地球散歩♪

いもとなおこのBLOG

モザンビークの楽園編。

もう代表に期待するのをやめたいけれどやめられないイングランド

2010年06月28日 | united kingdom
いやいやいや あれはないわ

あの判定ミスは

1966年の疑惑のゴールが脳裏に蘇ってきた試合で
このゴールを見逃すとは・・・

昨日のゲームが終わった瞬間から各メディアは
サッカーでテクノロジーを取り入れるべきだってぎゃんぎゃん騒いでる
このイングランドのランパードのゴールだけじゃなくって
アルゼンチンのカルロス・テベスの明らかなオフサイドも見逃された

まあそんな歴史的なミスも
4−1という明らかな力の差の前に少し霞んでしまいましたね・・・
全然いいところなかったね・・・


今日のイングランドは
国中が喪に服したくらいに沈んでいる反面

「もうさ 何度経験してもなんで僕たちは学ばないんだろう
イングランド代表に期待しちゃいけないってわかってて
何でまた期待しちゃったんだろう」


って声が多い多い 

この記事↓↓↓超おもろい わはは

England has exited the football World Cup and once again failed to live up to expectations. But why do the English fool themselves, again and again, into believing they can win, and might they actually enjoy it?

この記事には

なんでイングランドはワールドカップをそんなに”ヒステリックに”捉えるのか
なぜイングランド人は「今回は勝てる」と自分たちはだまそうとするのか
そして「また」イングランドは非公式の喪に入った
人々はバス停で隣の見知らぬ人々と痛みを共有している
なぜ過去の経験から学ぼうとしないで
自分たちで自分たちを傷つけるのか

”2回の世界大戦と1回のワールドカップ!”
と対ドイツになると合唱する彼らの声は
もはやむなしく響くだけ

フランスは今回のような惨敗でも
決してそれを深刻にとらずに
代表が馬鹿だったとしか捉えていない

それは元覇権国家として
経済やサッカーで威厳を保たなければいけない気持ちがある


ーーーって昨日私が書いたようなことが書いてある

めちゃくちゃ当てはまっているのでゲラゲラ笑っちゃうー
でもそのプライドが高すぎて
理想と現実のギャップが激しく
自分たちがダメなところを心の中で認めつつ
でもがんばろうと一生懸命な庶民のイングランド人たちが
私は結構好きです

さよなら イングランド
さよなら ルーニー

また8月のプレミアリーグ開幕で会いましょう


なぜイングランド人はドイツ人を嫌うのか

2010年06月27日 | united kingdom
イングランド vs。 ドイツ 始まります 始まります。。

私の周りのイングランド人たち もう大騒ぎ

なぜイングランドはドイツをそんなに毛嫌いするのか?
ここ最近の私の研究テーマになっております

1966年の幻のゴールでワールド・カップを獲ったのはイングランドではないか!

1966年 ワールド・カップ決勝

なのに・・・

イングランド人たちにいろいろ聞いてみたところによると

「経済的にドイツの方が勝っているから」
「イングランドより多くワールドカップに勝っているから」


とまさにひがみだらけ


まとめると。。。

ドイツは世界大戦を2回戦って負けたくせに
何だかいつのまにか経済的に抜かれているし
ヨーロッパの中で大国にのしあがっているし
サッカーのナショナル・チームも超安定している

という政治的・経済的・文化(サッカー)的な観点から
自分たちがかつての覇権国家であったのに今はつぎはぎだらけの国になっていることが悔しく
さらにプレミア・リーグという世界一と名高いリーグを持っているにもかかわらず
イングランド代表は全然結果が出せない
その代わりに常に好成績を残しているドイツを目の敵にしている

ということに勝手にまとめてみました

対するドイツ人たちはあまりイングランドのことを気にも留めていない
何か東京 vs。 大阪みたいだ
でもドイツ人いはく「1966年の借りは返さないといけない」らしい

ちなみにイングランド人はドイツ以外にもフランス、スコットランド、アルゼンチン、と嫌いな国が多いのだ
それも大体くだらない理由だ

さてさて 今夜は熱い夜になりそうです。。。

水の中の世界にようこそ

2010年06月26日 | sri lanka

ずっと前から同僚から頼まれていた

「私の娘たちが泳ぎたがっているから教えてあげて欲しいんだけど・・・」

Okay no problem

でも厄介なことに・・・
教える相手は敬虔なイスラム教徒である同僚の娘さんたち
泳いだことがない人たちに教えるのは私の得意技
でも問題は

教えてあげるプールがない

だって男性に見られてはいけないんですもの

やっとこさで同僚が探し当てたのは
もう一人のムスリムの同僚のでかいプール付きのお家

まず本日のクライアントである彼女たちをお家にピックアップしに行く
私はいつも休日の昼間はワンピースばかり着ているのだけれど(暑いから)
今日はちゃんと半袖・長ズボン
普通は「パンツ」と私も言うけれど
今日は「長ズボン」と呼びたい気分だったのだ
ぴったりと覆い隠す、という意味で
ちなみにこの言葉を使うのは小学生ぶりくらいだ

