地球散歩♪

いもとなおこのBLOG

モザンビークの楽園編。

蛍光ピンクのレオタードが似合う街

2013年05月28日 | usa

飛行機欠航で足止めされるには

マイアミは悪い場所ではない

 

昨日一旦フライトに乗りこんだけど

離陸せずに下ろされた

ポルトープランスの空港の滑走路でブラジル軍機が故障したらしい・・・

今日も全フライトキャンセル

さて明日飛べるかな?

 

日本からの出張者に今日から帯同することになっていたけれど

同僚に急遽ピンチヒッターに立ってもらい

次に乗れる便を確認し

2泊目のホテルを確保したら

サウスビーチにGO !

サウスビーチは年がら年中 夜6時を過ぎてもお店が空いているのだ

 

ここは本当にアメリカでも特別な場所だ

まず 露出というものは やはりチラ見せが一番色っぽいということを確認する

多分ブラジル人は驚かないけれど

日本人には確実にカルチャーショックだ

日本に帰ったときに背中がレースになっていて肌が透ける黒のニットを着ていたら

家族全員に「うわっ 娼婦か!」「アタマおかしい」と驚かれたけれど

ここではあれは清純派だ

 

 

ビキニはもちろんだけど

蛍光ピンクのレオタードとか

真っ赤なタイツとか

原色とか蛍光とかゴールドとかレオパードとか

映画の世界でもなかなか観ない

ザ・マイアミ・スタイル

私なんてボーダーのシャツにジーンズで

あまりに自己主張がなく

胸の谷間見せていないのも私くらいなもんで

完全に誰の視界にも入っていないみたい

透明人間みたいな気になる

ゲイの人の方が

前腕しか露出していない私より完全にこの地に合っている

 

みんなどんな体型でも

他人の意見とか好みなんてあまり気にしなくて

着たいものを着て

自分の体を愛しているんだろうなー

 

ウィンドウショッピングしかしないつもりでしたが

バナリパの40%OFFセールで

若干壊れました・・・

思わぬ出費 イタタタ

だけどバナリパだから 蛍光も露出もないよ いつものコンサバだよ(マイアミ基準じゃなくて私基準の。笑)

 

思わぬ2泊

初夏のマイアミの風に触れ

アメリカ英語のアクセントに耳が慣れ

TVに映るオクラホマの悲劇に心を痛め

さあ 明日私はどこにいるのかな

 


ジムの前の寿司屋

2013年05月20日 | haïti


地震から3年半くらいにが経ち、
私たちの住むペチョンビルがどんどん変わっていく。
レストラン・カフェ、バーやショップが軒並みにオープン。
ついにお寿司やさんも。
今まで空港の近くの国連軍のオフィスの中にあって大人気だったお店の二号店。
私もまだあそこで働いていたときは、
いくらフェイクのアメリカ風ロール寿司が素直に受け入れられない大和撫子の私にも、
緊急支援の環境下ではオアシスだった。

ペチョンビル二号店はみんな待ちわびてたから、
初日から大繁盛!
ハイソなハイチ人マダムたちと外国人でごった返してた。

さて私の反応は。
日本のビールが飲めるのは嬉しい。
顔見知りの板前のタケさんの梅酒のサービスも、
何かくすぐられる。
でも店内狭いし、
窓ないから閉塞感あるし、
混んでるし、
スタッフがまだ慣れてないからサービス悪いし、
握りはもちろんマイアミから来た冷凍だし、
巻きも間違えてマヨネーズついたの選んじゃった。
Booo.

私のお友達は、
「ニューヨークにいるみたい!」とアップルマルティーニにウキウキして、
リゾットとパンナコッタを頼もうとしていたから、
多分何でもいいんだ。

確かにアップルマルティーニとSex and the Cityばりのトークがあれば、
お魚の質はあまり関係ない。

いつも書いていると思うけど、
ハイチの現状を考えれば驚く人もいるかも知れない。
でもペチョンビルにはもっと高いお店が地震前からバンバン存在するし、
貧困があれば貧富の差が存在し、
私たちが最貧層の人たちと同じ生活をしてるわけもない。
私は隠すことなく、
途上国でのありのままの生活をここに書くようにしてる。

でもすぐ隣にいる彼らとの距離が近すぎるから、
モラル上のギャップはある。
一歩外に出ると、
心がギュッと掴まれることもある。
だからもっとお仕事がんばって、
お金もできるだけセーブして、
個人の寄付して、
友達と楽しいときを過ごして、
精神満たされて、
200%の人生を生きるのだ。

チベット人との素敵な出会い

2013年05月01日 | haïti



元居た職場の新しいチーフは
短期間シリアの緊急支援に借り出されて行っちゃったんだけど
その間代わりに来た臨時チーフがチベット人と聞いて
私の心は踊った

なんて貴重な人種
話聞いてみたい!
もともと、会ったことのない国の人に会うことが大好きなんだけれど
弾圧を受けて
苦肉の策で武器を持つ民族がほとんどの中
決して武力で解決しようとしないチベット人
どうやったらそんな統制ができるのだ
高貴な人たちに違いない

すぐ念願叶って食事
しかも彼はお料理するのが大好きというから
彼のお手製のヒマラヤ料理になった!
ほんとうに私は、地理的に初、という状況にすこぶる弱い

お料理は本当に舌鼓を打った
写真の右下のパイみたいなのは
チンギスハンも愛したものなんだって
しかし辛かった
この舌のヒリヒリは
南アジアのものだ
スリランカ以来!
でも美味しくて
ヒーヒー言いながら何度もおかわりした

会話は延々と続いた
ほぼ初対面からこんなに話が弾む人も珍しい
彼はチベット人と言っても
生まれ育ちはインドで
国籍はカナダで
そのあと世界中渡り歩いている人だからちょっと違うけれど

それにしても自分の心がワイドオープンなのも不思議…
多分、チベットと、教育、がキーワードだけど
それ以上に彼の人間としての温かさというかね
初対面から伝わってくる

元職場の共通の知り合いの話から
元職場のプログラムの話から
ハイチの将来の話から
バングラディシュの話
インドの階級の話
もちろんチベットの話から
タイの児童買春の話から
宗教の話から(しかし私はこの分野は苦手)
北朝鮮と中国の話…
どうやって中国を攻略するか…

いちいちツボにハマりすぎ
心も体も「お腹いっぱい」!

あーこういうおじさん大好き
一緒に働きたかったなぁ
出会いに感謝
こういう出会いがもっとありますように
そして私が
出会う人に同じように思ってもらえるように