製作も終盤。いろいろディティールアップしていきます。苦手意識満開で真鍮線と格闘します。。
前面の手すりを取付けました。すべてφ0.4真鍮線です。なお、乗務員ドア脇の手すりはステンレス無塗装のため、塗装後に洋白線を取付けることにして穴だけ開けてあります。まあ手すりぐらいなら格闘というほどでもありませんが、この後のパンタ周りの配管はホント厄介です。。。

厄介には二段階あって、最初のハードルがいつもの「資料がな~い!(´;ω;`)」であります。今回も優良有害図書を何冊か買って勉強しましたが、なかなか屋根上を鮮明に写した写真というのは少ないようでピンときません。
ならばということで、「京王れーるランド」に保存されているデハ2015号車の再調査を行うことにしました。ただ、このクルマは2次車と呼ばれる区分で、作ろうとしている3次車とどこまで同じなのかが不明。しかも600V→1,500V昇圧、パンタ載せ替え((K-100?→)PS13→PT42)など幾多の更新改造を経ているため、「1960年代終盤頃」と想定している時代設定に合うのかという疑問もあったりします。
ともあれ実車を見ない事には始まらないので多摩動物公園前の「れーるランド」へGO!!
おとといの水曜日のことでしたが、都心では散り始めた桜も場所によってはまだまだ満開で、7000系ラッピング車との共演も観ることができました。

多摩モノレールも撮りましたが、今回の目的が撮り鉄ではないため一番良く咲いているところでは撮っておらず、お座なりな「振り向きざまの1枚」をどうぞお納めください。笑

さて、着いてから知ったのですが水曜日は多摩動物公園が休園日で、それに合わせてれーるランドも休館日でした。しかし今回は屋根上の観察ということで、園内より少し高くなった公道から撮影することにしていたためセーフでした。一応、ストリートビューでロケハンしたところギリ見えそうだということで敢行したわけですが、実際はこんな感じで、まぁ見えなくもないねぇ...ぐらいの微妙なライン。

いずれにせよ肉眼ではほとんど分からないので、望遠で角度と高さを変えてバシバシ撮って、帰ってから解析したのがこちらです。1,500Vの高圧配管が主回路とブス引通しの2本、それにパン下げ用の空気配管が1本あることは妻面を見て分かっていたのですが、その他に電磁鍵外し装置関連と思われる配管と「箱」がセンター付近に配されていることが分かりました。

この「箱」ですが、某模型誌では「ツナギ箱」と表記されています。碍子で支持され大きさもそこそこあるので、これが鍵外し措置の本体(いわゆるアクチュエーター)なのかと思っていたのですがどうなんでしょうか。ちなみにこの箱から先の配管(配線?)は途切れているように見え、それ以上の解析はできませんでした。
とはいえ、おぼろげに写っている雑誌やネットの写真と比べて大きな齟齬はないようなので、まずはこの保存車(デハ2015号車)に合わせて作り込んでいくことにします。ここからが厄介の第二章です。まずは手始めにランボードから。踏板はt0.5プラ板で、これに足を接着していくわけですが、手間をかけた割に最終的に足の高さは0.3mm程度にカットしてしまうので、この後はt0.3の小片を貼り付けるだけにしました。

出来上がったランボードを雨樋に沿って貼り、センターには避雷器(左)とくだんの「箱」(右)を貼ります。デハ2015号車の避雷器はパンタ脇にありましたが、PS13時代はパンタ寄りの2個のベンチレーターの間にあったようなので、プラキットの余りの避雷器を半分ぐらいに切ったものを貼りました。「箱」もプラキットの端材から削り出したものですが碍子表現は割愛しました。

高圧配管にφ0.6、その他にφ0.3真鍮線を使って配管を引き回します。配管止めは実車が堅木に穴を開けたようなものを使っているため、高圧配管にはちょっとオーバースケール気味なプラキットの余りの配管止め(2線用)を、その他は長方形に切ったプラ板に穴を開けたものなどで支持してあります。もー目がしょぼしょぼ。。

なかでもハードルが高かったのがこちら。どちらが主回路用でブス引通し用かは分かりませんが、普通なら2本が並行のまま妻面に沿って下りてくるところ、このクルマは窓のところだけなんと“上下二段積み”となっているのです!しかも左上から乗り上げて右下へ抜けていくという芸の細かさ・・・。狭幅な窓の視界をなるべく遮らないようにとの配慮なのかも知れませんがエグすぎます。。

泣きながらハンド3Dプリンターwで作りましたよ。。

まあしかし案ずるより産むがやすしとはよく言ったもので、なんとかそれっぽいものが出来上がりました。

問題はこれと同じものをもう1両作らねばならないことです。オーマイガッ!

