80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

1981年の氷見線

2017-03-04 01:40:16 | 実物・資料系(過去)
こんばんは。久しぶりに昔の「鉄旅行」の話をしましょう。記録によれば時は1981年(昭和56年)10月10日。客車列車があった頃の氷見線の写真です。

ネガがないので時間軸がはっきりしないのですが、間違いなくこれが1日の始まり、最初の写真でしょう。
早朝の高岡駅の改札です。旧式の発車案内板には、5時、6時台の北陸本線と城端線、氷見線の発車時刻が掲示されています。右端に写っている時計の針は5:38を指しています。上野から夜行に乗って行ったと思うのですが記憶にありません。当時の時刻を調べてみると、急行越前の高岡到着が5:19、能登は6:10なので、越前に乗って行ったようです。しっかりロクサンの後押しで碓氷峠を越えていたのだなぁ。。




どのような行程か覚えていませんが、とにかく氷見線に乗っています。終点氷見駅のホームにキハ45(たぶん)を先頭にした気動車列車が到着しています。




この気動車はかなり長い編成のため氷見駅のホームを盛大にはみ出しています。それでもお構いなしに全車両のドアが開いているのがわかります。おおらかな時代でした。左にDE10が写っていますが、これが客レの牽引機です。




気動車の車内から客レを撮っています。DE10 51を先頭に茶と青の客車5、6両がつながっていて、2両目にはオハユニ61とわかる車両が見えます。気動車のドアは閉まっているようなので、発車時に撮ったのかも知れません。




雨晴で途中下車しているようです。キハ45(たぶん)の後追い。。なのかな?テールライトが点いてないようにも見えるけど??
この日は天候不順で急に大雨が降ったり止んだりという天気でした。まさに「雨晴」の名のとおり、ちょうど雨が上がって薄日が差してきた
ところです。腕木式信号機がいい味を出していますね。




高岡駅で撮ったオハユニ61 12です。この頃は客車列車自体が珍しくなっており、そのなかでも60系の合造車のオハユニ61はとても目を引く存在でした。




オハユニ61の車内も撮っていました。ニス塗りの直角椅子で網棚は文字通り網の棚です。




高岡駅にたたずむキ100形ラッセル車。この頃はまだ現役だったんですね。




高岡の後は金沢にも寄っていたようです。堂々とした旧金沢駅ビル。駐車場のクルマも時代を感じさせます。




側線にたたずむEF70 74と14系客車11両・・・さて何でしょう。臨時急行「加賀」が14系ハザを使っていたようなので、それかも知れません。




最後は北鉄金沢駅で撮影した浅野川線のモハ5101。形といい塗装といい、まことに“地鉄電車”然とした電車といえます。地下化以前の貴重な写真ですが、ホームや駅舎などの全景が写った写真はなく、残念ながらこれ1枚だけでした。




氷見線の想い出に触発されて、押入れの奥にしまい込んだままだったKATOのDE10と客車を出してエンドレス運転を少し楽しみました。DE10は手すりもナンバーも取り付けていない状態なので近々整備しようと思います。オハユニ61も欲しいですね♪




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