おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
七夕の日の昨日(7月7日)の重要な3つのことについてお伝えします。
1.岩井美弥子、長岡での講演
2.朝日新聞 be on Saturday の取材
3.『10%の壁』を越えるアドラー心理学について
1.岩井美弥子、長岡での講演
1989年以来のヒューマン・ギルド 会員で、長岡楽しく学ぶ会 代表の 五十嵐淳至さん のお招きを受け、カミさんの 岩井美弥子 が長岡で講演をしてきました。

13:30~16:30で
アドラー心理学勇気づけ子育て講演
のタイトル。
五十嵐さんは62名の受講者を集めてくれました。
用意した30冊の本は完売。
五十嵐さんはタクロウの生まれ日(1990年1月15日)にヒューマン・ギルドで「愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE)」を受講されていた方です。
29年もヒューマン・ギルドの 会員 を続けてくださっています。
私たち夫婦は、五十嵐さんを日頃から尊敬・信頼しており、このたびのイベントについても心から感謝申し上げております。
私は、東京駅にカミさんを迎えに出て、新丸ビルの6階のレストランで食事をしました。

2.朝日新聞 be on Saturday の取材
旧知の朝日新聞社 文化くらし報道部 be 編集部記者の 佐藤 陽さん が10:30にヒューマン・ギルドに取材にいらっしゃいました。

朝日新聞 be on Saturday にカップル関係に関して記事を書かれるためです。
私は『男と女のアドラー心理学』(青春出版社、1,400円+税)をもとに1時間半、語りに語りました。
佐藤さんは、記者という職業に加えて聴き上手なお人柄で、私もつい気を許して引き出されてしまった感じでした。
佐藤さんは、元々私が朝日新聞社で研修を行ったときに受講生で、それ以来一種の友人関係になっています。
過去のブログにも数回ご登場です。
・2010年12月21日付け 昼食会、忘年会
・2015年10月23日付け 日本支援助言士協会 + 朝日新聞社
・2017年6月16日付け 生涯現役を志す人のための努力論:『生涯現役論』(佐山展生・山本 昌)
3.『10%の壁』を越えるアドラー心理学について
昨日の10:00~18:30は、第43期 ELM勇気づけトレーナー養成講座 を行っていました。
講師は、鈴木三穂子さん と 宮本秀明さん でした。
受講者は14名。
大雨で欠席が懸念されましたが、遠くは沖縄、福岡、愛媛、兵庫、大阪、秋田、岩手などから全員出席。
開始前から和気あいあいの雰囲気が漂っていました。
私は、最初の挨拶をさせていただき、時々覗きにいきましたが、かなりレベルの高い人たちです。


ところで、ELM勇気づけトレーナー/リーダーとしてELM勇気づけ講座の普及に従事する資格を持つ人が2,200人に達しました。
10年ほどでこの数に達するのは大変なことです。
私は、アドラー心理学の知名度がこの10年間で高まったのは、この人たちの貢献がとても大きかったと思っています。
そのことについて『7日間で身につける アドラー心理学ワークブック』(宝島社、1,000円+税)の「おわりに」の後半で下記のように書いています。
「『10%の壁』を越えるアドラー心理学」
アドラー心理学は「特別なもの」ではありません。
10%の人が関心を持ち、その価値を認めたものは、一気に社会に広まるという現象があります。
そして今、本書をはじめ、さまざまな書籍、あるいは記事を通してアドラー心理学への注目が高まっています。
「10%の壁」を越えようとしているのです。
するとどうなるか。
アドラー心理学の考え方は、人々にとって特別なものではなく、当たり前の感覚になるのです。
ビジネスの世界における「マーケティング」のようなものです。
昔は耳慣れない言葉でしたが、今ではひんぱんに使われています。
スポーツの世界における「モチベーション」も同じだといえるでしょう。
「もはや誰も私の名前を思い出さず、アドラー派が存在したことすら忘れられるかもしれない、しかし、それでもいいのだ」
アドラーはそういっています。
アドラー心理学の「勇気づけ」や「共同体感覚」も、きっとマーケティング、モチベーションと同じように、誰もが当たり前に使う言葉になることでしょう。
アドラー心理学は「コモンセンスのサイコロジー」ともいわれています。
世間の常識、人間にとって当たり前のことを訴えているのであって、何も特別なことはないということです。
難しそうに思えることでも、実践してみたら普通のことだった。
それがアドラー心理学なのです。
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