こんばんは。今朝は本当にびっくりしました。
網戸を開けていたらハチが入ってきまして・・・
今年はスズメバチが大量発生しているとの報道があって気にしていたのですが、ついに来たか!という感じです。キイロスズメバチかどうか逆光なのでよくわかりませんが、とにかく大きいんです。体長5センチくらいはあってブンブン羽を鳴らしています。怖いなぁ・・・
業者が使うようなハチ専用殺虫剤などありませんから、ゴキブリ専用殺虫剤(余談ですがゴキにはよく効きます)を手に防戦態勢をとるもののヘタに刺激して向かってこられても困るので、そろーりと窓を開けて逃げ道を作ってやると、ほどなくして飛び出していきました。この間、恐らく3、4分くらいだったと思いますが異常に長く感じました。
ヤモリ程度ならまだしも、ハチのひと刺しでは最悪命を落としかねませんから注意が必要です。
さて、前回は銀座線の屋根色であるインディアンレッドについてホビー用スプレーで適当なものがないと書きましたが、昨日某模型売場をブラついていたらガンダム用の「MSシャアレッド」なるスプレー缶を発見しました。ガンダムは全くしろうとなんですが「シャア」の「MS」(モビルスーツ)の色なんですか???(^^;;
ワインレッドに近く錆止め塗料よりはお洒落な感じになってしまうようですが、一応これでいってみたいと思います。
錆止め塗料の下取りを希望していただいたとと様、申し訳ありません・・・(^^;
一方の車体色。黄色ともオレンジ色とも呼ばれていますが、正直どちらが正解なのでしょうか。
各車が現役で活躍していた頃の記憶では「オレンジ色」が的を得ているような気がするのですが、要はその濃さ加減がどの程度なのか、市販のスプレーで近似色はあるのかといった点が問題です。
先ごろ銀座線新1000系が登場した時にも話題になったのでご存知の方も多いと思いますが、銀座線の前身である東京地下鉄道株式会社が初代1000形を製造した時の色は黄色だったそうです。地下鉄博物館に復元展示されている1001号車も鮮やかな黄色ですね。
この車体色に関しては「鉄道ファン」1993年9月号に、元営団にお勤めだった里田さんという方が寄稿された「黄色いメトロの回想録」という一文の中に興味深い証言があるので、少し長くなりますが引用してみます。
「地下鉄といえば黄色。電車の外板色はファンのみならず普通の乗客の方々にとっても関心のあるところ。色見本の正式名称は「オレンジ」だった。昭和の初め、1000形の計画の時点では、ベルリンの地下鉄に似せたとされているのは確かだから、もっとレモンイエローに近かったのだろう。(中略)かつて全車両が高速色(isao注:新橋~渋谷間を開通させた東京高速鉄道のことか?)に塗り替えられた時があるそうで、その前後に色見本を紛失したため再製作されたが、その時に手掛けられた大先輩も、「ちょっと濃くなったかな」と言っておられたので、たぶん間違いはない。その後も見本は直射日光に当たらないように保管していたけれど、新車を増備する都度作り直していたので、正確に伝承されていたかどうかは自信がない。」
黄色というのは純色でブレないと思っていたのですが、上の証言を読むとレモンイエローに近いといいながら色味が調合されていたことがわかります。ただ、色見本を作り直すたびになぜ赤みが増してくるのかがわかりませんが・・・
この写真はいずれも地下博に所蔵されているもので上が復元された1000形、下が2000形の1/20模型です。デジカメの特性もあるので一概には言えませんが、これでみる限り2000形は「オレンジ」と言ってよいでしょう。
もうひとつ、先ほどと同じ「鉄道ファン」にこんな写真が載っています。昔懐かしい渋谷駅東口の高架橋に差し掛かった6連で撮影は1967年とされています。先頭と3両目が新しい2000形でその間に1100形ないしは1200形の古い車両が挟まれていますが、両者の色合いは明らかに異なっていて2000形の方が濃い色をしているのがわかりますね。
ということは我がモデルも1300形から2000形まで、まるでグラデーションのごとく色味を濃くしていく必要があるのでしょうか?それだけは勘弁してもらいたいですねぇ(^^;
その中間くらいの「銀座線らしいオレンジイエロー」が果たして市販のスプレー缶にあるのかないのか。
これは最近買った「黄橙色」(Mr.カラーNo.58)と先ほどの「MSシャアレッド」(同・No.SG11)を塗ったテストピースです。最初は結構いいセンかなあと思ったのですが、ちょっと赤みが足りないような気がします。ほとんど黄色といってもいい色ですね。橙(だいだい)とオレンジは似て非なるもののようです。
仕方がないので手当たり次第、黄色からオレンジ色のものまで集めてみました。
左端に顔を出しているのがご存じキレンジャーで黄色と白を混ぜて自家調色したもの、上は先ほどのテストピースで下が「クロームイエロー」(タミヤカラーTS-47)を塗った都電7000形です。バックに吹いたのは右が「ブリリアントオレンジ」(タミヤカラーTS-56)、左がGMの「黄かん色」(No.3=湘南色)です。
キレンジャーと黄かん色は別格として、あと都電のクロームイエローも黄色味が強いので外すと黄橙色かブリリアントオレンジが残ります。晩年の2000形は、ちょっと濃い気もしますがこのブリリアントオレンジあたりでも良さそうですね。その他は両方を足して2で割ったくらいでしょうか。やっぱり面倒でも調色してスプレーワークした方がいいのかなー(^^;
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網戸を開けていたらハチが入ってきまして・・・
