柏崎刈羽原発を廃棄処分し、東電の勝俣恒久社長は即刻、辞職せよ!

2007年07月23日 20時26分59秒 | 政治
◆フジテレビが、深夜に「24Ⅳ」というテレビ番組を再放送している。テロリストが原子力発電所を破壊するというハードボイルなサススペンス・ドラマである。テロリストが原子炉の炉心をメルトダウンさせ、周辺地域が放射能に汚染されて多数の住民が殺傷される危機に立たされるという恐怖のドラマである。国防総省の情報マンたちが、それを何とか防ごうとする。タイムリミットが設定されているだけに、視聴者は、ハラハラしどうしである。
◆このドラマを見ながら、背筋が寒くなるのを覚えた。中越沖地震で柏崎刈羽原発が、打撃を受けたからである。火災すら想定していなかったというのであるから、何をか言わんで、開いた口がしまらない。まったくの無防備だったとは、何たる不始末。
◆それ以上に、たとえば、北朝鮮からテロリストが密かに上陸して、爆発物でも仕掛けたらどうなるか。何しろ、横田めぐみちゃんらが、北朝鮮に拉致されたのが、この新潟県の日本海沿岸である。テロリストが、柏崎刈羽原発をはじめ日本海側の原発に侵入するのは、たやすい。東京電力、北陸電力などの経営者、管理職は、どう考えているのか。おそらくは、想定すらしていないだろう。
◆原発職員は、原子炉施設で放射能汚染の可能性があるところには、絶対に近づかないと聞く。危険地帯で作業をさせられているのは、知識のない現場作業員ばかりだという。作業員の人権は、鼻から無視されている。原発の危険については、挙げればキリがない。
活断層の上に原発が設置されていること自体が、そもそもの間違いであるから、まずは、柏崎刈羽原発を停止するだけでなく、施設そのものを廃棄処分するしかない。その前に、東電の社長は、責任の重大性を深く認識して、即刻、辞職すべきである。
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