気が向いたとき感じたままに

皆さんの文章を読ませて戴くのは楽しいのですが、気が向いた時には自分でも・・・と思い

法事

2009-11-09 06:38:28 | Weblog
昨8日の日曜日、父の7回忌の法事を行った。
招待者の範囲には何時も気を使う。貴重な日曜日を割いてお出で戴き、それなりの出費を強いることになるからである。そこで今回は、自分の兄妹とその子供達だけを招いた本当の身内だけで行なった。参加者は30人にも満たなかったが、普段なかなか逢えない者同士が逢える貴重な機会でもあった。そんな様子を眺めていた父は充分満足してくれたと思う。
私はこれまでに何度か法事を執り行なってきた。予定では、次はおふくろの23回忌、そしておやじの13回忌である。それぞれ5、6年先になる。従って、絶対に自分がやれるとの自信はない。恐らく今回が最後ではないかと思っている。後は次の人にやってもらうようになるかも知れない。だが今の私は、「何時死ぬか? 何時死ぬか?」とそんなことを気にしているわけではない。
「何歳ぐらいまで生きられるだろうか?」との拘りは、寧ろ以前より、ずっと薄れている今日この頃である。確かに、満足を覚えながら長寿を全うできれば最高かもしれない。しかし、私は自分の“これまで”を振り返って、決して不幸ではなかった、寧ろ幸せだったと思っている――自分の一生に満足できるようになってきた。