今年はスズメバチが大量発生しているとの報道があって気にしていたのですが、ついに来たか!という感じです。キイロスズメバチかどうか逆光なのでよくわかりませんが、とにかく大きいんです。体長5センチくらいはあってブンブン羽を鳴らしています。怖いなぁ・・・
業者が使うようなハチ専用殺虫剤などありませんから、ゴキブリ専用殺虫剤(余談ですがゴキにはよく効きます)を手に防戦態勢をとるもののヘタに刺激して向かってこられても困るので、そろーりと窓を開けて逃げ道を作ってやると、ほどなくして飛び出していきました。この間、恐らく3、4分くらいだったと思いますが異常に長く感じました。
ヤモリ程度ならまだしも、ハチのひと刺しでは最悪命を落としかねませんから注意が必要です。
さて、前回は銀座線の屋根色であるインディアンレッドについてホビー用スプレーで適当なものがないと書きましたが、昨日某模型売場をブラついていたらガンダム用の「MSシャアレッド」なるスプレー缶を発見しました。ガンダムは全くしろうとなんですが「シャア」の「MS」(モビルスーツ)の色なんですか???(^^;;
ワインレッドに近く錆止め塗料よりはお洒落な感じになってしまうようですが、一応これでいってみたいと思います。
錆止め塗料の下取りを希望していただいたとと様、申し訳ありません・・・(^^;
一方の車体色。黄色ともオレンジ色とも呼ばれていますが、正直どちらが正解なのでしょうか。
各車が現役で活躍していた頃の記憶では「オレンジ色」が的を得ているような気がするのですが、要はその濃さ加減がどの程度なのか、市販のスプレーで近似色はあるのかといった点が問題です。
先ごろ銀座線新1000系が登場した時にも話題になったのでご存知の方も多いと思いますが、銀座線の前身である東京地下鉄道株式会社が初代1000形を製造した時の色は黄色だったそうです。地下鉄博物館に復元展示されている1001号車も鮮やかな黄色ですね。
この車体色に関しては「鉄道ファン」1993年9月号に、元営団にお勤めだった里田さんという方が寄稿された「黄色いメトロの回想録」という一文の中に興味深い証言があるので、少し長くなりますが引用してみます。
「地下鉄といえば黄色。電車の外板色はファンのみならず普通の乗客の方々にとっても関心のあるところ。色見本の正式名称は「オレンジ」だった。昭和の初め、1000形の計画の時点では、ベルリンの地下鉄に似せたとされているのは確かだから、もっとレモンイエローに近かったのだろう。(中略)かつて全車両が高速色(isao注:新橋~渋谷間を開通させた東京高速鉄道のことか?)に塗り替えられた時があるそうで、その前後に色見本を紛失したため再製作されたが、その時に手掛けられた大先輩も、「ちょっと濃くなったかな」と言っておられたので、たぶん間違いはない。その後も見本は直射日光に当たらないように保管していたけれど、新車を増備する都度作り直していたので、正確に伝承されていたかどうかは自信がない。」
黄色というのは純色でブレないと思っていたのですが、上の証言を読むとレモンイエローに近いといいながら色味が調合されていたことがわかります。ただ、色見本を作り直すたびになぜ赤みが増してくるのかがわかりませんが・・・
この写真はいずれも地下博に所蔵されているもので上が復元された1000形、下が2000形の1/20模型です。デジカメの特性もあるので一概には言えませんが、これでみる限り2000形は「オレンジ」と言ってよいでしょう。
もうひとつ、先ほどと同じ「鉄道ファン」にこんな写真が載っています。昔懐かしい渋谷駅東口の高架橋に差し掛かった6連で撮影は1967年とされています。先頭と3両目が新しい2000形でその間に1100形ないしは1200形の古い車両が挟まれていますが、両者の色合いは明らかに異なっていて2000形の方が濃い色をしているのがわかりますね。
ということは我がモデルも1300形から2000形まで、まるでグラデーションのごとく色味を濃くしていく必要があるのでしょうか?それだけは勘弁してもらいたいですねぇ(^^;
その中間くらいの「銀座線らしいオレンジイエロー」が果たして市販のスプレー缶にあるのかないのか。
これは最近買った「黄橙色」(Mr.カラーNo.58)と先ほどの「MSシャアレッド」(同・No.SG11)を塗ったテストピースです。最初は結構いいセンかなあと思ったのですが、ちょっと赤みが足りないような気がします。ほとんど黄色といってもいい色ですね。橙(だいだい)とオレンジは似て非なるもののようです。
仕方がないので手当たり次第、黄色からオレンジ色のものまで集めてみました。
左端に顔を出しているのがご存じキレンジャーで黄色と白を混ぜて自家調色したもの、上は先ほどのテストピースで下が「クロームイエロー」(タミヤカラーTS-47)を塗った都電7000形です。バックに吹いたのは右が「ブリリアントオレンジ」(タミヤカラーTS-56)、左がGMの「黄かん色」(No.3=湘南色)です。
キレンジャーと黄かん色は別格として、あと都電のクロームイエローも黄色味が強いので外すと黄橙色かブリリアントオレンジが残ります。晩年の2000形は、ちょっと濃い気もしますがこのブリリアントオレンジあたりでも良さそうですね。その他は両方を足して2で割ったくらいでしょうか。やっぱり面倒でも調色してスプレーワークした方がいいのかなー(^^;
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