような激しい曲もバッチリです。へんな比較だけれどsaigenjiにも負けてないかも。
ギターだけで歌う2曲があったり、アレンジもかなり凝っていて飽きさせない展開でした。

「ミルクの冠」と「赤い星」をやったのが大ヒット♪
「レントゲン」もよかったです。
この編成で「赤い星」ができれば、あとはなんでも出来ますね。
あと最近レギュラーでやっている「T'en va pas」という曲、最高にいいです。
昔ジーンズのCMで使われていた曲だそうです。
お父さんに恋人ができて自分の元を去ってしまう・・いかないで、と娘?が歌う
と言う曲だそうです。切ない。
そうそう、MCで最近の「男性ひとりに女性が10人共同生活事件」について話してました。
最近あんなにフェロモンむき出しの男性は日本にはいないという話になり、一緒にいたい人とは一緒にいればいいんじゃないか、じつはすごくハッピーなんじゃないかみたいなことを元気に話されていました。
確かにそういう健全な欲望に基づく現象だったら、そういう直情型な生活ってもうちょっと日本人には必要なんじゃないかな、そうすればすこし日本の暮らしもハッピーな方へ底上げされるんじゃないかなと思いました。
催眠とか暴力とかそういう事件でないことを祈ります。
と話がそれたところで、当日のメンバーと、セットリスト。
いつもはあまりセットリストをメモらないんですけど、ちょっと気が向いたので・・・
*:.:*:.:*:.:*:.:*:.:*:.:*:.:*:.:*:.:*:.:*:.:*
歌とパーカッション:猫沢エミさん
ギター:円山天使さん
ウッドベース:岩見継吾さん
キーボード・アコーディオン:田ノ岡三郎さん
ドラムス:末藤健二さん
1 アラスカの恋
2 The return of Alan Bean(stinaのカヴァー)
3 c'est vous sur le pont
4 Les Cafes
5 Lete de la vie ~夏の模様~
6 Le monde(私の世界)
7 ミルクの冠
8 赤い星
9 TABACの森
10 Zobi la mouche(Les Negresses Vertesのカヴァー)
11 ?
12 ?(ゲンズブールのカヴァー)
13 Rontgen
14 Mandarin World
15 Mon petit chat
16 ノワイエ~溺死者~(ゲンズブールのカヴァー)
17 T'en va pas(エルザのカヴァー)
昨年12月のライブとあわせると、なかなか充実した選曲ではないでしょうか。
?のところはどなたかご存じでしたらご教示ください。
*:.:*:.:*:.:*:.:*:.:*:.:*:.:*:.:*:.:*:.:*:.:*
ライブ後は「パリ季記」の即売+サイン会となりました。
しっかり本を購入し、サインをいただきました
あと、円山天使さんと二人で録音したアルバムも販売していたのでゲット。
内容はセルフカヴァーといった趣で、ギターだけでおなじみの曲を録音したということでしょう。また「夏の模様」が入っている~^^;これで3枚目ですが、ご愛敬ですね(ファン心理)
しかし猫沢音源は今後このようなCD-R会場売りが主体となっていくんだろうか?ちょっともったいない気もします。
まあ市場でCDを売るのはまた大変なことですけどね。
というわけで長々と失礼しました~
【追記】本はコレです↓
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パリ季記―フランスでひとり+1匹暮らし地球丸 |
2005.12.23 at下北沢mona records
