80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

小田急2600形の製作3

2016-04-28 21:05:45 | 私鉄電車
こんばんは。明日からGWですね。天気があまりよろしくないようですが皆さまのご予定はいかがでしょうか。管理人は、ヤボ用がちょいちょい入ってはいるものの模型製作の時間はある程度は取れそうです。


ということで阪急が出てくるかと思いきや小田急です(^^;; 去年の8月くらいに一度着工しかけているので、まずこっちを先に片づけていこうと思います。


車体は6両分のプリンタ出力が済んでいたので、とりあえず1両ずつ切り離し、窓抜き前に屋根と腰の絞り部分の曲げ癖をつけておきます。ちなみに今回はいさみやのt0.4車体用方眼紙を使っています。




この紙は適度な硬さとしなやかさがあるので、今回初の試みとして、屋根肩Rをカッターのスジ彫りなしで直接曲げてみました。結果は良好で、スジ彫りするとどんなに軽く入れても表面にスジが浮き上がってきて、入念に下地を整える必要がありましたが、ご覧のように不均等なデコボコもなく綺麗に曲がってくれました。曲げの開始位置が揃うように注意さえすれば張り上げ屋根の車両では有効な方法かと思います。




とりあえずクハを1両窓抜き。抜いても抜いても怒涛のごとく戸袋窓が湧いてきます。昨今のツルッとしたサスティナ車体では味わえない辛さ、もとい愉しみですね(^^;




しかし、このペースでR付きのドア窓も抜き続けるのはさすがに気が滅入るので、おなじみエコーモデルの真鍮プレス製品を使うことにしました。安価で程良いディティールがある良パーツなのですが、昭和時代からのロングセラー製品ゆえ、Hゴムの表現がきつすぎるのが唯一残念なところです。




そもそもドアのHゴム窓は戸袋に引き込まれる時に邪魔にならないよう、プレスで一段引っ込んだ位置に取り付けられているので、他社のエッチング製品並みとまでは言わずとも、もっと薄くしたいところです。




ということで削ってみました。が・・・・・・


薄くはなったものの、予想通りというか、まるでJR西の更新車のような極太の押え金状の窓枠が出現してしまいました!
ヤスリで1個ずつ削り込んでいくのも手間だしなぁ。。




いっそ裏の方が雰囲気は近いかも。。しかし当然のことながら中央の戸当たりゴムや“手かけ”は出っ張った状態です。まあでも同じ削るならこっちの方がラクかな?戸当たりゴムは仕上げのスミ入れのことを考えれば、削らずに残しておいた方が作業しやすそうだし♪




ということで、今度は裏側の“手かけ”部分を中心に削ってみました。これ、意外といけるかも。




車体に仮止めしてみるとなかなかいい感じです。仮止めといいつつ、すそ絞りに合わせてすでに折り曲げている時点で、量産する気まんまんですね(^^ゞ




台車、動力関係もだいたい見通しが立ちました。クハ用の台車は既に日光のFS385を調達済みだったので、新たにデハ3両とサハ1両向けにカツミのFS016を購入。この台車はホイールベースが27.5mmで、なおかつ車輪はφ11.5mmという特殊な組み合わせなのですが、幸いエンドウの「電車用K」というMPギヤが使えるので、とりあえず某模型店に1両分だけ在庫があったのを確保してきました。もしあと1両分手に入らなくても、MPギヤのシャフトは糸鋸で簡単に切れるので、最悪は手持ちの旧国用WB=31mm・φ11.5車輪付を改造すればOKです。このあたりが固定軸距のインサイドギヤやパワトラにない強みですね。





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2 コメント

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OER2600形 (ぐりれ)
2016-04-30 22:54:59
おお、久しぶりの小田急2600形ですね。
アイボリーにブルーのラインもいいですが、ぜひとも登場時のブルーとオレンジの塗り分けを期待しまーす。
「記念塗装」もいいですね。(^_^)v

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Re: OER2600形 (isao)
2016-05-01 10:19:00
ぐりれさん
めっ!!おねだりが過ぎます(笑)
お買い物電車塗装はちょっとクラッと来た時期があったのですが、今はケイプアイボリー+ロイヤルブルーしか見えません!
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