鉄道模型とテルマエの部屋

懐かしい電車と模型と銭湯と

イズッパコの小さな電車 その2

2022-12-21 23:17:00 | 工作記録 津田沼第二工場

某月某日、吉祥寺にて。

これはよい松。

城東電軌さんのブースにて、可愛らしい電車とレイアウト。むむ、これは!









手に取って舐めるように見せていただく。
これ、いいなあ!聞けば1/120TT9スケールの伊豆箱根鉄道軌道線の電車。以前に1/87で発売されていて、それのTT9版。
1/150になると小さ過ぎるし、ガニ股っぷりが目立ちそうなんで正解ですね。


これが試作のエッチング板。動力付きがひと組あったので、無理を言って譲っていただいた。
ルンルンしながらお家に帰りました。

その日のうちに切り出し折り曲げ。洋白は強度が高く、切削しやすい。
反面折り曲げ難く、エッチングのスジだけでは上手くいきそうもないので、Pカッターで切れる寸前まで彫りを入れて、慎重に折り曲げました。
試作品なので失敗したら替えは無し。緊張しましたね。

翌晩前面を曲げてメンディングテープで仮止め。耐衝撃接着剤で固定。歪まぬよう気をつけて。

内張り。窓枠は平面を出したいから罫書きを入れ、カッターで何度も引いてスジを入れ、最後はケガキ針で。定規に挟んで折り曲げ、#800のペーパーで平面出し。妻板裏に当てがい角度を調整して固定。

箱になったら屋根板を。GMキットの余剰品(たぶんクモユニ81)をカラタケ割りしてサイズを詰め、オデコの裏にはエポキシパテを充填しておきました。乾燥後、裏を平面出ししてから車体にエポキシ系接着剤で固定し、まる一日待ちました。

オデコ。カッターナイフで荒削り。#120のペーパーで大まかな形に削り出し。
番手を替え、最終的に#800で仕上げ。
車体と屋根の隙間は溶きパテでキッチリ埋め。
0.5ミリプラシートでオデコの雨樋を作っておきました。


テールライト?は0.8ミリ真鍮線と1.0×0.8ミリ細密パイプを組み合わせ。バンパーや軸箱を接着したら…

サンポール浴。

いさみやのカラープライマー黒。

全体的にクレオスサーフェイサー黒を塗り。

最初にクレオスGX-4キアライエローに赤を2、3滴落として調色した色で塗り。

グリーンはGM#13緑2号。屋根はクレオス#116ブラックグレー。床下はクレオス#513ドゥンケルグラウ。





この車輌を実際にご覧になっておられる大先輩に伺いながらウェザリング。裾まわりを中心にGM#21アイボリーAとタミヤラッカーLP-74フラットアース。未舗装の軌道を砂埃を上げて走るイメージです。


コメント
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