猫沢エミライブに行って来ました。
HP予約したんだけれど、開場前に整理券を渡すようなことがどこかに書いてあったと思い、早めに会場に行く・・・も、早すぎて30分くらい時間を潰して、ようやく入場、整理番号7番でかぶりつき席を占拠してしまいました。
今回の編成は、ギター(円山天使さん)、フルート(岩下聡子さん)そしてボーカルとパーカッション(猫沢エミさん)の3人編成。
小編成ながら少しも頼りない感じのない、充実した音を出してました。
曲目の方は、「夏の模様」「イエスコリの橋(正確なタイトルはフランス語なのでパス)」「フィリティカンカン」「モン・プティ・シャ」「マンダリン・ワールド」などなど新しめの曲を中心に、かつ「青い虫」「The End Of The World(!)」など古い曲も取り混ぜて、いい感じの選曲でした。
このところ毎回スティーナのカヴァーがあるのも聞き所。
今回は「デビー・バック・フロム・テキサス」(ってタイトルだったかな?)セカンドアルバムの1曲目ですね。
あと、猫沢さんは「アンコールがかかってまた出てきて曲をやる」というシチュエーションが苦手、ということで、もうアンコールかかる前から、「ここからはアンコールです」って宣言して演奏してました(笑)
アンコールには、昔からのファンの方へのクリスマスプレゼントということで、古めの曲を2曲やりました。
<まとめ>
音が薄い分、逆にグルーヴが乱れなくて、静かながらもちゃんと音楽のうねりがあって、歌の言葉もよく聞こえて、ゆっくり歌を堪能できました。
毎回味わいが違うので、次のライブも楽しみです。
(次回は1/27)
**
今回マイミクのともももさんに会えました。これでリアル友達です。
野望だったson*imaのCD渡し、
猫沢さんに贈呈してきました。
**
なんだか内容のないレポートで・・・
猫沢エミHP"Ou est mon Chat?"
ライブに行ったので盛り上がり気味!なので、今入手できそうな主なCDをレビューしちゃいます。は個人的な気に入り度を表します。
ではスタート・・・
1 GOLDFISH PIE
最初のフルアルバムです。
初々しい初期衝動につらぬかれた、キュートでエロティックでポップな1枚。
強気だったり弱気だったり、陽気になったりしみじみしたり、
万華鏡のようにいろいろな姿をみせてくれます。
「スクーター」「恋の沈没飛行機」「睡蓮」が好きです。
2 Chelsea Girl
2枚目のアルバム。キュートガールポップでなんとかブレイクさせたいという、
制作側の意図がちょっと勝ちすぎな気もします。
プロデューサやライター陣に渡辺善太郎や朝本浩文を迎えるなど、力入れた感じがします。
内容はかなり女の子向けという気がします。
白いレースにくるまれたジャケ写と盤面デザインが象徴的です。
3 BROKEN SEWING MACHINE
傑作コンセプトアルバム!
恋を巡る喜怒哀楽を、清濁併せ飲む気概をもって、キュートに歌い上げます。
名曲多し!詳しくは過去記事見てね↓
BROKEN SEWING MACHINE
4 Gyan-Gyan
ちょっとアンビバレンツな作品。3つの性格を持つアルバムだと思う。
その1:前作までの喜怒哀楽路線をもった曲たち(「happy song」とか)
その2:当時MISIAへの曲提供で大ヒットの佐々木潤をプロデュース陣に迎え、
R&Bぽい要素もとりいれたブレイクねらいの性格(「目に見えないもの」)
その3:そしてそれ以上に、ガールポップの枠を乗り越えてゆく瞬間を記録したような、
新しい方向を示したいくつかの曲が入っていること→これ重要!
