この週末で床下を一気に作りました。燃料タンクと一部の機器箱は自製、それ以外は手持ちも含め市販品でまかないました。実車の鮮明な写真がないためKATOのNゲージの写真を参考に配置を決めましたが、それでも解明できない部分は想像で補っています。
反対側です。ほぼ同じようなものが並んでいます。
燃料タンクはプラ板から作りました。まずt1.0(胴体)とt0.5(鏡板)を組み合わせてバスタブ状の箱を組み立てます。
底の両サイドを耐水ペーパーで削ってRをつけ、鏡板の周りをt0.3の帯でぐるっと囲って「らしく」します。あと、片側に2本ずつ配管か残量ゲージと思しきものを接着して出来上がり。
床板へはt1.5プラ板から切り出した「足」を介して取り付けます。別途シルバーグレーに塗装して最後に取り付けるので今は置いてあるだけです。隣の蓄電池箱は懐かしの小高パーツです。燃料タンクなど他の機器も流用するつもりで漫然と「カニ22用」を通販で取り寄せたのですが、これは燃料タンクが1本しかなく、「カニ21用」じゃないとダメでした。しかし、手に取ってみると大きさが全然違った(大きい)ので燃料タンクは自製することにして、蓄電池箱などいくつか使えそうなものだけ流用することにした次第。
車重が増えたことによりブレーキシリンダは2基備えます。ブレーキロッドは片台車にしか行かないので、エコーのパーツのテコを一部切り取りました。
エアタンクとセットで2組を向かい合わせに配置します。手ブレーキとつながる手前側は切り取ったテコの一部を再利用してそれらしく見せています。このブレーキシリンダ周りはKATOのNゲージではかなり省略されていたので、クマタ貿易の「お召列車 新1号編成」(OJゲージ)の460号供奉車の床下を参考にしました。これと同じ保証はありませんが、改造年代が近い旧型客車どうしということで、まあ大同小異かなと・・・。
唯一解明できずに自信がないのがこの一角。ハコモノはいいとして、何やら細長い筒のようなものが取り付けられているようなのですが正体がつかめません。直感的に閃いたもの・・・まあこのクルマにあってもおかしくないもの・・・ということでエコーの「消火器」を両サイドに設置しました。気動車なんかには必ず付いてますよね。
一方、車体の方は、窓埋めした部分の整形・研磨などをチマチマと進めています。
前位側の妻面には梯子が付いているらしい(これもKATO情報)ので、KATOのオハフ33用Assyパーツ取り付けました。
貫通幌も同じくKATOの20系用Assyパーツを使用。何となく20系の幌は幅広と思っていたのですが、意外や意外、元の幌を取り外した後の溝にすっぽりはまりました。旧客の貫通路って何気に広かったんですね。。
実はこの前位側妻面がどのようになっているのか調べるのにとても苦労しました。この車両のウリは何といってもゲテゲテ感あふれるテールサイン付きの後位側です。模型も実車もほぼ99.9%こちらから撮った写真しかなく(形式図にも載ってない!!)、かろうじてどこかのサイトでKATOのマヤ20を手で持っている写真を見つけて、ああハシゴ付いてるんだ・・・と分かったのです。ほんと命の恩人です。
さーこれで問題はすべて解決したぞ!と喜んだのも束の間、形式図を眺めていたらまたイヤなものを発見してしまいました。こちら、ちょっと字が小さいですが、赤丸部分に「配電盤」と記されています。これって何の配電盤??発電セットのメインの配電盤は機関室の中だし、技術員用の監視盤は青丸のところにあります。冷房なんか積んでないので単に室内灯やテールサインなどのON-OFF用でしょうか?
しかし用途はあまり問題ではないのです。拡大してみると確かに外側に出っ張っているのですが、実は頼りにしているKATOのNゲージにはこの出っ張りが見当たらないのです。そこがモンダイ。
よくありがちなのが途中で設計変更されてしまい、最初の図面とは違う形で出場するケースです。これだとお手上げカトーさんを信じるしかありません。あと気になるのが改造前のオハシ30時代にどうなっていたか。当時から付いていれば残っている可能性がありますが無ければ・・・。。
下はオハシ30の図面です。お!?「配電『棚』www」 出っ張りはないが設備はあったということのようですね。ますますややこしくなりました。「配電棚」が「配電盤」に昇格したのか、棚のまま存置されたのか。食堂車時代の方が厨房関係のスイッチなんかがあったでしょうし、配線が減ることはあっても増えることはないと思うけどナー。なんとか「棚」のままでいてほしい。。
ちなみにこのクルマの源流ともいうべきマニ20≒カニ21ではどうなっているかというと、やっぱり配電盤はありました。
しかも出っ張ってるし。。。
結局正解は分かりませんでしたが、付けてしまったものを削るより無いものを追加する方が簡単なので、ここは信頼できるカトーモデルを信じて配電盤の出っ張りナシ!でいきたいと思います。
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反対側です。ほぼ同じようなものが並んでいます。
燃料タンクはプラ板から作りました。まずt1.0(胴体)とt0.5(鏡板)を組み合わせてバスタブ状の箱を組み立てます。
底の両サイドを耐水ペーパーで削ってRをつけ、鏡板の周りをt0.3の帯でぐるっと囲って「らしく」します。あと、片側に2本ずつ配管か残量ゲージと思しきものを接着して出来上がり。
