安倍晋三首相は、東條英機内閣(祖父・岸信介元首相が商工相)が犯した前車の轍を再び踏むつもりか?

2015年05月21日 01時19分21秒 | 政治
◆党首討論が5月20日午後3時から、衆院第1委員会室で行われた。自民党総裁である安倍晋三首相に対して、民主党の岡田克也代表、維新の党の松野頼久代表、共産党の志位和夫委員長が質問した。
 このうち、民主党の岡田克也代表とのやりとりから、はっきり浮かび上がったのは、安倍晋三首相が、陸海空3自衛隊の自衛官が不安と不満を抱いているように戦争の実態を無視して終始「机上の空論」を繰り返していたということだ。
 ① 戦争は、戦地=戦闘地域から兵站(補給=ロジステッィク)地まで全体で行われる。後方支援とは、兵站(補給=ロジステッィク)を支援することなのに、安倍晋三首相は、殊更、「戦地=戦闘地域」に限定して、屁理屈を述べている。また、祖父である岸信介元首相が商工相として加わっていた東條英機内閣が、大東亜戦争(日中戦争、太平洋戦争などの複合的戦争)を遂行していながら、兵站(補給=ロジステッィク)を軽視し、米海軍に補給路を断たれ、南太平洋やインパールなどの戦場で、多数の将兵を餓死させた戦史を直視せず、前車の轍を再び踏もうとしている。
 ② 大叔父の佐藤栄作元首相は、休戦中の朝鮮戦争が再開した場合、「日本は戦争に巻き込まれる」と憂慮していたのに、安倍晋三首相は、米軍に後方支援しても「戦争に巻き込まれることは、絶対ない」と断言している。
 ③ 安倍晋三首相は、「米艦船守れば日米同盟の絆は強まる」と明言しているけれど、朝鮮戦争が再開した場合、後方支援に止まらず、米艦船守れば、北朝鮮の格好の攻撃対象となり、即、戦争に巻き込まれる。
 ④ 「切れ目のない」安全保障整備と力説しているけれど、「戦争」を前提にしている感が強い。
 ⑤ 国連安保理・国連憲章第51条と「安保法制整備法案」との関係が、「切れ目なく」繋がっているとは言えない。
 ⑥ 安倍晋三首相は、「安保法制整備法案」によって日本の平和と安全が守られると、自信を持っているのであるならば、もはや日本国憲法第9条改正は、不要になったと思われる。
【参考引用】
産経ニュース 5月20日午後3時48分、「【党首討論 安倍VS岡田(1)】安倍首相『日米同盟と自衛隊の存在で日本は平和を享受できた』 岡田代表『9条で平和保たれた』」
産経ニュース 5月20日午後5時20分、「【党首討論 安倍VS岡田(2)】岡田代表『戦闘に巻き込まれるリスクある』安倍首相『巻き込まれない地域選ぶ』『みなさん毎回騒がないで!』」
産経ニュース 5月20日午後5時41分、「【党首討論 安倍VS岡田(3)】安倍首相『米艦船守れば日米同盟の絆は強まる』『海外派兵や大規模空爆を行うことない』岡田代表『納得できない』」
産経ニュース 5月20日午後6時4分、「【党首討論 安倍VS岡田(4)】安倍首相「他国の領土、領海、領空への派兵ない」 岡田代表「法律に書いて」」

本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
小沢一郎代表は、「維新の党の変」を「念願の2大政党政治を実現する時節到来」と受け止めて動く

◆〔特別情報①〕
 小沢一郎代表は、維新の党の橋下徹最高顧問(大阪市長)が「政界引退」を表明、江田憲司代表が辞任し、松野頼久幹事長が新代表に選出されたことに素早く反応している。維新の党との連携作戦が頓挫し、安倍晋三首相の政局運営が俄かに揺らぎ始めたからである。
 まさに「動かざること山の如し、知り難きこと陰の如く、動くこと雷震の如し」(孫子「軍争篇」第7)である。小沢一郎代表は、2014年12月2日告示・14日投開票の総選挙の際、維新の党の江田憲司代表(当時)に預けて当選した5人の衆院議員を急遽呼び寄せ、5月20日夜、会合を開き、今後の作戦を話し合い、結束を確かめ合った。小沢一郎代表は、「念願の2大政党政治を実現する時節到来」と受け止めている。

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