ワインの肴

大好きなムール貝

バルバキオス市場で仕入れ

これで200円くらい！

ニンニクと白ワインで頂きます♥

魚屋のジョン

朝起きたら魚屋のジョンからSMSが。

GOOD MORNINGLADY. I HAVE TUNA TODAY.
(おはようございます、レディ。今日マグロあるよ。)

今日か…。
今夜は、サンクスギビング(感謝祭)の持ち寄りパーティがある。
主催者の友達に聞いてみる。
「ねー、サンクスギビングの料理に、お寿司って合わないよねぇ…」
しかもこの場合、
巻き寿司なら合いそうなものの、
私が作ろうとしているのは、
トロの握りなのである。

「はは、お寿司はみんな好きだからいいんじゃない？」

よし、やるぞ！

徒歩15分の市場へ。
きゃ♥脂のったトロがー！

ちょうど偶然にも昨日、ふらりと入ったお店でお米も見つけたの。


写真撮るの忘れたけど
30貫くらい握って持っていったトロとマグロの握りは
他のお料理とともに
すべてなくなったのでした

多分来ていたみんな
サンクスギビングにお寿司を食べたのは
初めてじゃないかな

お寿司はお寿司だけか
他の和食とともに頂いた方がやっぱり美味しいと思うけど
まいっか

それにしてもバルバキオス市場の鮪とトロ
本当に美味しい！
翌朝も鮪トロ丼にして頂きました～

sushimou

この間ようやく
ずっと行きたかったお寿司やさんへ

sushimouは「my sushi」って意味
シェフは日本で修行したギリシャ人

なんでこんなに長く待ってたんでしょうか！

アテネでこの質が食べられるとは！
しかも超近所！
お値段も手が届く範囲で
カウンターだけのこじんまり感
日本のお寿司やさんよりは
モダンではあるけれど
日本らしさはちゃんとあって
そこは崩れてはいなくて
上品でお洒落でセクシーで
もう超お気に入りです！



これから超常連になる予定

まだ観光客

このブログ
秋、秋ってうるさいようだけど
久しぶりの秋が嬉しすぎて
ちょっと許してください(笑)

寒くはなってきてるんだけど
セントラルヒーティングのうちのアパートは
共益費節約もあると思うけど
まだ一度も暖房つけてくれていなくて
それでもほとんど問題なくて
昼は半袖の人もいるし
ぽかぽかで
ぬくぬく幸せな秋

トランプショックはまだ続いていて
あと4年間耐えないといけないのが憂鬱だからこそ
小さな喜びを
毎日大事に抱きしめています…


これ、この間発見した
うちのアパートから50mくらいのところにある屋上のバー
からの眺め
ここからスーパームーン見てた


カフェ・バーなのに
野良猫みたいなのいるんですけど…


プラカにあるちょっと有名なバー Brettos

そして今日は
お友達来ていたので
ようやくアクロポリス美術館へ

観光客いなくなるの待ってたら
3ヶ月半経ってしまいました


2500年前の文明
人類の歴史ってすごいなぁと
感心せずにいられない

あれから人類は何にも学んでいなくて
相変わらず殺戮を繰り返し
地球温暖化を加速させて
滅びていく感満載な
こんなダークな年末だけれど
2500年前にもダークな時期があったというから
また這い上がって
栄えていくのかなぁ

アテネ・マラソン

120年前
Marathonという名の地から
このアテネのパナシナイコス競技場まで
42.195kmの距離を
猛者たちが
近代オリンピックで初めて走って
そこからマラソンの距離が決まったみたいです

そんなアテネ・マラソン
120年っていう節目の年なのに
なんかまったく宣伝もなく
超地味
それでも5km, 10kmも含めると
何万人も参加者がいて
それなりにポピュラーではある

お友達の応援に行って来ました


5kmくらい走れば良かったー

ベンチを探しに

Ikea で買ったダイニングテーブルは
普段は6人掛けだけど
長さが伸びるやつ

普段は独り暮らし
たまにお友達呼んでホームパーティするために
最適の一品



さて椅子は…
この黒い椅子4つ買って
普段は十分だけど
沢山人が来たとき用に
かさ張らないベンチが欲しくて
最近探してた

アテネのモナスティラキ駅とティシオの間の通りに
家具屋さんと
アンティークのお店が沢山あって
今日もブラブラ
でもなかなかお手頃なものが見つからない
作ってもらっても300€くらい
高い…
€100以内で掘り出し物ないかなー
ないよなー

あきらめていた頃
裏通りでふと足を止める
大工さんの工場みたいなところで
お店ではないけど
何だか活気が溢れてる

あれ、なんか外に投げ出されたみたいな
埃被ったこのベンチ
なかなかいいサイズではないか…

聞きにいってくれたギリシャ人のお友達が
「€90でいいって。置く場所がないから処分したいって。
奥にもう一個あるんだって」

上の方から埃被ったベンチ出してもらった…



きぁあぁぁ！

なんという幸運！
€90、即決！
3万円は下らない品
3分の１の破格！
掘り出し物とはこのこと

ほくほく
お友達が家まで運んでくれた

Tadaaaa!



