地球散歩♪

いもとなおこのBLOG

モザンビークの楽園編。

がんばれ、ブラジル。

2011年07月14日 | haïti

中南米はサッカーのコッパ・アメリカで熱狂しています~

今週でリーグ戦が終わり

来週からトーナメント

昨日はブラジル vs. エクアドル戦を国営放送で観戦

大好きな手羽先やさんで手羽先をパクつきながら

ビール片手に南米の粗野なフットボールを見るのもまた愉快

隣に父親にそっくりなショーン・ペンの息子がいた

彼はあまりサッカーには興味がないらしい

ユースだけで成り立つブラジルチームは奮闘し 4-2の勝利で決勝リーグに進む

 

ハイチ人はサッカーに関してはブラジルが大好きです

街のあちこちにブラジルの国旗がはためいているほど

なんでブラジルそんなに人気なの?とハイチ人に聞いたところ・・・

 

「ハイチは何度もコッパ・アメリカやワールド・カップに挑戦したけれど出られないから

自分たちのチームは見捨てて、ブラジルを自分たちの養子にすることに決めたんだ」

だって

 

あっそ

 

そう 簡単ではないか

自分のチームが弱ければ

他のチームが自分のチームになったことにすれば・・・

 

自分たちに愛想をつかして

強化しようとは考えずさっさと見捨て

カナリア集団の栄光を追いかけるところが

かわいくってちょっと切ない

ハイチの希望を一身に背負った

ブラジル2軍チームがんばれ


散歩の会話

2011年07月10日 | haïti

ハイチに帰ってきてからも

休暇の余韻に浸っているのがバレます

 

今日は歩きたい気分になったので

家の近くをお散歩

実はこの11ヶ月ほどで

ポルトープランスで車に乗る以外のほんとの外を歩いたのが

4回目くらい

という驚愕の事実

一応誘拐・ひったくり多発らしいので

街を歩いちゃいけない規則なのです

一度渋滞のときに車を降りて歩こうとしたら

ドライバーさんに本気で怒られた

 

ゴミだらけで汚い

そのゴミを漁る黒い豚さんたち

車の排気ガスで突然真っ黒になったりする

でも歩いていると

あー こんなところに洋服の仕立て屋さんがあったのかとか

あまり役に立たない発見がある

 

歩いている外国人が少ないので

よく話しかけられた

 

ハイチ人「日本人?」

私「そうだよ」

(この国ではアジア人はみんな中国人なのにちゃんと日本人って聞いてきた!)

ハイチ人「かわいいね」

私「ありがとう」

ハイチ人「どこに住んでるの」

私「遠いところ」

ハイチ人「結婚しているの」

私「しています」(いつもこう答えることにしている)

ハイチ人「子どもは」

私「いません」

ハイチ人「もうすぐできる?」

私「そうだといいです」

ハイチ人「ほんとにかわいいね」

私「ありがとう」

ハイチ人「じゃあね」

 

アフリカではよくあった会話だけれど

なんかネチッこさがなくて

電話番号も聞かれなくてよかった

 

次の人

ハイチ人「なんで歩いているの」

私「歩きたかったから」

ハイチ人「車はないの」

私「ないよ」

ハイチ人「僕レンタカーやるよ 一日100ドル」

私「高くて払えないよ」

ハイチ人「高い?」

私「とても」

ハイチ人「では ありがとう」

私「じゃあね」

 

ハイチ人 けっこうあっさりしています

 


翼をください

2011年07月10日 | france

初めて挑戦したパラポワント

海と山の間で風が絶妙のバランスで吹いているところでしかできないスポーツ

 

速さや角度の正確さを競う競技としても存在しているみたいだけれど

空にぷかぷか浮いているのが気持ちいいんだから

なぜ競うのかと思うのだけれど

なんでも競いたい人はいるもんだ

 

「海を見ていて下さい」と大した説明もなく

「えっ もう」という感じで発信

一緒に飛んでくれるインストラクターと重なっているので

何かが当たっているという思いは

爽快な気分とともに封印する

 

ふわりふわり

スキー場のリフトで自由に動けているみたいな感覚

空を飛んでいる夢(私だけ?)とは違い

本当に飛んでるよ!

ばたばたもがいていないし!(←比べるな)

 

のびた君もきっとこんな気持ちかな

 

頭の中のBGMは「翼をください」

  いま私の願いごとが
  かなうならば翼がほしい
  この背中に鳥のように
  白い翼つけてください
  この大空に翼をひろげ
  飛んで行きたいよ
  悲しみのない自由な空へ
  翼はためかせ
  行きたい

 

あれ。。

なんか。。。

悲しくなっちゃったよー

 

気を取り直し

最高に気持ちがよかったのは

ターコイズブルーの海を下に見て飛んでたとき!

