地球散歩♪

いもとなおこのBLOG

モザンビークの楽園編。

使用人パラダイス

2008年01月29日 | sri lanka

今、お手伝いさんを変えようかどうか迷っている。

 

赴任地では必ずお手伝いさんを雇う。

 

メイドさん。サーバント。意地悪く言えば、召使い。

 

は?って感じでしょ。

 

私も最初はカルチャーショックでした。専業主婦の日本人の奥さまが使用人を顎で使っていて。自分でやれーと腹が立ちました。

 

でも途上国では当たり前で、雇用創出に貢献するために雇っているんだって聞いたときに、私も本当は掃除も洗濯もできるけれど、そうすることにして、なんとルワンダでは3人くらい雇っていました。

 

門番と、 掃除の人と、 庭師 (´ー`)

 

ルワンダの門番の愛人が、自宅前の道路で子どもを産んだ話は一昔前に書きましたが。ずっと見ててくださっている人は覚えてますか?

 

お手伝いさんを通して普段仕事では垣間見ないその国の庶民のことが見えるしね。

 

 

 

スリランカもかなり階級社会だから、スリランカ人のどこのお家にも使用人がいるのね。

 

で、この度も、家も広いし、お掃除のおばちゃんを一人雇っていたのですが、28年日本人に仕えているこっちの人で、何となく信頼できるし、楽チンだったところ、

 

知り合いから売り込みがあって、そっちの人を雇おうかなと思っています。

 

その人はすんごい掃除のプロで・・・

 

今日も家に帰って、呆然とするほど ぴっかぴか

 

おまけに英語もぺらぺらなの。ドイツ語もできちゃうらしい。

 

スーパー掃除職人。

 

スリランカ一かもね。

 

 

 

だけどね、だけどね、

 

自己主張が強いのがたまにキズ。

 

自己PRとか、値段交渉とか、お給料前借りとか、そのほかにも少し問題もあり、

 

やはり謙虚さを美徳とする日本人の肌に合わない気がする。(あれ、今、私が言うなと思われました?笑)

 

私は人がびっくりするくらい、使用人に対して寛大なのですが、

 

たとえば居るはずなのに居なくても、ソファーで寝ていても、そのソファーに体臭がついてしまっても、冷蔵庫のものを食べても、私が捨てた服を着ていても、家の前で愛人が子どもを産んでも、

 

基本、盗みさえしなければ良い。

 

でも何か、ここまで自己主張されると・・・

 

「試用期間は要らないから実質労働で今日お金ください」とか言われても・・・ 

 

それは私が決めることですし・・・。

 

前途多難に思えてしまって。

 

お掃除はどこに出してもおかしくない。お給料だって喜んで上げますわ。

 

でも・・・ 相場以上なのに「足りない」と言われると。

 

ちょびっと癪に障る。上げる気がうせる。やっぱり私も日本人だったのかな?なんて。

 

 

仕事中に来るからほとんど顔を合わせないのに、家に帰って、ぴかぴかにしてくれているのがいいの。

 

それ以上は何も要らないの。

 

仕事以外でのトラブルや我慢は極力避けたいの。

 

じゃあ もう雇わなきゃいいのに、、、 え~、、、 慣れてしまうともう手放せませんわ~。笑

 

 

どうしよっかなー。


外国産ゴルファー

2008年01月28日 | sri lanka

今年の私は何かが違う。

 

毎年「ちゃんとやりたーい」と思っていたことを、どんどん現実のものにしている。

 

残るはダイエットのみ。

 

・・・だ、だめじゃん。(-_-;)

 

 

 

今週末はゴルフコースにデビューしました。

 

私のゴルフ歴と言ったら・・・ 私の人生同様、変わっている。

 

何せ日本でプレーしたことがありません。

 

ケニアとかガーナとかシエラレオネとかルワンダとかでしか。どんだけ~。

 

いつか日本でプレーしたら、みなさんと全然違う行動をとっていそうで怖いです。

 

今まで挙げた国はすべて、手でご飯を食べたりする国ですからね。

 

どんなことを教わっているのかわかりません。

 

 

 

スリランカのコースは・・・ 超曲者でした。

 

イギリス以外の国で一番古いという伝統のこのコースは、昔の決まりだったのか?1番ホールと18番ホールが一緒。18番は反対側からティー。

 

あちこちからボールが飛んでくる。

 

そして何よりも、池多すぎ!!!