床板へはt1.5プラ板から切り出した「足」を介して取り付けます。別途シルバーグレーに塗装して最後に取り付けるので今は置いてあるだけです。隣の蓄電池箱は懐かしの小高パーツです。燃料タンクなど他の機器も流用するつもりで漫然と「カニ22用」を通販で取り寄せたのですが、これは燃料タンクが1本しかなく、「カニ21用」じゃないとダメでした。しかし、手に取ってみると大きさが全然違った(大きい)ので燃料タンクは自製することにして、蓄電池箱などいくつか使えそうなものだけ流用することにした次第。
車重が増えたことによりブレーキシリンダは2基備えます。ブレーキロッドは片台車にしか行かないので、エコーのパーツのテコを一部切り取りました。
エアタンクとセットで2組を向かい合わせに配置します。手ブレーキとつながる手前側は切り取ったテコの一部を再利用してそれらしく見せています。このブレーキシリンダ周りはKATOのNゲージではかなり省略されていたので、クマタ貿易の「お召列車 新1号編成」(OJゲージ)の460号供奉車の床下を参考にしました。これと同じ保証はありませんが、改造年代が近い旧型客車どうしということで、まあ大同小異かなと・・・。
唯一解明できずに自信がないのがこの一角。ハコモノはいいとして、何やら細長い筒のようなものが取り付けられているようなのですが正体がつかめません。直感的に閃いたもの・・・まあこのクルマにあってもおかしくないもの・・・ということでエコーの「消火器」を両サイドに設置しました。気動車なんかには必ず付いてますよね。
一方、車体の方は、窓埋めした部分の整形・研磨などをチマチマと進めています。
前位側の妻面には梯子が付いているらしい(これもKATO情報)ので、KATOのオハフ33用Assyパーツ取り付けました。
貫通幌も同じくKATOの20系用Assyパーツを使用。何となく20系の幌は幅広と思っていたのですが、意外や意外、元の幌を取り外した後の溝にすっぽりはまりました。旧客の貫通路って何気に広かったんですね。。
実はこの前位側妻面がどのようになっているのか調べるのにとても苦労しました。この車両のウリは何といってもゲテゲテ感あふれるテールサイン付きの後位側です。模型も実車もほぼ99.9%こちらから撮った写真しかなく(形式図にも載ってない!!)、かろうじてどこかのサイトでKATOのマヤ20を手で持っている写真を見つけて、ああハシゴ付いてるんだ・・・と分かったのです。ほんと命の恩人です。
さーこれで問題はすべて解決したぞ!と喜んだのも束の間、形式図を眺めていたらまたイヤなものを発見してしまいました。こちら、ちょっと字が小さいですが、赤丸部分に「配電盤」と記されています。これって何の配電盤??発電セットのメインの配電盤は機関室の中だし、技術員用の監視盤は青丸のところにあります。冷房なんか積んでないので単に室内灯やテールサインなどのON-OFF用でしょうか?
しかし用途はあまり問題ではないのです。拡大してみると確かに外側に出っ張っているのですが、実は頼りにしているKATOのNゲージにはこの出っ張りが見当たらないのです。そこがモンダイ。
よくありがちなのが途中で設計変更されてしまい、最初の図面とは違う形で出場するケースです。これだとお手上げカトーさんを信じるしかありません。あと気になるのが改造前のオハシ30時代にどうなっていたか。当時から付いていれば残っている可能性がありますが無ければ・・・。。
下はオハシ30の図面です。お!?「配電『棚』www」 出っ張りはないが設備はあったということのようですね。ますますややこしくなりました。「配電棚」が「配電盤」に昇格したのか、棚のまま存置されたのか。食堂車時代の方が厨房関係のスイッチなんかがあったでしょうし、配線が減ることはあっても増えることはないと思うけどナー。なんとか「棚」のままでいてほしい。。
ちなみにこのクルマの源流ともいうべきマニ20≒カニ21ではどうなっているかというと、やっぱり配電盤はありました。
しかも出っ張ってるし。。。
結局正解は分かりませんでしたが、付けてしまったものを削るより無いものを追加する方が簡単なので、ここは信頼できるカトーモデルを信じて配電盤の出っ張りナシ!でいきたいと思います。
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P誌増刊20系固定編成客車の
P.165にマヤ20 3の妻面がわかる写真があります。
NEKOの鉄道車輛ガイドVol24 20系客車の
P.66にマヤ20 1,P67にマヤ20 2の写真があります。
いずれもしっかり張り出しています。
はじめまして。管理人のisaoです。ご訪問、コメントありがとうございます。
「張り出しはあった」とのこと、貴重な情報をありがとうございます。
今回はササっと作ろうと思いネット情報に頼りすぎたのがアダになりました。さっそくお教えいただいた書籍を参照したいと思います。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。
旧型車で改造車で尚且つ事業用車、、まさに三重苦。
配電盤も図面では傾斜した妻面に対して真っ直ぐ取り付けてあるように見えますが、妻板にわざわざ穴をあけて嵌め込んだのでしょうか?(*_*;
妻板に穴あけて配電盤を追加する工事は特に冷房改造なんかのときによくやられてますね。スロ62とかキハ58とか。
で、前のコメントで教えていただいた書籍を調べたらとりあえず出っ張っているのは写真で確認できたのですが、図面のように枕木と平行に(妻板に対して斜めに)なっているかと言われると、影の出方からみて微妙な感じです。ふぅ...