家について 知っていたけれど
やっぱり全身覆い隠す黒いブルカ
見えているのは目だけ
その目にも眼鏡をかけているからさらに人格がまったくわからない
全身隠すブルカの人をよくスーパーなどで見かけるけれど
実際に「知り合い」になるのは初めて
車を運転して彼女たちの緊張をほどきながら
ブルカの中から見える世界はどんなだろうと思いをめぐらす
男性に話しかけてはいけない人生
実際それをどう捉えているのだろう・・・

初対面なのでそんな突っ込んだ質問はせず
お目当てのプール付き豪邸に到着
私の同僚2人は全然出てこない
オフィスとは違う対応である
たぶん オフィスは国連機関という環境だから
彼らもまったく普通に振舞っているけれど
プライベートで未婚の私に親しくしてはいけないのだろうと解釈

そんな中 私は物怖じせずおもむろに水着姿になってみる
もちろん男性二人は一瞬たりとも姿を見せない
本日のクライアントのイスラム教徒の娘っこたちは
シャルワカミースという普段着を着ている
つまり 泳ぐときも長袖長ズボン
そのままプールにそろりそろりと入る

今まで泳いだことがない15歳と13歳
最初は顔に水をつけることから始まり・・・
徐々に体を水に慣らし・・・
両足をプールの底から離せないで怖い怖いと騒ぐ娘っこたちに
横暴に水の中でいろんなことをさせ・・・(笑)

(省略)

1時間後

クロール泳いでます!

やったね


私は水の中で育った人だからよくわからないけれど
泳げない人が泳げるようになるのはすごい変化だと思う
新しい世界がぱーっと開けるくらいのものだと思う

でも公共のプールや海では泳げない彼女たち
泳ぐ機会を見つけるのが一苦労・・・

まあでも 一生懸命に泳ぐ彼女たちの嬉しそうな顔を見られて
ひとまずよかったよかった

途中で 泳げるようになった娘たちの成果を見せてあげたくて
彼女たちのパパを「来て!見て!」と呼ぶ
彼は恥ずかしそーに出てきて
娘たちの泳ぐ姿に感動し
さっさと引っ込む
そういうときこそ 私は大胆に水からあがって余計に恥ずかしがらせてしまおうと思ったけど
挑発的すぎるのでやめときました


視界が違う今日

2010年06月25日 | sri lanka
いやいやいや・・・
すごかった・・・
あんなに上手だったんだ・・・

未だに余韻が覚めやらぬ一夜明けた今日
スリランカは運良く今日は満月の祝日のため、ゆっくり起きて、またリプレイを観て余韻に浸り、
なんだか世の中のすべてがキラキラして見える・・・
だってですよ 天気がすこぶる良い今日 窓を開けて運転していて

ああ なんかカリフォルニアみたい

と思っちゃったもん
そんなわけないのに

「世界を驚かせる」って誰だったかプレーヤーが大会前に言っていたけれど
一番驚いたのは日本人かも
こんな日本代表 観たことない!

そりゃあもう世界も大絶賛ですよ

パブで沢山の日本人と外国人のお友達と観ていたけれど
サッカー好きのイギリス人たちも
「こういう戦いを続けたら日本は決勝までいける」
「I wish I was Japanese today!」(今日は日本人だったらよかったのに!母国のこんな試合を観たかった!)

BBCニュースは
It was a performance of confidence and authority from the Japanese which seemed to come from nowhere.
(どこからともなく現れた、自信と機能を備えた日本のパフォーマンス)うーん 直訳はうまくいかない

いつも日本人でいることを誇りに思っているけれど
昨日は格別

ほんとうに元気をいっぱいもらいました
ありがとう!

いやー 日本国民全員に大事な「自信」がつく試合でした

どんどん勝ち進めー!

北朝鮮と、コロンボのNEWお洒落バー

2010年06月21日 | sri lanka
アレレレ・・・

北朝鮮をここのところ大絶賛していた私

きっとポルトガルと象牙海岸に勝つだろう!と豪語していたが・・・

ポルトガルに 7 ー 0

やられすぎでしょう。

ゲーム観ていないけれど ブラジル戦で燃え尽きたか?


さ 北コリアはとっとと忘れて・・・


スリランカ在住のみなさま!

コロンボに待望のお洒落なバーがオープンしましたよー

すでに超お気に入り

Lemon    Maitland crescent のフィットネス・ファーストのジムの上です



雰囲気、スタイル、リーズナブルなお酒とフード、そして音楽
超ーーー おすすめです

これからは北朝鮮ではなくこちらをPRします

ワールド・カップ外野席

2010年06月20日 | sports

ワールド・カップ真っ盛り。
スリランカのバーも若干景気が良くなっています。
世界中でアルコールの消費量がぐっと上がっているのだろう。
良いことだ!
(でも皆さん、飲みすぎには気をつけて・・・)

それにしても、波乱づくし。
スペイン、ドイツ、フランス、イングランド、イタリア・・・
南アで、何が起こっているんだろう?