 

1番ホールからいきなり池越えショットって、そんな非情な。

 

設計者は”S”かっていうくらい。

 

何も知らずに新品ボールしか持っていなかった私は、3つも入れた

 

一緒に回っていたベテランたちも同じくらい入れたり、OBで失くしていたので、私の下手さのせいだけではないのだ。

 

 

でも今日は(私にしては)絶好調でした♪

 

こっちに来てからレッスンプロに習い始めたので、フォームが安定してきたみたい。

 

あれこれ口煩いくらいにアドバイスをしてくれるキャディさんのお陰もありました。

 

打ち損じが減り、ミラクルショットの確立が高くなり、

 

危うく人生初のパーを取るところでした。なんてこった。

 

これから日本の商社マンのおじさまたちに紛れて、どんどんプレーしたいです。

 

 

 

私は何故か、ドライバーを打つときに、ときどき

 

わいは猿や!

 

プロゴルファー猿や!

 

と心の中で叫んでしまいます。

 

はい、おバカですが、出てきてしまうので仕方ありません。

 

 

 

こんな私はやっぱり日本ではプレーできないかな。


そして今日もコロンボは

2008年01月25日 | sri lanka
バルコニーから見る夕日。


穏やかだよ・・・




最近事件がないので、逆に怖いです。


「最近静かだねぇ」と話しています。



気を緩めるのは怖いけれど、緩めると楽チンだなぁ。






昨日、APRCという北東部(タミル人と回教徒の地域)への権限委譲の案が出来上がって大統領へ提出されました。

タミル人が、スリランカ中が、国際社会が待ち望んでいたものが。

日本の援助続行なども、この内容で決まるって明石さん、言ってたもの。

中身はまあまあらしいです。詳しく知りませんが。





1日も早く平和が訪れますように。

TAKE IT EASY

2008年01月23日 | sri lanka

ポーヤ・デー(仏教徒の満月の祭日)の本日。

 

お仕事はお休み。

 

通常、国連機関は年間の祝日が一律に決まっていて、本当は今日は業務日の筈なんだけれど、ユニセフだけはお休みでした。

 

聞くところによると、ユニセフだけは毎日の業務時間が他の国連オフィスよりも長いんですって。

 

朝7時45分から、午後4時まで。

 

基本、フレックスですけれど。

 

てなわけで、今日はお休みでした。

 

 

 

が・・・ 久々に、非常に凹む出来事がありました。

 

そんなときは・・・

 

 

 

 

「花」よね。

 

 

花を愛でようよ。ね。

 

 

壊れそうなときは、花に支えてもらおうよ。

 

 

 

 

しかし、ガーベラは可愛いけれど、凹んでいるときに慰めてくれないのはなぜだろう。

 

 

ガーベラの花言葉を調べてみると、

 

 

「神秘」。だとさ。

 

どおりで・・・ 違うわけだ。

 

 

でもガーベラには色ごとにも花言葉があるとのこと。ふむふむ。

 

 

赤は???

 

深紅のガーベラの花言葉は・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

「燃える神秘の愛」。

 

 

ちーがーーーーーう。

 

だからそういう気分じゃないんだってばさ。

 

空気読めんのかって話ですよ。

 

 

     ・・・花にあたってどうする・・・。

 

 

 

次の手段・・・

 

 

 

 

 

マッサージ!

 

 

 

しかし、今日のマッサージ師の女性は英語を解せず、

 

おまけにぽっちゃりとガタイいいクセして、ソフト・タッチ。

 

痛めが好きな私は、

 

「ここが痛いんだよね」「もっと強く」

 

と言っても、よくわかってくれなかった模様。

 

 

 

そうなりゃ・・・

 

 

 

もはやアルコールに頼るしかあるまい!

 

 

 

しかし外のレストランは、ポーヤの日はアルコールを出してくれませんので

 

私の自棄酒に付き合わされたガールズたちは、

 

私の自宅のバルコニーで酔いました

 

 

これでだいじょうぶ。

 

すべて大したことない。

 

テキィ~リ~ジィ テキィ~リ~ジィ♪ (TAKE IT EASY =「のんびり行こうぜ」って感じ?)

