地球散歩♪

いもとなおこのBLOG

モザンビークの楽園編。

お誕生日、ありがとう。

2010年05月25日 | sri lanka





もう誕生日なんて祝う歳じゃなーいと思っていたけれど
沢山のお友達とパーティしたり
普段連絡取っていない人から連絡が来たりするのは嬉しくて
そういうきっかけになるだけでも
お誕生日って価値があると実感・・・

同僚たちがくれたカードに
日本語で一生懸命書いてくれた人がいたんだけれど
「幸せなお風呂の日」
って書いてあった
birth を bath にしてグーグル翻訳かけちゃったのね
惜しい(笑)

家族と友達と同僚が温かくて
ありがとう
いつもありがとう

もっと素敵な笑顔を

2010年05月15日 | Weblog
生き方が大好きなソマリアのmioさんのブログ
消化物展示場

本当に才能溢れる凄い方だと常々思うけれど
特に文章が半端なく面白いけれど
写真もすっごく素敵!

私ももっと上手に撮れるようになりたいなあ
勉強はじめてみよ。。。

写真って被写体との関係が大事だなあってすごく思う

スリランカの子どもたちは基本シャイだし
写真なんて撮られたことがないから
どう振る舞っていいかわからないんだろうけれど
上の写真の彼女なんて完全に固まっているけれど(笑)
うまく最高の笑顔を引き出して
パシャッと撮れたら
それだけでハッピー!


シャイな笑顔もかわいいけどね

地球の果てに辿り着いた夜の会話

2010年05月15日 | sri lanka
お仕事終わって
週末ヌワラエリヤにプライベートでステイ
あまりにも気候が気持ちよすぎて
コロンボに帰りたくないよー

今朝は早起きして鼻歌まじりの2時間半ハイキング in ずっと来たかった Horton Plains & World's End !
World's End (地球の果て)
誰がつけた名前か知らないけど 怖かった~(写真)
自殺した人いるだろうと思って聞いたら
スリランカ人のカップルが飛び降りたことあるって


ごそごそ草が動いてるから何かと思ったらカメレオンだった

仕事帰りの週末にパッとこんなことできちゃうなんてラッキー

その夜 ディナーテーブルで知り合ったフランス人と
思いのほか意気投合して
いろんなことを語った
1時間以上身の上話をしてようやく初めて彼は私が日本人であることを知り
(まあきっと東南アジアのどこかだと思っていたんだろうけれど)
もうそろそろ閉店になる頃
「So what's next for you? What do you want to do?」 次にどこに行くの?何をしたいの?と
私が最近ずっと考えている疑問の核心をついたことを聞かれた

私はすぐに返答するのに困ったけれど
I am not sure what my future leads but I want to be always excited
(わからないけれど、いつもわくわくすることをしていたい)
と言ったら、その英語の流暢な品の良いフランス人中年男性は
「それはとても大事なことだね 僕は今はそういったことや、目標を失ってしまったから」
と答えた
彼はスイスの銀行マンで
去年リーマン・ショックで従業員を大勢解雇し
自分の首も危うくなり
今まで積み上げてきたものや
きっと財産もなくし
人の嫌な面を沢山見て
いろんなことに失望したらしい

だから今ふらりとスリランカを旅し(聞かなかったけど恐らく独り)
観光客が見ないほんとうのスリランカ人に触れて
スリランカの子どもたちがどういう状態なのか
私たちが何をしているのか
どうして私がこういう道を選んだのか
熱心に聞いてきたというわけだ
彼はいつも希望と野望に満ちていて
自分がこんな風に人生に失望するなんて思いもしなかったと言った
もう一度 何かわくわくすることを見つけたい
きっと見つかるのだろうけど
今はそれが何なのか 
どうやったら見つかるのかがわからないと言った

きっとそんな人は世界中に沢山いるのだろうと
私は慰めるつもりではなかったけれどつぶやいた
そして私はやりたいことがあるだけ幸せだと思った

スリランカにこんなものあったんだと思わせる本物の暖炉を囲んだソファーで
そんなことを思った夜なのでした



Thanks for always being my motivation for life...


スコティッシュ気取り

2010年05月13日 | sri lanka
猛暑と雷豪雨のコロンボを離れ
うらやましがられながら避暑地ヌワラエリヤに出張に来ました

ヌワラエリヤは英国植民地時代に開拓されて
インド南部からインド人(タミル人)を連れてきて
英国人が紅茶の栽培を始めました

だからここ 街全体がスコットランドみたい


↑ 泊まっている Hill Club

メンバーだけの会員制のホテルで
超気取っています
私は知り合いがメンバーなのでゲストで入れてもらっちゃった
従業員の話し方も気取ってるー
夜ご飯は男性はドレスコードあり 
ネクタイとジャケット着用。。。
どないやねん。。。
夜はホテルの従業員が湯たんぽ持ってきてくれたよ

今日はお仕事早く終わったので
公園をお散歩
























サボテンに落書きしてはいけませんよー

これからこの辺りでダムを作っている日本人のおじさまたちとご飯に行ってきまぁす ♪


マンゴーに罪はあるのか、ないのか。

2010年05月10日 | sri lanka
未だかつて果物に対してこれほどまでに憎しみを抱いたことはない

私は毎朝必ず食べるほどのフルーツ好きだし
マンゴーは果物の中で2番目に大好きな食べ物だった(一番目は梨)
特にスリランカとガーナのマンゴーが好き
タイのデザートのマンゴーと餅米に甘いシロップをかけたやつも好き

