タミヤエナメルのフラットブラックを溶いて窓下やリベットまわりを中心に塗り、綿棒でニュアンスをつけました。汚すというより、陰影を意識するイメージ。
側面窓枠には明灰白色を極く薄く塗り、車体との材質の違い、木部が枯れてきた印象を表現。
台車はバネ部を除きフラットアース。
いつもよりやや強めの表現。これは自分ではウェザリングとは微妙に違い、TMS312号で中尾豊氏、315号で和久田恵一氏が提唱された「メーキャップ」の一環と考えております。
必ずしも実感的な表現に拘るのではなく、その車両が出来るだけ魅力的に見えるお化粧のようなものでしょうか。
ほんとに昔の組みの曲がり歪みが目立ち、恥ずかしいのです。しかしワタシのこの電機に対する愛情は、伝わると信じております。
今年は割とピュアな気持ちで模型と向き合えていると思います。たぶん次も早いかな。