ああ 人生って素晴らしい

 

でもなんか物足りなかったなー(←贅沢すぎ)

今度はひとりでできるように習っちゃおうかな

 


Kissed by the sun, hugged by the ocean

2011年07月08日 | france

大好きなスリランカを後にして

大好きなフランスに寄り道して帰ってきました

どんな寄り道だ ↑

ナポレオンの出生地 地中海に浮かぶコルシカ島

 

そこら中に寝そべるトップレスの女性を

サングラスの奥から凝視しながら

もう肌は完全に曲がり切っているというのに

アジア人の類を面影を残さないほど日焼けしてしまった

(一応アネッサのゴールドを塗りたくっているのだけれど)

もう完全に手遅れなのに

真っ青な海を見ると

なんかこう楽しいお酒を飲んで「まいっかー もう一杯だけ」みたいなノリで

海で遊んでしまう

そして案の定後悔して

懲りもせず空港の免税店で高級スキンケア商品を買い漁ることを繰り返して嗚呼、何年

 

蒼い海を飽きるほど見て

ロゼワインをがぶがぶ飲んで

ムール貝とソーセージとプロシュートとチーズを食べまくり

普段ほとんどパンを食べない私が

フランスパンを誰かが止めてくれないとあやうく一人で一本食べてしまいそうになるほど食べた

 

ボートで島を半周しながら

私の幸せとはなんだろうかと哲学的に考え

本当にコルシカ島か南仏に家を買おうかと考え

地中海料理に完全にインスパイアされ

ハイチに帰ったらラタトゥイユとシーフードのスープを作ろうと心に決める

 

さらに絶景の山登りして

 

人生初”パラポント”(って日本語でなんて言うの?)

 

これ以上ないバカンスを楽しんで

充電満タン

 

でも空港に迎えにきてくれたドライバーさんに

「ハイチはどう?」と聞くと

「まだ首相が選出されていない」というニュースに

ずっこけた

↑ 死語かもしれないけど

ほんとにそんな動作をしたくなる思いだったのでした

 


My best friend's wedding

2011年07月02日 | sri lanka

2日間の飛行機の旅を経て辿り着いたのは

10ヶ月ぶりのスリランカ

肌にじとっとくる湿気満タンの空気まで懐かしい

戦争が終わってしばらく経って

道路も舗装されたりして

少しずつ発展の軌道に乗っているように感じる

離れてみて改めて気がつくこと

街がきれい

ゴミ一つ落ちていない

毎日外も家の中もホウキがけするのはこの国の慣習

なんて素晴らしい慣習!うっとり

そしてみーんな人当たりいいこと

どこにいってもみんなにこっと笑って

失礼な人いない

この国や日本を離れて

ハイチ人やフランス人と多く接するようになって気づく

大切なこと

 

こんな遠いとこまでわざわざ戻ってきたのは

親友の結婚式のためです

私の人生初の bridesmaid

結婚式当日まで何ともなかったのに

当日になって急に花嫁の緊張が伝わってきて

私もかなり緊張しちゃった

ビーチ沿いのリゾートのカジュアルな結婚式

男性は sarong というスリランカやインドなど南アジアの男性が下半身に巻く布を纏って

とてもカジュアル

花婿の衣装は私が計算したところ4000円といったところかな(笑)

 

お式も 完璧主義の日本の結婚式と違い

打ち合わせもあったのかなかったのか

結婚指輪を預かっていた私は

いつまで経っても交換にならないので

チラチラ司会進行役の新郎の叔父さんに目配せしたり

証人の署名も直前に「日本語の署名で良いのかな?」とチェックしたり

かなりアットホーム

私に何かあったとき

いつも的確なアドバイスをしてくれる

離れてても どんなときも一緒に居てくれる

かけがえのない友達

彼女が一緒に居て快適に居られる彼と出逢ってこの日まで

私はあまり何も助言もしてあげれなかったけれど

この日 大好きな二人のそばに居られて

私が初めてちゃんと作ったサプライズのビデオも披露し

食べて飲んで笑って踊って

本当に幸せな一日でした

 

そしてまたまたお決まりの・・・

ブーケトスでブーケをゲット!

 

私の連勝記録 どこまで伸びるか?笑

そしてその意味を裏切り続ける私に

幸せは訪れるのでしょうか(笑)