気が向いたとき感じたままに

皆さんの文章を読ませて戴くのは楽しいのですが、気が向いた時には自分でも・・・と思い

席を譲るということ

2007-08-22 10:11:16 | Weblog
ここ数日、連続して電車に乗りある事件に出会った。
私が飛び乗った電車には1つの空席もなかったが、幸運にも次の駅で座れた。私の隣には50代の女性Aが座っていた。更に次の駅で、その彼女から数えて3人目の前に70代半ばと思われる男性が立った。その後座席の入れ替わりはなかったが、20分ほどしてAがその男性に向かって言った。
「あのー、次ぎ空きますからどうぞ! どうぞ!」
だが良識を備えているその男性は状況を把握し、そつなく返事をした。
「ええ、大丈夫ですから」
Aはもう1度同じ言葉を繰り返し電車から降りて行った。Aの前にいたこれも50代の女性も、その場の流れからかその男性に席を勧めたが彼は断り続けた。電車が走り始めてからも気まずい雰囲気が残り、少しの間その席は空いていたが、結局その女性が座った。
“事件”はこれだけであるが、散々座った末に降りる人に、次に座る人を指定する権利はない。前に立っていた人に対しても失礼である。こんな単純なことが判らないとは情けない!