80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

富士急行クハ7063の復旧整備(2)

2017-05-07 19:12:55 | 私鉄電車
こんばんは。GWも最終日。皆さんはどんな収穫がありましたか?

さて、クハ7063について復習していたところオーマイガー!!なミスを冒していることが発覚しました。このクルマは元国鉄のクハ16013とされているのですが、クハ16の0番台すなわち000~015の台車はTR11ではなくTR23なのだそうです。漫然とTR11を買ってしまったのですが、一応ウラを取ってから交換することにしました。


手持ちの古い写真には意外とモハ7033+クハ7063編成が写っていました。今では風景が一変した三つ峠~暮地(現寿)間のカーブを行く姿。しかしこれでは床下がまっ黒けで判別できませんね。。




サイドから撮った別の写真は台車にも少し光線がまわっていました。拡大してみると、確かに釣り合いバリのTR11ではなくTR23のようです。これは台車交換必至な情勢・・・。




手持ちの台車を調べたところTR23のストックはゼロ。思いつくのはコレしかないなぁ・・・ということで、時計の針を戻してオハ47をスハ43に復元しTR23を捻出することにしました。いや、使い勝手を考えればオハ46がいいかな?鋼板屋根じゃなければ形式変えるだけでOKですから。




さっそく工事開始。替え台車のTR47はストック品を使います。ちなみにタネ車は宮沢の生地ボディで、ボルスターが独特の構造をしています。




同じ日光モデル製どうしの交換なのであっという間に完了。オハ46にするならデッキはHゴム窓にした方がいいかな~?と欲が出てきます。




抜き取ったTR23は軸受メタルが入っていない古いものでした。転用先は短編成かつペーパー車体なので、メタルの打ち込みはパス。モリブデングリスを注入するにとどめました。




その代わり集電シューを取り付けました。位置決めが楽なので、踏面ではなく車軸にシューを当てています。




ということで、玉突き台車交換が無事に終わりました。クハ7063は床下機器の取り付けとLED用の配線の一部も施工してあります。
さて、余ったTR11の再就職先はどうしましょう。第2編成(モハ7032+クハ7062)を作って7000形コンプリートという手もありますが、モハ7032は元クモハ14といいながら、前面がフルHゴムであまり可愛くないので食指が動かない、というのが正直なところ。客車も選択肢に入れて少し考えてみたいと思います。




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