地球散歩♪

いもとなおこのBLOG

モザンビークの楽園編。

メディナの歩き方

2014年11月30日 | morocco





そんなのあったら聞きたいです…
多分、携帯繋がってたら
Googleマップでスイスイ行けちゃうのかな
この、自称「方向感覚抜群」「頭にGPS搭載」(←奢り過ぎ)とほざいたりする私も
4日目にやっとわかってきたもんなぁ

ロンリープラネットには
「メディナに着くと
忘れ物に気づく
歯ブラシとか靴下とかそういうことではない
それは方向感覚と予測性」

で、迷ってても迷ってなくても
店の呼び込みの合間に
必ず道を教えてくれる輩がいて
「広場はあっちだ」と常に行ってくる
広場に行くって誰が言ったんだよー
リヤドに帰るんだよー!
と叫んで通り過ぎるんだけど…
やっぱり迷って…
するとすぐに若いお兄ちゃんが
「俺が教えてやる」とやってくる
最初のうちは助かるんだけど
少ししか歩いていないのに500円くらいふっかけてくる若者とか
歳はいくつだとか
結婚してるのかとか
すぐに聞いてこられると
もー構わないでー!
女性には歳は聞いちゃいけないんだよー!観光地なんだからそのくらい知っておきなさい
と説教するハメになる
本当にお金ないから
払えないからいいです、と言ってるのに
僕はここの住民で
親切で連れて行くだけなんです
僕は大学でアラビア文学を勉強しています
とか真面目くさそうに装っておきながら
最後に「本当に10ディラム(130円)しかないんだよ…」と言うと
コインもあるだろう、とかせがんでくるのである

そんなわけで
4日間くらいフラフラしていると
もう誰も信用できなくなり
「コンニチハ!」
「Bonjour!」
「Ah! フランス人かい!」
「いいえ、日本人ですよ」(スタスタ立ち去る)
「えー!おい、ちょっと待ってよ!キミかわいいよ!」
なんて会話も20回くらいしたら
もうお願いだから誰も話しかけないでー!
となり
なんだかもう帰ったら
しばらく自ら自宅軟禁しようかなと
帰りの空港で考えてみたりする


モロッコ料理

2014年11月30日 | morocco

週末ヨガやったり運動したりして
やっと余裕出てきたので
忘れないうちに
モロッコの写真アップ。

ご飯美味しかった!

タジン


そして寒い中一息つくときは
いつもミントティー

街のシンボルの 「ジャマ・エル・フナ広場」には オレンジとグレープフルーツのフレッシュジューススタンドいっぱい。
La Maison Arabの牛肉煮込みが絶品でした。
サービスも最高級。
暗くてお料理の写真うまく写真撮れなかった。


マラケシュに行ったら、
La Maison Arabにまた行く。


エボラと欽ちゃん仮装大賞

2014年11月23日 | mali

Oh shit.
モロッコの素敵写真アップしようと思ってたのに、
マリに帰ってきてから一気に仕事まみれになり、
余裕ナシ子。

マリのエボラ、現在、死者6、感染者7。
なんか、ホラ、欽ちゃんのお正月の仮装大賞の審査員の得点みたいに、
ポン
ポン ポン
ポポポン
ポポポポポーン
って増えていくような
そんな前夜の気配がしている。

私は疲労困憊で、
でも週末に別件、平和教育プログラム策定のワークショップで、
出張に来た。
休みたいし、やることあるけど、
通常事業はストップできない。
その間にも、ずっと携帯メールと、
コンピュータの画面とにらめっこして、
笑いと美容ケア(しまった、化粧水忘れた)と心の平穏が必要になってきた。

効率あげたいなぁ。
この危機を自分の力に変えるのだ。

Talaa 12

2014年11月11日 | morocco









まずはリヤドから…

くつろぎのインテリア重視で選んだ今回の宿

インテリアのセンスが
ドンピシャでツボにはまりまして…
感激…

真似したい...

シンプルな優しい色合いに

赤がしっくりと収まってる
中東っぽさがドきつくなく さりげなーく散りばめられた
本当に素敵なリヤドです

6室くらい こじんまりのブティックホテル
オーナーも気さくで優しくて
またマラケシュに来たらまたここに泊まりたーい

Talaa 12

マラケシュ美術館とベン・ユウスフ神学校の隣だよ


真夜中の移動

2014年11月10日 | morocco

エボラ地域を離れ
8時間ドライブで首都に戻り
夕方から深夜まで残りの仕事をバババッと片付け
夜中2時45分のフライトで
3時間後にモロッコ・カサブランカに着いたら
バマコから着いた我々は
エボラ防具を着けた空港職員に手厚く迎えられた


ちょっと大袈裟やないか?
まだ一件なのにねぇ…
エボラ、恐るべし
でもそこまでやるなら… 目ェ隠れてないよ
そういうところから
拭ったときに移っちゃうんだよ~
スペインの看護婦もそうやって感染したんだよ~
と心の中で呟く

体温だけでなく
どこに泊まるのか
いつまで滞在するのか
念入りにチェックされ
おまけに携帯電話まで持たされた!
随分と手厚いなー
感染者が同じフライトにいたら
コンタクトされるというわけだ
これは帰りにどこに返せば良いの?と聞いたら
何かあやふやな返事
多分あげっぱなし

20代のときからずっと来たかったマラケシュ
27歳のときに書いた
「30になるまでにやりたい30のこと」
に書いた
30はとうに過ぎましたが…
やっと実現!
エボラ出張+8時間ドライブ+夜中移動+カサブランカでのエボラ関門からの
フラフラでマラケシュ空港に着いたら
荷物出て来ず
チーン…
動揺…
しまった…
でもこれだけ旅してて
高2以来荷物失くされたことない私だから
大丈夫!
と根拠なく自分を落ち着かせる

ここは泣く子も黙る中東なのだ

タクシーで旧市街メディナへ
メディナの中は
タクシーが入れないので
迷路の中を歩き始める
さっそく買いたいもの目に入ってくるけど
荷物ないし
これからどうなるかわからないし
まずはリヤド(宿)を目指した…


エボラ出張

2014年11月09日 | mali


バオバブの木を延々と眺めながら、
エボラ感染者が出た地域、カイに出張行ってきた。
手洗い励行してきた。

子どもたちに、エボラ予防方法をインタビュー。
みんなちゃんとわかってる。よしよし。


元気だけど、、、8時間ドライブはキツイし、他の仕事もしててキツイの… 眠い…(涙)

帰ってきた途端、今から弾丸休暇だけど。

マリに来てから、どんどん自らエボラに近づいていってる私だけど、
どんどん強く感じることは、
エボラにかかるのは難しいってこと。
感染者に触れないと移らない。
医療関係者か、
家に患者がいたりしないと、
ウィルスに触れてしまうことは稀。
そして小まめに手洗い、殺菌。

なので私は大丈夫です。

カイでは、その後の感染者は出ていなくて、15日が経ち、
発症者が出る可能性がある21日目まで、
カウントダウンしています。

それから、今、隔離されてしまっている罪のない人たちが解放されてから、
差別されないように、
学校も準備を。

夜は、世界保健機関(WHO)と、米・疫病予防センターと、国境なき医師団の、いわゆる frontline responders (第一線で対応する人たち)とビール飲んで、ピザつまんで、他愛ない話して。

そんな日々を駆け抜け、
フラフラと今、空港。

4日間仕事のこと考えない。