地球散歩♪

いもとなおこのBLOG

モザンビークの楽園編。

Tokyo-W運動

2014年02月20日 | sports
えーっ。
森元首相の発言に、最大限に失望。
「失言」って、うっかり言ってしまった、っていう意味だと思うけれど、
公の場で東京五輪組織委員会の会長が言う言葉じゃない。
人格を疑わざるを得ない。

この方を筆頭にした「おじさま」だけの組織委員会に、女性、若者を加えよ!という運動を知人が立ち上げました。
change.org

すでに女性、若者の理事候補が固まってきているとはチラホラ聞くのですが、
なぜ最初からそうしなかったの?
なぜ?
なぜ最初のメンバーをおじさまたちだけで固めたの?
彼らが2020年の選手の、観客の中心?
反感買うと思わなかったの?

そんな思いで、賛同しています。

私も実は最初は、あまりにもフィリピンで忙しいし、遠すぎて、他人事だったんですが、
お友達ががんばってるから応援しているうちに、
おかしいことはおかしいってきちんと声を上げないと、と。
今日は前述の発言で怒りで震え、
このままではいかん、と。

素晴らしい発想、魅力と行動力を持った女性、若者にもっと任せてもらいたい、
次世代が中心で活躍するオリンピック・パラリンピックにさせてもらいたい!
と思う方、ぜひポチッとご賛同お願いします。匿名で賛同することも可能です。

→  http://chn.ge/1oBAJsf

久々のキャンピング

2014年02月19日 | philippines

3年半前の思い出が蘇る。
サマール島ギウワンに出張中。
ここは壊滅状態で泊まるところがなく、
援助ワーカー用のキャンプが設営されてる。
ハイチのキャンプ・チャーリーにとても似ている。
(同じノルウェーの会社が運営支援)







シャワー↓


綺麗だから快適。
白だし、そんなに閉塞感ない。

食堂で美味しいご飯食べたあとは、
他のキャンパーたちとビール飲みながら業界トーク。

台風後、イスラエル人のグループが、
被災者にトラウマ解除の心のケアをしに来た話になった。
教育省の役人は、
「イスラエル人は、鼻がすっと高くて、美しかったの。
本当に素晴らしい先生たちで、
私たちみんなかけがえのない授業を受けた」と興奮してた。

そんなイスラエル人女性が、ふらっと援助関係者の会議に現れ、
話しかけたのが、
何とレバノン人とドイツ人!
彼女が「あなたたちどこの国からお出でになったの」と聞き、
二人は正直に答え、
仲良く談笑し、
写真まで撮った。
人道支援に、政治はナシ、という美しい話。ちゃんちゃん。

そんな愉快なキャンプの夜。

でも朝はやっぱり個室を開けるジッパーの、
ジュッていう音で起こされ、苦笑したのだった。


スーパースター来た。

2014年02月18日 | philippines

その後… 前述の会議はめっちゃくちゃ大成功でした!
やったー!
超満足。ムフフ。

でもってその後、マニラからタクロバンへ戻り、大事件。
ベッカム様、来たよ。
我が団体の親善大使のため。

誤解されるといけないから言うけど、
私はずっとマンチェスター・ユナイテッドのファンで、
マンチェスター留学時代は毎週スポーツバーなどでマッチ観て、
たまにオールド・トラフォード通って、
ベッカムはそこのスター選手だったというだけで、
あの右足から放たれるフリーキックは大好きだったけど、
なんてったって私はポール・スコールズのファンだから!
渋いでしょ!
誰に対して弁解したいのかわかりませんが、
つまり言いたいのは、ベッカムをアイドルとして扱う女子と私とは違うわけ。

そんな私とBECKS、オールド・トラフォード以来の再会(笑)でしたが、
久々の彼はもちろんあの時のオーラはなく、
ちょっとくすんでいたけど、
私はスターの前で少女のようになってもうた。

 

↓ 少女とかいいつつ、酔っぱらい気味。おっさんやないか。




この時の会話。

私「マンチェスターUの大ファンなんです。オールド・トラフォードでも何回もあなたを観てました!」(きゃー私喋ってる!)
ディヴィッド「あそこはスペシャルな場所だね」(いつもの決まり文句。何万回も言い過ぎて感情込められない)
私「そうですね!…それにしても今シーズンはほんとにタフですね」
ディヴィッド「can be worse もっと悪くなれるかもよ」(まだまだ最悪じゃないってこと。人を慰めるときに使う言葉)
私「え、これ以上悪くなれる筈がないでしょ!怒」(注:現在7位、史上最悪、チャンピオンズ・リーグさえ危うい…)
ディヴィッド「…。」

という、会話の歯車が合わない私たち。

翌日は学校に来ていただき、


さらにグラウンドで子どもたちとサッカーしてくれたー


子どもたちは彼のこと知らないけど。笑
私はオールド・トラフォードを思い出しながら、
感慨深く熱い視線を送った。

まとめると…
奢らないし、カッコつけないし、自然体で、本当にいい人で、子どもたちにもしっかり時間とって接してくれて、
視線も優しく、温かくて、
かなりのナイスガイで感動!