2週間前、隣の家の木から落ちてきたマンゴーが私の愛車オーシャンのボンネットに大きな凹みを作ったとき
まだちょっと笑えた
以来 きっちりネタとして使わせて頂いていた

オーシャンは修理に出され
何事もなかったのようにまた元の愛らしさとともに帰ってきた


しかし・・・



オーシャンが帰ってきた翌日の晩
またもや友達を大勢招いてお料理をしている最中に
「バン、バン」と音が聞こえ

またか!と思ってみてみると・・・












フ、フロントガラスを割りよった。。。







犯人 ↓








このマンゴーに罪はないのかも知れない
ご覧のとおり リスか鳥か 何者かによって食べられている
その過程で放り投げられたのだ
むしろ君が美味しいのが罪なのだ
対策を講じなかった私が悪いのだ
いやいや 
悪いのは枝を切らない隣の家の主人だろう!!(←単純明解)
毎年このシーズンになると「枝を切れ」とクレームをつけられていることが発覚

1度目の修理から戻ってきた翌日に
再度マンゴーにフロントガラスを割られた私は
もう苦笑いさえできなくなっていて
お料理を作りながら平静を装って保険会社に電話をかけ
また何事もなかったかのように
友人たちとの会話に戻った

友人たちも皆
本当はすごい事件に遭遇したのに
誰も何もツッコめなくなっている雰囲気を察知して
元の話にすーっと戻ったり
無言でお酒を飲んだりしていた
本当は爆笑したかったのかもしれないけれど
心温かい仲間たちは
それっきりその晩もう誰もそのちょっとマヌケな事件を持ち出さなかった

その晩は私と同居人の2台の車を家の外に停め
翌日は何度も高いマンゴーの木を見上げては
どうやって枝を切ろうかとか
ネットを張ろうかとか
一日中画策した
調べたところ 高い木に登って枝を切るのに2500円くらいかかるというけれど
asap でお願いした

またいつかマンゴーを食べたいと思うときがくるのだろうか
今はそれを地面に叩き付ける自分しか思い浮かばないのだけれど

↑ この女、現在凶暴につき。


ちょっと待て

一番怒りたいのは保険会社だろうに・・・!



踏んだり蹴ったり

2010年05月09日 | sri lanka
スリランカの北部はまだまだ帰還の過程にあるけれど
東部は2008年に内戦が終わり
国内で避難していた人たちがほぼもともと住んでいた場所に帰ってきている
その中でもムトゥール Mutur は東部の中でもまだ政府が立ち入り禁止にしている区域があって
まだキャンプで暮らしている人もいる

ムトゥールの復興はまだ始まったばかり

中国の業者があちこちに橋を架けているけれど
まだかかっていないところは
こうしてフェリーで車ごと横断する


壊れないか心配(-_-;)

ふと気がつくと 隣に荷馬車が・・・



彼ら一家は毎日のように フェリーで川を渡って
川の向こうの畑を耕しに行く

彼らは川の向こうのムトゥールに住んでいたのだけれど
内戦が始まって1990年以降に
川を何個か挟んだキニヤという街に避難した

そうしたらキニヤで2004年暮れにインド洋津波に遭い
家族の中の4名をなくした
この男の子↓の双子のお兄さんも亡くなった



今はキニヤで学校に通っているけれど
津波で少し頭を打ったらしい
あまり激しい運動はできないとお父さんが言っていた
好きな科目は「イスラム教の授業」

一家は津波ですべてをなくし
今はこの牛でムトゥールの土地を耕して生計を立てているけれど
生活は苦しそうだ
なぜムトゥールに住まないのかと尋ねると
やはり象の被害に遭うのが怖いからとのことだった

戦争 → 津波 → 象

何の罪もない彼らに災難は次から次へと降ってくる
いつになったら彼らは落ち着くのだろうか
そしてこの子たちの将来は・・・

このキニヤの土地で我が団体は学校を再構築したんだ
彼らに 今までの過去を打ち消すような良い教育を
なんとかしてあげなくては

リアル・サファリ。

2010年05月05日 | sri lanka
フィールド出張は発見がいっぱい。



カシューの木からできる果物。
りんごより歯ごたえがない。
果物ひとつひとつの下にあの激ウマ・ナッツができる。(殻つき)



ナツメヤシの実(dates)のちっちゃいバージョン?
煮豆みたいな食感。




この果物?野菜?はなんだろう?


きつねも見た。

逃げ足速くて写真取り逃がした。

孔雀も居た。

神様は孔雀をどうしてあんなに綺麗な生き物につくったんだろう?




と思ってたら・・・









野生のゾウさん 出てきた。。。

しかも10頭くらいいた

いつもよく見るけど、10頭はないわ。

ゾウさんは大人しそうだけれど、
スリランカではお腹が空いちゃったときに人や家に危害を与えるから、
実は天敵だ。
ゾウの事件・被害はまったく珍しくも何ともない。
死者も年間何人も出る。

学校で「いろんな災害に備えて訓練を・・・」なんていう話をすると、
災害と言えばゾウの話が出てくる。
ゾウの侵入を防ぐためにフェンスを作る学校は少なくない。
この間行った学校では、ゾウが夜の間に侵入して井戸の水を飲んでしまうから、井戸の蓋をPTAで負担して作ろうという話になった。


ゾウさんと共存するのは大変なのだ。


ああ スリランカ、スリランカよ。