何だか「鉄」っぽいような、そうでないようなタイトルですが・・・
「はやぶさ」は先頃引退したブルトレでも、今度登場する東北新幹線でもなく、小惑星探査機「はやぶさ」のこと。7年の長旅を終え、未知の小惑星「イトカワ」の石を持って本日(6/13)23時、地球に帰って来ます。その活躍を描いた短編映画がプラネタリウムで上映されているとのことなので、星空を見がてら「八王子サイエンスドーム」へ行ってきました。
「サイエンスドーム」はプラネタリウムを併設した多目的学習施設です。
土曜日は小中学生の入館料が無料だそうで混雑が予想されましたが、午前10時30分からの初演は全然混んでいませんでした。
ハイテク投影機です。プラネタリウムに来たのはもう何十年ぶりでしょうか。
今のプラネタリウムはまるで映画館のようです。というか、これから見る「はやぶさ」もそうですが、昔ながらの星の解説のほかに、ドームをスクリーンにした映画が上映されるのです。視界360度のスクリーンに投影されるので迫力は3Dの比ではありません。プラネタリウムもずいぶんと進化したものです。
5分くらいコマーシャルが続いたあと、昔ながらの星座解説が肉声の案内とともに投影されます。そして後半約30分、CGを駆使して制作された「はやぶさ」の物語が上映されました。
ご存知の方も多いと思いますが、何ヶ月も音信不通になるなど幾多のトラブルに見舞われながら満身創痍で飛行を続け、小惑星「イトカワ」への着陸と石の採取に成功し、無事、地球への帰還をほぼ確実にしたのが「はやぶさ」です。天空ドームで見る映像はとても迫力がありました。(写真は撮れないので、言葉だけですみません。)
JAXA(宇宙航空研究開発機構)の発表によると、地球への帰還コースに無事乗ったそうなので、あとは帰還を待つばかりですが、カプセルを切り離した「はやぶさ」本体は、大気圏突入とともに溶けて消えてしまうそうです。何とも感動的なラストシーンではありませんか。
さて、プラネタリウムを楽しんだあとは、本日の次なるターゲット「流星号」を見に行きます。スーパージェッターでも(笑)流鉄でもありません。元営団地下鉄丸ノ内線で活躍した500形(652号車)です。
元々は住都公団(現UR)が買い取って、京王堀之内駅前のPR施設「まちづくり館」に保存展示してあったものですが、同施設の撤去とともにこちらへやってきたものです。
中野区出身者としては、この赤い地下鉄は忘れられない存在です。
車内はほぼ退役当時のままのようです。現役時代に更新工事を受けているので、正面窓はHゴムに、客扉はステンレス製の小窓タイプに、窓枠はアルミサッシに改造されていて、さすがに登場当時のスタイルではありませんが。
広告や路線図も現役時代のものがそのままついています。
運転室です。なんと、地下鉄博物館の300形では外されていたブレーキハンドルがついています。銅色に鈍く光るのっぺりとしたこのハンドルは、もう見ることはないと思っていただけに、ちょっと感動的でした。
台車です。銘板に形式表記がなかったのですが、ブレーキシリンダが中央寄りなのでFS309でよかったと思います。
この500形、一応市の施設内にあって屋根もあるのですが、車体の補修はスポット的にしかやられていないため、この先の「老化」が心配です。蓮舫さんに「なんで500形じゃなきゃいけないんでしょうか?」と仕分けられないうちに、ぜひ全塗装にこぎつけて欲しいものです。
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「はやぶさ」は先頃引退したブルトレでも、今度登場する東北新幹線でもなく、小惑星探査機「はやぶさ」のこと。7年の長旅を終え、未知の小惑星「イトカワ」の石を持って本日(6/13)23時、地球に帰って来ます。その活躍を描いた短編映画がプラネタリウムで上映されているとのことなので、星空を見がてら「八王子サイエンスドーム」へ行ってきました。
「サイエンスドーム」はプラネタリウムを併設した多目的学習施設です。
土曜日は小中学生の入館料が無料だそうで混雑が予想されましたが、午前10時30分からの初演は全然混んでいませんでした。
ハイテク投影機です。プラネタリウムに来たのはもう何十年ぶりでしょうか。
今のプラネタリウムはまるで映画館のようです。というか、これから見る「はやぶさ」もそうですが、昔ながらの星の解説のほかに、ドームをスクリーンにした映画が上映されるのです。視界360度のスクリーンに投影されるので迫力は3Dの比ではありません。プラネタリウムもずいぶんと進化したものです。
5分くらいコマーシャルが続いたあと、昔ながらの星座解説が肉声の案内とともに投影されます。そして後半約30分、CGを駆使して制作された「はやぶさ」の物語が上映されました。
ご存知の方も多いと思いますが、何ヶ月も音信不通になるなど幾多のトラブルに見舞われながら満身創痍で飛行を続け、小惑星「イトカワ」への着陸と石の採取に成功し、無事、地球への帰還をほぼ確実にしたのが「はやぶさ」です。天空ドームで見る映像はとても迫力がありました。(写真は撮れないので、言葉だけですみません。)
JAXA(宇宙航空研究開発機構)の発表によると、地球への帰還コースに無事乗ったそうなので、あとは帰還を待つばかりですが、カプセルを切り離した「はやぶさ」本体は、大気圏突入とともに溶けて消えてしまうそうです。何とも感動的なラストシーンではありませんか。
さて、プラネタリウムを楽しんだあとは、本日の次なるターゲット「流星号」を見に行きます。スーパージェッターでも(笑)流鉄でもありません。元営団地下鉄丸ノ内線で活躍した500形(652号車)です。
元々は住都公団(現UR)が買い取って、京王堀之内駅前のPR施設「まちづくり館」に保存展示してあったものですが、同施設の撤去とともにこちらへやってきたものです。
中野区出身者としては、この赤い地下鉄は忘れられない存在です。
車内はほぼ退役当時のままのようです。現役時代に更新工事を受けているので、正面窓はHゴムに、客扉はステンレス製の小窓タイプに、窓枠はアルミサッシに改造されていて、さすがに登場当時のスタイルではありませんが。
広告や路線図も現役時代のものがそのままついています。
運転室です。なんと、地下鉄博物館の300形では外されていたブレーキハンドルがついています。銅色に鈍く光るのっぺりとしたこのハンドルは、もう見ることはないと思っていただけに、ちょっと感動的でした。
台車です。銘板に形式表記がなかったのですが、ブレーキシリンダが中央寄りなのでFS309でよかったと思います。
この500形、一応市の施設内にあって屋根もあるのですが、車体の補修はスポット的にしかやられていないため、この先の「老化」が心配です。蓮舫さんに「なんで500形じゃなきゃいけないんでしょうか?」と仕分けられないうちに、ぜひ全塗装にこぎつけて欲しいものです。
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ときどき目にするニュースではトラブル発生を伝えるものばかりでした。
ようやく地球に帰ってくるのですね。
「地球に帰ってくる」と何気なく書きましたが、なんだかすごく重みを感じますね。
「流星号」って、写真の方向幕にホントに「流星号」って書いてある!
私も今まではトラブル続きのやっかいもの程度にしか思っていなかったのですが、ちゃんと石を取ってきたのに(本当に取れたかどうかはフタを開けてみないとわかりませんが)、最後に燃え尽きちゃうのかと思うと、妙に可哀そうで・・・
鈍足な600V地下鉄(←愛情表現です!)は、個人的には「流れ星」ってイメージじゃないんですけど~??