 

こんな歌、みなさん知らないか。。。


サーファーが復興させたビーチ

2008年01月22日 | sri lanka

最近、趣味が増えています。

 

今まで「ちょっとやったことある」程度だったものに、ここに来て本当に没頭しつつある。

 

波乗りもその一つ。

 

というか、これから没頭したいことの一つですが。

 

ってことで、サーファーの血が騒ぐヒッカドゥワ Hikkaduwa へデビューいたしましたぁ~。

 

images  images  images

 

images  images  images

 

images  images  images

 

BGMは、Bob Marleyか、最近聴きまくっている Jack Johnson ←ビーチにこの上なく合う音楽。

 

もうすぐBob Marleyの生誕記念日ですが、そうそう、ちょうど5年前のその日(2月6日)もここヒッカドゥワに居て、パーティしていたことを思い出しました。

 

その頃と全然変わっていないように見えるけれど、実はインド洋大津波の被害をまともに受けていたのでした。

 

サーフショップのオーナーが、そのときの様子を生々しく教えてくれました。

 

みんな2階に逃げて、サーフボートを使いながらひとりひとり、人を助けていて、結局死者はゼロだったんですって。

 

あっぱれ。

 

その後、ヒッカドゥワはサーファーたちの支援を受けて急速に立ち直ったけれど、

 

今年は戦争のせいで全然観光客が来ません。

 

そりゃーこんだけドンパチやっていれば、みなさん敬遠するでしょう。

 

内戦が及ぼす観光業への打撃と言ったらない。

 

サーファーたちがスリランカの波を恋しがらないように、波もイマイチ。

 

それとも気候変動の影響か。

 

波が小さいうちに練習しよう・・・

 

 

幸運なことに、日本人のサーフィン・インストラクターに出会い、いろいろと教えて頂きました

 

ありがとうございました~(>_<)

 

 

え?私、遊びすぎだって?

 

明日は満月の日でお仕事はお休みだけれど、ちょっと仕事しなくちゃ。

 

それからマッサージとゴルフも・・・。笑


Newborn 2

2008年01月18日 | sri lanka

うちの部署の秘書さんにも男の子が産まれたので、お見舞いに行ってきました。

生後10日。

か、かわいい・・・

子どもの泣き声というのは万国共通です。

 

なんと秘書ちゃんは、お産の前日まで大きなお腹をゆっさゆっさ運びながら、働いておりました。

オフィスでは、「産気づいたら誰がどうする?」と専ら計画を練っていました。

そしてあまりのお腹の大きさに、「これは4000gはあるよ」「誰が近いか賭けようか」などという話も・・・

その最後の勤務日は実はもう産休に入る日だったのに、

「なおこ!あなたのワークショップのために出てきているのよ!」と言われ、

えーーーっ、そんな!もう帰っていいよ!と慌てました。

そしたら翌日出産・・・

びっくりした・・・

母子ともに健康でほんとによかった


Newborn

2008年01月18日 | Weblog

お友達が送ってくれた写真・・・

クリスマスの日に第2子が生まれたって。

かわいすぎ!!!

癒されてます。

 

それにしても。

すっかり母の顔になっている。

母は偉大だ。


決戦前夜?

2008年01月15日 | sri lanka

明石特別代表がスリランカ政府の停戦合意破棄の話し合いのためにいらっしゃいました。

大統領や要人に会われているみたいですが・・・

 

いや~ フラストレーション溜まるでしょうね。この任務。

平和的に解決する気なんて、さらさらないもの。

軍の最高司令官なんて、「後任に残さずに自分の任期中に(LTTEを)片付ける」って。 

新聞によると、明石特別代表は極右派の党首にこう言われたらしい。

「日本のことを第2次大戦後は応援してやったのに、60年経ったら手のひら返して、テロリスト集団の肩を持っている。自爆テロを繰り返すLTTEは第2次大戦中のカミカゼ特攻隊みたいだ!小国スリランカに政治的に干渉する前に、自分たちに見合う中国、インドみたいな大国を相手にするべきだ!」

 

・・・。

カミカゼだって・・・。

 

まあしかし、私見をここで述べるのは控えておこうっと。

国連職員は”非政治的”でなくてはいけないのだそうだ。

日本の外務省から派遣されている身だし。。。

 

しかし、もどかしい。

また内戦状態に戻るのを、指を加えてみているしかありません。

 

スリランカの人々は一部の政治家の過激な行動をどう考えているのか?

