久しぶりの遠征で、上越国境へ向かう。湯之谷渓谷エリアから上ノ倉山・忠次郎山方面を目指した。
メンバーは岩崎大くん&龍大くん兄弟、シャモニーのガイド・トムさん、そして私。
上越国境のこのエリアは夏の登山道もない、積雪期のアプローチもとても長く静かなエリアだ。
ようやく上ノ倉、忠次郎山方面が見えてきた。冬型が崩れ、季節風が弱くラッキーな天候だ。
上ノ倉山の前衛、大黒ノ頭直下。気温は2,000m付近でー9~ー10℃で、昨日のレインクラストで雪面は硬い。
大黒ノ頭(2,070m)でタイムアップ。延々と続く上越国境。2,000m付近が森林限界のようだ。
ここからドロップイン。
上部は雪面硬く慎重に滑降。標高を下げるにつれクラストではあるが滑りは快適だ。
ライダー、スキーガイドの面々。その視点で楽しめる滑降ラインを考えながら下山する。
某沢源頭はやわらかいクラストの快適なオープンバーン
ガリガリの日射面、パイプ状の沢。それぞれのスタイルで地形、雪質を楽しみながら滑降
充実した気分で無事に下山。
さて翌日は、群馬県六合村(現中之条町)から林道をひたすら歩き野反湖方面を目指した。
暴風の野反峠。気圧配置は弱い冬型ではあるが、風を集めやすい地形なのか、この峠付近だけは猛烈な風だった。
背後に浅間山、草津白根を望みながら八間山(はちけんざん)を目指す。
今回は八間山(1,935m)でタイムアップ。日差しはあるがー10℃。浅間山が静かに噴煙を上げていた。
野反湖へ向けて、八間山を楽しむ!
野反峠まで戻ると、風は止んでいた。八間山を見上げると自分たちのラインが。
またひたすら林道を戻り、無事に下山。
なかなか南会津から出てこない自分にとっては久しぶりのアウエー。よい経験と刺激をもらい、充実した2日間でした。
岩崎大くん、龍大くん、トムさんお疲れさまでした!大くん龍大くんお世話になりました、ありがとね。
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