前面の手すりを取付けました。すべてφ0.4真鍮線です。なお、乗務員ドア脇の手すりはステンレス無塗装のため、塗装後に洋白線を取付けることにして穴だけ開けてあります。まあ手すりぐらいなら格闘というほどでもありませんが、この後のパンタ周りの配管はホント厄介です。。。

厄介には二段階あって、最初のハードルがいつもの「資料がな~い!(´;ω;`)」であります。今回も優良有害図書を何冊か買って勉強しましたが、なかなか屋根上を鮮明に写した写真というのは少ないようでピンときません。
ならばということで、「京王れーるランド」に保存されているデハ2015号車の再調査を行うことにしました。ただ、このクルマは2次車と呼ばれる区分で、作ろうとしている3次車とどこまで同じなのかが不明。しかも600V→1,500V昇圧、パンタ載せ替え((K-100?→)PS13→PT42)など幾多の更新改造を経ているため、「1960年代終盤頃」と想定している時代設定に合うのかという疑問もあったりします。
ともあれ実車を見ない事には始まらないので多摩動物公園前の「れーるランド」へGO!!
おとといの水曜日のことでしたが、都心では散り始めた桜も場所によってはまだまだ満開で、7000系ラッピング車との共演も観ることができました。

多摩モノレールも撮りましたが、今回の目的が撮り鉄ではないため一番良く咲いているところでは撮っておらず、お座なりな「振り向きざまの1枚」をどうぞお納めください。笑

さて、着いてから知ったのですが水曜日は多摩動物公園が休園日で、それに合わせてれーるランドも休館日でした。しかし今回は屋根上の観察ということで、園内より少し高くなった公道から撮影することにしていたためセーフでした。一応、ストリートビューでロケハンしたところギリ見えそうだということで敢行したわけですが、実際はこんな感じで、まぁ見えなくもないねぇ...ぐらいの微妙なライン。

いずれにせよ肉眼ではほとんど分からないので、望遠で角度と高さを変えてバシバシ撮って、帰ってから解析したのがこちらです。1,500Vの高圧配管が主回路とブス引通しの2本、それにパン下げ用の空気配管が1本あることは妻面を見て分かっていたのですが、その他に電磁鍵外し装置関連と思われる配管と「箱」がセンター付近に配されていることが分かりました。

この「箱」ですが、某模型誌では「ツナギ箱」と表記されています。碍子で支持され大きさもそこそこあるので、これが鍵外し措置の本体(いわゆるアクチュエーター)なのかと思っていたのですがどうなんでしょうか。ちなみにこの箱から先の配管(配線?)は途切れているように見え、それ以上の解析はできませんでした。
とはいえ、おぼろげに写っている雑誌やネットの写真と比べて大きな齟齬はないようなので、まずはこの保存車(デハ2015号車)に合わせて作り込んでいくことにします。ここからが厄介の第二章です。まずは手始めにランボードから。踏板はt0.5プラ板で、これに足を接着していくわけですが、手間をかけた割に最終的に足の高さは0.3mm程度にカットしてしまうので、この後はt0.3の小片を貼り付けるだけにしました。

出来上がったランボードを雨樋に沿って貼り、センターには避雷器(左)とくだんの「箱」(右)を貼ります。デハ2015号車の避雷器はパンタ脇にありましたが、PS13時代はパンタ寄りの2個のベンチレーターの間にあったようなので、プラキットの余りの避雷器を半分ぐらいに切ったものを貼りました。「箱」もプラキットの端材から削り出したものですが碍子表現は割愛しました。

高圧配管にφ0.6、その他にφ0.3真鍮線を使って配管を引き回します。配管止めは実車が堅木に穴を開けたようなものを使っているため、高圧配管にはちょっとオーバースケール気味なプラキットの余りの配管止め(2線用)を、その他は長方形に切ったプラ板に穴を開けたものなどで支持してあります。もー目がしょぼしょぼ。。

なかでもハードルが高かったのがこちら。どちらが主回路用でブス引通し用かは分かりませんが、普通なら2本が並行のまま妻面に沿って下りてくるところ、このクルマは窓のところだけなんと“上下二段積み”となっているのです!しかも左上から乗り上げて右下へ抜けていくという芸の細かさ・・・。狭幅な窓の視界をなるべく遮らないようにとの配慮なのかも知れませんがエグすぎます。。

泣きながらハンド3Dプリンターwで作りましたよ。。

まあしかし案ずるより産むがやすしとはよく言ったもので、なんとかそれっぽいものが出来上がりました。

問題はこれと同じものをもう1両作らねばならないことです。オーマイガッ!

ウチにも1台欲しいなぁ^^
修行せよ>自分 ハイ(^^;
高性能なハンド3Dプリンターの召喚方法
おいしいもの食べてよく寝る!
です👍^^