国民全員が軍事的解決を望んでいるのではないでしょう?

と聞いてみると、

「もう何十年もこんな状態ばかり繰り返していると、希望とかなくなるのよ・・・ 関心さえなくなってしまったの」

という答えでした。

 

 

16日に停戦合意が破られたらどんな状況になるのか、今の段階ではちょっとわかりません。

すでに北部では戦闘が激化しているという話。

 

コロンボは今夜もひっそりとしている。

のんきにステーキを食べに行ってたよ。

嵐の前の静けさではありませんように。


癒しの場所

2008年01月14日 | sri lanka

終わったぁ~

 

政策・計画策定のための教育指標と分析のためのワークショップ。

 

バンコクからのゲスト講師の巧さと、参加者の”熱意”で、何とか乗り切れた

 

ワークショップ期間中に、大好きなギャラリー・カフェでご飯を食べて精気を養いましたぁ

 

images    images   images

images   images    images

 

今回、準備が大変だったけれど、ユニセフのものすごい複雑な会計システムのこととか、ワークショップの内容を学べたし、教育省のお役人さんたちとの信頼関係が築けたからとても意味があったな。

 

いちいち学びながらだったし、フラストレーションが溜まっていたけれど、あまり気にせず淡々とこなしたものの、最後の最後に落とし穴が・・・。

 

もう閉会式を始めようかっていうときに、会場のホテルのフロントに頼んでおいたコピーを取りに行ったら、

 

「すみません。コピー機が壊れているのでコピーできません」

 

 なんでもっと早くに言いに来てくれなかったの???怒怒怒」

 

「ワークショップの邪魔しちゃいけないと思ったので・・・」

 

「・・・ ワークショップで配らなければいけないものだと思わなかったの?!?!?」

 

そして一目散にマイカーを走らせてオフィスへ行き、コピーしてホテルへ戻り、ぎりぎりセーフで間に合いました。

 

こんなことばかりで、つ、疲れた・・・

 

でも思ったのは、この程度のイライラはアフリカのときに比べたら10分の1かそれ以下だ。いろんなことがとてもスムーズだ。だから私は大抵の場合は穏やかでいられるのかな・・・

 

それとも歳をとったということか。笑

 

 

ともあれ、ワークショップって、その場限りで終わらないように、ちゃんと今後に生かせられるようになって初めて成果が出るというもの。

 

教育省の地方の役人たちが、現状を把握・分析して、それに見合った教育サービスを子どもたちに届けられなければ、意味がない。

 

これからが肝心だ。

 

あれ? なんか私、真面目に仕事してるじゃん(笑)?

 

  

週末働きっぱなしでもう月曜日って、辛い。。。(>_<)

 

でも火曜日が祝日(タミルのお祭り)なのでとりあえず明日てきとーに働くべ~。

 

はっ。 早く寝なければ。


Unhappy New Year

2008年01月12日 | sri lanka

 

さっきね、またコロンボで爆発があったよ・・・

 

今回は電車の駅だって。1人負傷。

 

相次いどるね・・・

 

つい3日前に防衛大臣が暗殺されたのね。

 

わが身に危険は感じないものの、だんだんと深刻になってきました。

 

ていうか慣れてきている自分が怖いね。

 

 

 

そんな中、今ね、4日間のワークショップを開いているんだけどね・・・

 

明日(土曜日)も明後日(日曜日)もなんだよ(T_T)

 

スケジュール上 この日程になってしまったけれど、土日ワークショップっていうのはめずらしくないそうです。

 

この教育省のおばちゃんたちがとても熱心で・・・

 スリランカは女性がパワフルです。

 

 こちらは大人しめのグループ。基本、スリランカ人はつつましい。

 

 スリランカ人にはティーブレイクが欠かせません。1日4回飲むそうです。朝、朝と昼の間、おやつの時間、そして帰宅後。何があっても絶対に欠かしません。

 

骨が折れますが、みなさん どうやってデータを収集して分析して政策に生かすのかを熱心に学んでくれているので

 

こちらもしっかりやらねば

 

 

 

明日 大学ラグビー決勝戦ですね

 

KOが勝ちますように・・・