(「Attends」「赤い星」「サンフラワーの歌」とか)
このアルバムで、広いリスナーに訴えるソングライティングができることが示されたんじゃないかなと思います。
でもその一方で、自分の指向する方向に自覚的に進んでいこうという意志も強く表現されているようにも思うのです。
5 SWING
![]() |
SWING猫沢エミ, 佐々木潤コロムビアミュージックエンタテインメントこのアイテムの詳細を見る |
これはシングルです。前作のブレイク狙い路線で打って出たものです。PVもありましたね。
いい曲です。
これでもう前途洋々にも思えましたが・・・猫沢さんはあくまで自分の道を行くのです。
6 GENTIANE
これはベストアルバムです。
特筆すべきはアルバムにはない「Attends」のフレンチバージョンが入っているくらいでしょうか。
7 cafe tu ronronnes
猫沢さんはブレイク路線を歩まず、インディペンデント・レーベルから、このアルバムを出します。
フレンチカルチャーの影響、憧れと疎外の混ざったような、切なく楽しいアルバムです。
歌詞もフランス語が主体。サウンドもとってもあんにゅい~なものです。
ガールポップのファンだった人にはビックリのアルバムだったかもしれません。
けれど、このアルバムで猫沢さんの本当にやりたかったことを納得できたファンも多かったのではないでしょうか。
このころ?猫沢さんはパリに居を構えます。
番外編 クローカ
![]() |
クローカSunaga`t Experienceカッティング・エッジこのアイテムの詳細を見る |
番外編ですが、猫沢さんが参加している、須永辰緒のプロジェクトSunaga tExperienceのアルバム。
全編心地いいアルバムですが、その後猫沢さんの重要なレパートリーとなる2曲が入っています。
うち1曲はいとうせいこう作詞の「かすかなしるし」。
大変にいい曲ですが、私はもう1曲のc'est vous sur le pontをさらに押します。
・他にもシングルや、MOMUSさんとのコラボ「MUSH CAT」などがあります。
・BROKEN SEWING MACHINEまでのアルバムは廃盤のようです(T T)中古での購入はできそうです。
・興味がある方はぜひ、このページ経由で買ってください(^^;)
おしまい。
猫沢エミ「春さきLIVE」2005.3.20sun @ MANGOSTEEN CAFE 19:30m~
行ってきました。自転車で(笑)
会場はこじんまりとした縦長のカフェ。
椅子が少ないので、お客さんは最初は立って見てましたが、
途中から地べた座りでなんだか「避難所」(猫沢さん談)みたいでした。
猫沢さんがボーカルとパーカッション。
他に、ギター(円山さん)、アコーディオン(長岡さん?)、フルート(岩下さん?)という構成でした。
<追記:アコーディオンは「田ノ岡さん」が正解だそうです。訂正&お詫びします。>
(かろうじて4人写っているかな??)
内容は、新曲とアルバムCAFE TU RONRONNESのオリジナル曲を中心に、
スティーナ、ル・ネグレス・ヴェルト、ゲンズブールなどの曲を含め、
2部構成で16曲+アンコール、正味2時間くらい?でした。
・新曲は3曲ほどで、どれも深みのある歌詞の繊細なすてきな曲でした。
・ボサノバの名曲「三月の雨」をやったけれど、おそらく自作の日本語の歌詞をつけてました。
それはまたすてきな歌詞でした。
・ル・ネグレス・ヴェルトの歌は、いきいきと声を張り上げるタイプの曲で、
パリでたくましくなった猫沢エミさんらしい新展開でした。
アコーディオンのパワーある演奏に負けない歌声はCDでは聴けないものでした。
(この曲は「蝿のチ○コ」という意味のタイトルのついた曲だそうで、
猫沢さんは、「蝿の○ンコ」をパリの街角で歌ったそうです。さすがです。)
**
パーカッションのビートが昔よりずっと正確で力強くなったと思う。
ギターの円山さんたちとグルーヴもピッタリで、
小編成でもしっかりした芯のある音になっていた。
歌にもいろいろな表情が出てきているように思う。
独特の甘いハイトーンをもっと聴きたいとも思うけれど、
低い声にもいい表情がある。
歌っているときの猫沢さんは、とても遠くを見ているように見える。
目線が泳がない。どこか遠くをまっすぐ見ている。
そこに歌の世界があって、そこから言葉を読み取っているかのようだ。
こういうまなざしで歌う人はあまり見ない。
**
あとは・・・昔の曲がいまの猫沢さんでどう生まれ変わるか興味あり。
今回はほとんどやらなかったな。
(羊飼いの少年とマンダリン・ワールドくらい?)
「ミルクの冠」とか「サンフラワーのうた」とかが聴きたいな。
それと、新曲4曲入りCD(CDーRか)を会場売りしていたので購入。(幸せ!)