あとはユナイテッドが持ち直すのを見守るだけだ。





注文の多い援助ワーカー

2014年02月10日 | philippines
明日の会議に、
教育省のナンバー2が出てくることになった。
ラッキー、話早いねと思っていたら、
フィリピン人の同僚が、
Be careful, be carefulと忠告してくる。
ん?なんで?
とにかく難しい人みたい。
やたら権威を振りかざす人で、
きっと怒られるよ、と言われた。
あったことのない人に?
「○○にもついてきてもらった方が良いよ」
ということで、年輩で背が2m近いキリンみたいな同僚も一緒に行くことに。

へー。
そう来るか。
しかしこういうときにビビらないのが私。

でも心してかからないといけないと思い…

仕事帰りにショッピング・モールへ。
だってイロイロ町行くだけだと思ってたから、
ジャケット持ってきてない。
甘くみられないように、
パリッとジャケット着こなそうかと。
私もおばはんの領域に入ってきましたが、
この国のトップのお偉いさんには会ったことがないし、
性別や年齢で対応に差をつける人もいるかと知れない。
小娘だとなめられないようにするには、
まずは身なりからだ。

前に、ボスに言われたことがある。
「井本さんは、一番最初のミーティングである程度勝負するタイプでしょ」と。
ははは。
そかな。
能力の高い人ほど、
一発で信頼を勝ち取らなきゃいけないときあるから。

だからと言って、服装でどれだけ差が出るのかわからないけど。
私は、特に女性の場合、
人に寄っては、
だいぶ第一印象のジャッジメントが違ってくると思うんだけど。
男性目線はよくわからないけど。

前置きが長くなったけど、
仕事帰りにホテルの近くのバカでかいモール、Greenbeltへ。
ここはすごい。
店舗数が半端ない。
ジャングルさながら。
数回でもう大体の位置がわかってしまったけど。笑

シャープで真面目に見えるジャケットを物色。
もう夜8時を過ぎているので、
足早に目当ての店を歩く。

まずMANGO。
カジュアルでキュートでポップで大好き。
でも軽すぎる。
ジャケットはちょっとロックな感じで好きじゃない。

Promod! ここも大好き。
…でも甘過ぎる。花柄プリント多い。
そもそもジャケットなんてなかった。

Miss Selfridges.
甘い。若い。
これでは小娘に見られる。

バナリパ!
ここになければ無理でしょ。
何となく良さげなのがあった。
でも高すぎる。
私は本来はエマージェンシーのひとで、
タクロバンでは援助団体のロゴ入りTシャツばかりに囲まれてる環境だから、
今、即席の会議に100ドル以上をジャケットにつぎ込むつもりはない。

やっぱり…
私のワードローブの王道の…
ZARA。
折角マニラに居るのに芸がないけど、
まあ非常時だし。
実家にいっぱい眠ってる黒じゃなくて、
たまには白とかグレーも良いかも。
でも、良いのはあっても、サイズがない。
肩幅があって、ウェストは普通な私の体にピッタリのMサイズがなかなかない。
やっぱり黒か…
と片っ端から羽織ってる間に、
ガラガラガラ…(シャッター音)

え。

パチパチと電気も消えていく。

チーン。。。
時間切れ。

明日、ジャケットなし…。

さて、どうなることやら。
どう転んでも、
多分服装のせいではない。

フィリピン狂想曲

2014年02月09日 | philippines






イロイロ町へ出張。

電話もネットもなかなか繋がらず、
汗だくでワークショップを仕切り、
台風の打撃を受けたシャビーなホテルの病院のベッドみたいなので寝て、
車で3時間移動、
やっとネット繋がったと思ったら、
留守の間にトラブル続出、
嗚呼、
という出張明け。

マニラ経由で即タクロバン戻りの予定だったけど、
来週マニラでのミーティングに出てくれと言われ、
何と奇跡のマニラ滞在6泊!
やったーーーー。涙

何かね、もう恥ずかしいんですが、
首寝違えて、
肩・背中が悲鳴を上げて、
いやあ歳ですね。って感じ。
それにつられて急に疲れが、
蛇口壊れたみたいに、
ドッと出た。
全然抜けない。
ひぃー。何じゃこれ。

寝違えたり、動きが鈍いのは運動不足のせいだと思い、
今週末はマッサージと運動をひたすら行ってみました。
ヨガスタジオに行き、
外をランニングし、
部屋でもヨガ、
さらに!何と!
ホテルのプールで泳いだ。
合宿か。

海に行っても一切泳がない私にしてはめずらしすぎ。
久しぶりのプールは、
予想以上に気持ちいい。
でもビキニは泳ぎづらいし、
ゴーグルもいい加減買わなくちゃ。。。

マッサージも、マニラ一と評判のラグジュアリーな Greenbeltの中のThe Spa から、
いかがわしい日本人のおっさんたちが行きそうな、
日本語の看板とおネエちゃんの写真がズラリと並ぶ通りにある、
大衆浴場の様なスパにもなぜか行った。

疲れはちょっととれたかな。

夜は日本人の方に教えてもらった、
本当に日本みたいな素敵な雰囲気の居酒屋でご飯。
はー、マニラいいね!

本当に、私の人生、イロイロ。