世界で力の差がなくなっているということか。
弱いチームの戦術が長けているということか。
素人目にも、弱い方のチームの守備がものすごく徹底しているのがわかる。
そして少ないチャンスをものにしている。

よくわからないけれど、確かに言えるのは、弱い方のチームは尻込みしていない。
王者ブラジルに食ってかかった北朝鮮の、あの強さ。
技術のなさをカバーする、集中力、スピード、スタミナ、そして何よりもものすごい気迫。
あれが欲しいのだ。

話は変わるけれど、フランス・チームのあまりにもお粗末な内紛。
アネルカがチームを追われたことに、選手全員がプロテストして、今、練習をボイコットしているらしい。
なんじゃそりゃ。
予選リーグ敗退を目前に、奇跡を起こして(次に4点以上とって勝たないといけない)屈辱を免れようとか、そういう雰囲気はまったくなく・・・
アネルカを追放したマネジメントを責めるより、暴言を吐いて謝罪もしなかったアネルカを説得してチームに戻すべきだっただろう。
応援している国民がかわいそう。

最後に、髪を切ってブロンドじゃなくなったフェルナンド・トーレスについて。
短髪が好きな私だけれど、ブロンドの長めの髪が揺れる彼とどちらがよかったかまだ答えが出せていない。


癒しプロダクツ

2010年06月18日 | sri lanka
爬虫類が苦手な人にはおぞましい映像を放ったまま
しばらく放置していてごめんなさい。。。。

ちょっと最近すごいスケジュールの毎日がずーーっと続いていて
というのも
この時期すごい沢山の数のお友達がどんどんいなくなり
まースリランカに援助のお金が尽きてきたことの象徴でありますが
大好きな友人たちにお別れをしなくちゃいけなくて
その送別会続きだったり
サッカー始まっちゃったり
メイドさんがやっぱり腫瘍が発見されたり
友達が日本から遊びに来たり
仕事も怒濤の日々で
さすがに熱が出て
普通にしてたつもりだったのに
同僚には「何か家族に不幸でもあった?」なんて聞かれるほどで(笑)
でもそのままあまりいろんなことを考えたり
消化したりすることができない飽和状態になったまま
物凄いスピードで人生が回っているという感じ

そんな私を少し落ち着かせてくれるのが
アーユルヴェーダのホーム・スパ



特に SPA CEYLON は匂いが好きで
プロダクツも一回一回長く効くし 好き~

こめかみや首筋につけるすーっとするバームがお気に入りです
仕事中につけて
気分を落ち着けています

やっと週末
やらなきゃいけないことがいっぱいあるけれど
とりあえず明日のオランダ戦に集中じゃ


この写真を見てあなたは何を感じますか?

2010年06月06日 | sri lanka
注意:おかあさん(三恵子)は以下見ちゃだめだよー

鳥肌消えなくなっちゃうよー






うちの同居人が先日キャンプに行っていて撮ってきた写真
























私の反応

「ロマンティック・・・♡」

だってそうじゃない?

熱烈に愛し合って make love しているように見えるのは私だけ・・・?

蛇にも感情があるんだって思っちゃうじゃない?(あるのか?)

ちなみに蛇もセックスするんだってー 
どこだか知らないけど
ひょー

爬虫類嫌いな人はほんとうにごめんなさい

蛇の写真を載せて喜んでいる
30ン歳独身女子の相変わらず変なブログでしたー


モンスーン全開

2010年06月06日 | sri lanka
5月の最終週あたりの満月は
仏陀が悟りを開いたウェサックのお祭り
灯籠がそこら中にクリスマスみたいにデコレーションされていてとても綺麗

それにしてもコロンボに戻ってくると
モンスーンシーズン真っただ中で 雨、雨、雨。。。

蚊が多すぎてそれだけが鬱陶しい

引きこもりか、それとも雨ニモ負ケズ外出か、、、

やはり後者でしょ!



紅茶畑の舞台裏

2010年06月03日 | sri lanka
また大好きな Hill Country に来たよ

涼しくて気持ちいい
山のてっぺんまでびっしりの紅茶畑、ほんとーに綺麗

庶民のおうちに突撃!

セイロン茶の産地は貧しい
お茶畑で働いている人たちは教育を受けていない人が多く
さらにアル中もいっぱいいて
1日200~300円の稼ぎの半分くらいを
お酒につぎこむ
そして
子どもたちは働かなければならないため
学校に行っていない子も多い
そして ぞっとするけれど 
近親相姦も文化のひとつだったりする

私たちがサポートしている子どもの中には
文房具を買うお金がないので学校を中退して
何とか連れ戻してきたけれど
これから学校に戻る子に
ご両親は文房具を買ってくれると思う?と聞いても
くれないと思う。という




「うちの子の通う学校は先生の質が低すぎる」
と豪語するこのおじいさん
威厳を保ちつつ
Girls Rock (「女の子サイコー」)というTシャツを着ている。。。ぷぷぷ



(小さく見える白い点々は
茶摘みをするお母さんたち)


どこの国に行っても万国共通
女性はよく働くよね

こんな地域の教育の質を改善するための活動。。。






隣の二人のはキャンディの巻き方
私のはインドの巻き方
キャンディアン巻きは好きではない
でもこの日の私のドレープ(ひだ)は失敗したな