サイズも220cm、望んでたまま、ぴったり
運を使った気がするけど
強く望んでいれば
やって来るものっていうのが
最近の私の金言なんです

わーーーーい
大好きなお友達呼んで
パーティ三昧だ

大統領選後２日目

40時間くらい経ったけれど
まだまだショックは癒えない放心状態のまま
出張をこなしています

昨朝のショックは
パニックから
絶望になり
頭で理解しようと必死にウェブ記事を読み
友達と激論し
わかったつもりになりながらまた絶望し
悲しくなり
声に出して泣いたりもして
前向きにはまだなれない

なぜ私はこんなにも動揺しているのか？
アメリカ人でもないのに？

それはアメリカの社会現象が世界を反映するから
アメリカの政治が国際情勢を左右するから
人道セクターも大きく左右するから
人権は普遍であるべきだと思ってたから
この8年間のアメリカがそれを進めていてくれていたと思っていたから…

でも本当は間違いだった
進んでなんかいなかった
それどころか
溝を深めていたことに
多くの人たちは気づかなかったんだ

彼、彼女らには
次期大統領の聞くに堪えない暴言以上に
腹が立つことがあったんだ
白人女性の貧困層の多くが
「セレブだから女はあそこを掴むことでもなんでもやらせてくれる」と豪語する男を
アメリカの大統領にするために投票した
あんな侮辱発言を何度も何度も聞いても、だ
そんな言葉は聞き慣れていて
侮辱にも感じなかったようだ
恐ろしいのは
彼女たちはそんな暴言や対応に
毎日慣れているということだ
その人たちにとっては
エリートのヒラリーの言っていることはまったく響かなくて
信じられなくて
何の政策の中身もなく
「政治家はくそくらえ、偉大なアメリカを取り戻せ」と連呼する男の方が
信用できると思ってしまったんだ

オバマ大統領とともに進めてきた
リベラルな政策は
エリート層とマイノリティだけのものだったんだ
経済も成長したのに
格差は縮まらなくて
白人の怒りが爆発したんだ
そして差別発言を平気で公に罵れるようになってしまったんだ

これからアメリカにいる黒人、ヒスパニック、イスラム教徒が
どういう目に会うのかがとてもとても心配

そして私たちの仕事
私たちがいかにユートピアに生きているかを
今さらながら改めて感じた昨日今日
現実はもっともっと人種差別主義なんだ
私の今関わっているヨーロッパの難民なんて
これからどんどん肩身が狭くなる
テロリストだって増える

トランプショックは目覚ましに過ぎなくて
現実が立ちはだかる
戦略を変えなくてはいけない

でも立ち直るのはもうちょっと時間がかかりそうだ

あったかい秋

やっと週末
まったくブツブツ言いながら
よく働きましたわ…

外は20度超
半袖どころかノースリーブの人までいる
アテネ最高！

ガッツリ寝ようと思ってたのに
ようやくハウスウォーミングパーティしようと決めちゃったものだから
朝からIKEAに走ったり
中央市場にマグロを買いに行ったりと
エライ精力的に動き回り
午後は仕事して
夜になってご飯支度して
大好きなお友達を5人呼んで
ワイワイお寿司パーティ
私のゴージャスなアパート
温めてくれました

餃子も作ったけど
なんか味が…
市場で買った肉が違うのかな…
コンロが電気だからかな…
新しい食材とキッチンで
まだ慣れてない

日曜日の今日は
近くのイミトスっていう丘にハイキングへ

11月だというのに20度以上で
半袖で超快適でした

アテネに来て
3ヶ月経って
ふとようやく地に足ついてきたような気がした
アパートにも職場にも慣れて
親しい友達もいて
この街に住んでるっていう実感…
私みたいなジプシーが
こういう気持ち得られるのってすごく稀で
ほっこり嬉しい
そんな週末でした

ブルガリアと言えば

日帰り出張で、
お隣のブルガリアへ。
首都はソフィア。
この間まで知らなかったもんね。
ビザ申請に一旦出国しないと行けなかったので。

イスラエル人とルーマニア人の親を持つカナダ人と、
モーリタニア出身のアメリカ国籍持つ人と、
純日本人の３人の同僚が、
ギリシャのビザ申請に、
ブルガリアへ。
もう何が何やら。

ブルガリアと言えばヨーグルト…
というのは日本人だけなわけで
では他に名物は？？

大使館訪問のあと、
ランチはブルガリア料理を！と探したものの、
ウェイトレスさんも
「えー。何だろう。ムサカかな」

いえ、それギリシャ料理です。

では、せめて地ビール！
と頼んだら、

ザゴルカって、ギリシャのザゴリ山脈からとってるやん。

オリジナリティーないやん…
がんばろうよブルガリア…

結局観光の一つもできず
オフィスに篭って仕事。
旧ソ連みたいな街並み以外、
何も見れず。

でも私のテンションを最高級に上がらせたのは、
免税店でワインを紹介してくれたおじさん。
美味しいみたい！
この呑兵衛め！←私

そんな初めてのブルガリア日帰り出張でした。