内容は、夏のライブで特典だった「夏の模様」と、ライブでもやった曲。
というわけで
お客さんも車座状態で、カレーもおいしくて、のんびりしたいいライブだったと思います。
上を向く猫沢エミ&FRIENDS(^^;)(変な写真でごめんなさいっ!)
artist:猫沢エミ
title:BROKEN SEWING MACHINE
初出coca-16076日本コロムビア
というわけで(?)これは
わたしが初めて購入した猫沢さんのアルバムです。
まずは全編をつらぬく
トータルコンプな音圧にはおどろいたんですが、
(渡辺善太郎さんの技でしょうか?好きです)
まあそれはともかく
全編が
・ポップなメロディ
・清濁/明暗/苦楽/軽重をいっぺんでいっちゃうような歌詞
・バンドサウンド+アルファのアレンジ
・高くて甘くて力まず緩まずのあの声
の組み合わせでちょっと聴いたことのない
個性的で出来のいいポップであることに驚いたんでした。
ちょっと挙げてしまうと、
「ミルクの冠」という曲!
>恋はまるでミルクの冠
という1行だけでものすごい含蓄です
「羊飼いの少年へ」という曲!!
「羊」「羊飼い」「オオカミ」という単純な構図を使って
むくむくと育ってくる羊=私=女?の情念を描いちゃってます
(歌詞の引用したーい、が、興味のあるかたはぜひ入手!)
ところで
自分は男性なんで、女性のソングライターの歌には、
どうしても
「実のところおれはわかってないんじゃないのかなー」
という不安感を感じることも多いんですが、
(鬼束ちひろさんとか・・・(^^;))
猫沢さんの場合は、歌詞のレンジが広くて、
たぶんかならず男も参加した世界が描かれている
(まあけなされたりこらしめられたりもしているようですが)
ので、
「なんだか正面から堂々と入れないけど
正面から見るのはOKで、かつ
ちょっと脇道から参加することなら許されている」
くらいに開かれているのかなと思っています。
最近猫沢さんはご自分のHPの日記で、
「モデル上がりのキュートポップの人と思われている」
というような趣旨のことを書かれてましたが、
わたしはどっちかというと、
CDのみで、しかもあとから考えると脱キュートポップな時代から
ファンになったので、
猫沢エミさんのHP
いまの入手ルートは中古が有望でしょうか(涙)
ちなみに紙ケース仕様と通常版とあるようです
追記20180520
猫沢さんのHPへのリンクを削除しました。
(ドメイン所有者が怪しい人に変わったようなので)
artist:猫沢エミ
title:Shell
COCA-50012日本コロムビア
1998
これはシングル版です。
最近は店頭で見かけることはほとんどありません(悲)
猫沢エミさんのことを知るに至ったのは、このシングルのせいです。
この「Shell」を店頭でみたとたんに
「これは絶対買いだ。このために今日はここにきたんだ」
と声なき声のお告げがあったのでした。
簡単にいうと「ジャケ買い」ですか(^^;)
で以来わたしは猫沢エミファンでい続けているのです。
この方の詞は、とてもいいです。
身の回りの何かや状況に託して、生活や恋愛の
明暗/清濁/悲喜を広く深く鋭く表現できてしまうんです。
「Shell」ではもちろん「私は貝に」なっていて
その状況を巡ってすてきな言葉が歌われます。
(ほんとは引用したいんだけどいろいろありそうで)
というわけで、猫沢さんらしさを伝えるにはよいサンプルではないでしょうか
猫沢さんの曲ではほかにも「ひまわり」になったり
「ロボット」になったりといろいろな「状況もの」があります。
どれも感心します。
残念ながら現在は過去のアルバムは廃盤になっているようです
Amazonなどで入手可かもしれません。
最近はまた別の展開があるようなのですが、
猫沢さんについては不定期連載でいきたいと思っています。