アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

報道によれば、日本の各地で過去にないレベルの大雨による土砂災害、浸水などが報道されています。

被害に遭われた方々にお見舞いを申し上げます。

さて、昨日(7月6日)の3つのことについてお伝えします。

1.「きょうだい型人間学」の「ひとりっ子の取扱説明書」

2.平日開催カウンセリング演習の件

3.奥田弘美さんの最新の本:『心に折り合いをつけてうまいことやる習慣』


1.「きょうだい型人間学」の「ひとりっ子の取扱説明書」

 昨日11:30配信のAERAdot.で 実は自己チューではない「ひとりっ子の取扱説明書」 向いている職業とNG行動は?
(「きょうだい型人間学」で子どもを伸ばそう! Vol.4 2018.7.6 11:30AERA#AERAwithKids)を読みました。

ミュージシャンの坂本龍一さんや宇多田ヒカルさんなど、抜きんでた表現者やアーティストには、ひとりっこが多数見られます。
脚本家、映画監督の三谷幸喜さんや作家の村上春樹さんもひとりっ子です。

と個人名も出ています。

今までに「国際基督教大学教養学部教授の磯崎三喜年先生が、『きょうだい型人間学』」として解説してくれているのに続きます。

第一子:しっかり者に見えて実は…「一番っ子の取扱説明書」NG行動や伸ばすポイントは?
中間子:一番の殺し文句は…「間っ子の取扱説明書」 立ち回りのうまさは大人顔負け?
末  子:勝手にしなさいは禁句!「末っ子の取扱説明書」ツボを押せばどこまでも伸びる?


2.平日開催カウンセリング演習の件

昨日の13:30~16:30は、11人の受講者を対象に 平日開催のカウンセリング演習 を行いました。

私は、休日開催のカウンセリング演習 も好きですが、昨日は、ユング心理学や精神分析の理論も出しながらコメントをしました。

◆カウンセリング演習を受けられるようになるには、この8月、9月から始まる2タイプのアドラー・カウンセラー養成講座の受講が必要です。

8-10月土日8日間コース
日 時:8/25.26.9/8.9.22.23.10/6.7.(土・日)土曜13:30~19:00 日曜10:00~17:30

9-12月金曜8日間コース
日 時:9/7.21. 10/5.19. 11/2.16.30. 12/14(金・8日間)、全日10:00~17:00

受講料:151,200円(税込み)、再受講:21,600円。
会 場:ヒューマン・ギルド研修室  

※なお、土日コースは定員の24名にもう一歩ですが、金曜コースの申し込みは現在のところ13名です。
最低実施人数(15名)のお申込みがなかった場合、中止になることがございます。
平日開催は、数年ぶりですので、この機会にお申し込み、お仲間のお誘いをお願いしますね。

3.奥田弘美さんの最新の本:『心に折り合いをつけてうまいことやる習慣』

会員 の奥田弘美さん(精神科医、産業医、日本マインドフルネス普及協会代表理事)が新著『心に折り合いをつけてうまいことやる習慣』をお届けくださり、その後ランチをご一緒しました。

奥田さんは、長年の夢の89歳現役勤務医(精神科)の中村恒子さんのことを本に書きたい、と念願し続けていましたが、この6月末に『心に折り合いをつけてうまいことやる習慣』(すばる舎、1,300円+税)として 上梓されました。

心に折り合いをつけて
うまいことやる習慣
中村 恒子,奥田 弘美
すばる舎

奥田さんは、恩師の生涯現役医師である中村さんのことをまるで母のように語り、こんなふうに書いていらっしゃいます。

1945(昭和20)年・終戦迫る6月に医者になるため16歳でたった一人、広島の尾道から大阪へ出てきました。

恒子先生にかかわる人の多くが、そのたんたんと働く姿、その人柄にふれることで、力をもらって元気になっていくのです。

先生の生き方は、一言でいうと「日々たんたん」。
決してスマートではなく、効率的でもないのですが、いつでも目の前のことに徹して生きています。
そして、そこにまったく無理がないように見えるのです。


どこまでも自然な姿に、「ああ、こんなふうに生きてもいいのか」「こんなふうに生きればいいのか」そんな気づきを与えてくれます。

奥田さんとランチをしながら出版に至る裏話、たちまち重版がかかったこと、さまざまなエピソードをお聞きしながら、そして、中村さんの一代記に相当するコラム(Episode1~6)を早速読んで、中村さんの生き様が奥田さんのお仕事への関わりに深く影響を及ぼしているのだな、と納得しました。

この本は、難しい医学の話ではありません。

生涯現役の1つの典型例と、出会い(あえて「邂逅」と呼びたい)の重要さを教えてくれる本であると言っていいでしょう。

奥田さん、本当に素晴らしい本を書いてくださいましたね。

ありがとうございます。そして、おめでとうございます。

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