80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

半キノコ?

2009-10-27 02:17:06 | その他
先日キハ81ボンネットの話が出た折に、最近あまり走らせていなかったKATOのキハ82系の所在が気になって引っ張り出してみました。

現在のわが家のストックは4両基本セットにキシ、キロ、キハの単品が各1両という陣容。「おおぞら」のヘッドマークが入れてありましたが、6~7両で遊ぶならキロは2両もいりません。そこで短編成ながらキロ+キロを組みこんでいた昭和50年頃の「くろしお」に仕立て直すことにしました。

編成と車番を次のように決めてやれやれと思っていたところ、思いもよらぬ落とし穴がありました。

↑白浜
キハ82 28 (以下すべて天ワカ)
キロ80 24
キロ80 47
キシ80 3
キハ80 14 (M)
キハ80 102
キハ82 99
↓天王寺

今まで気付かなかったのですがキハ82には初期型と後期型があって、KATOの製品は最前部のクーラーが前後対称形の通称「小キノコ」なのに対し、初期型は後面がスパッと平面にカットされた「半キノコ」だというのです。キハ82 1~45が初期型とのことなので、今回想定した編成では白浜向き先頭車のキハ82 28を半キノコにしなければなりません。大キノコの位置も修正が必要です。おまけにこの車は暖地型のスリットタイフォンらしく、この改造も必要です。やれやれ。

ちなみにRM MODELSの特集記事(2002年6月号=奇しくも通巻“82”号)をみると丁寧な半キノコのイラストが描かれているほか、カツミのキハ82シリーズには文字通り「小キノコ」タイプと「半キノコ」タイプがラインナップされていました。「半キノコ」なるネーミングはすっかり市民権を得ているのですね(^^;

別にこの車番にこだわる必要もないのですが、乗りかかった船、クーラーとタイフォンを加工し、キロ2両を従えた麗しのDC特急「くろしお」として再デビューさせてやりたいと思います。

さて余談ですが、7両編成中動力車1両では非力かなと思っていたところ、基本セットの箱に「動力車(キハ80(M))1両で平坦線にて12両編成まで走行可能」と書かれているのを発見!これなら勾配の多い当線でも(多少のスピードダウンを覚悟すれば)大丈夫ではないかと思い、キハ80(M)増備計画は当面凍結です。

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4 コメント

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「くろしお」とは良いですね (yoshinori)
2009-10-27 20:10:11
キハ82形の「くろしお」というのも懐かしいですね。電車だらけの天王寺駅でエンジン音を響かせていたのを思い出します。
残念ながら乗ったことはないですが。
勾配区間で多少のスピードダウンというのも本物らしいのではないですか?
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実は私も・・・ (isao)
2009-10-29 00:09:30
yoshinoriさま、こんにちは。isaoです。
私も「くろしお」にはディーゼル時代を含めて乗ったことはないのです(^^; せめて模型で往時を再現できればと思った次第。。
紀勢本線側の「南紀」ならキハ85化直前に乗ったことがあります。松阪から名古屋まで。普通なら近鉄使うでしょ!って区間ですが、束の間のDC特急を楽しみました。
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くろしお (yoshinori)
2009-10-30 12:23:53
紀勢本線の沿線に祖父母の家がありました。
和歌山市近郊なので、帰省時に「くろしお」に乗る必要もなく、線路脇で眺めるだけでした。
「くろしお」に乗ったのは、電車化された後でした。381系ですね。
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381? (isao)
2009-10-31 11:39:28
yoshinoriさんこんにちは。isaoです。
サンパチイチかあ。。ちょっと琴線に触れるお言葉ですね。「しなの」にも使えますしねー。とりあえず図面だけでも描いてみましょうか。確か昔のTMSに折込み図面があったような・・・(こうやって仕掛品の山が増えていく)
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