地球散歩♪

いもとなおこのBLOG

モザンビークの楽園編。

おせち料理のウケ具合

2012年01月23日 | haïti

週末に自分で勝手に決めたとおり、

もうデング熱は引きずらない。

Enough is enough !

試しに今日はほぼ1ヶ月ぶりにジム。

7.5km走って完治を確認!

いえい!

食欲も出てきたし、

一人晩酌もできるようになってきたし、

2kg減った体重も残念ながら1kg戻った。。。

ま、ほぼ完治ですな。

 

さて、今日は先日自衛隊のパーティで頂いた密封されたおせち料理をオフィスに持っていき、

仲良しのスウェーデン人を誘ってみたものの、

彼女は最初から疑惑の顔。

箱を開けてみたら全部真空パックに入っていて、決して美味しそうには見えない。

「でも美味しいって~」と促すも、

「私、ヨーロッパの料理がとても好きで、あまり他のものに挑戦する人じゃないの」とさっさとカフェテリアの料理をオーダーしている。

私は彼女と1ヶ月くらい一緒に住んでいたけれど、確かにイタリア料理が大好きで、私がいれるコーヒーを上手と褒めたり、朝ご飯にベーグルにクリームチーズを塗り、スモークサーモンをのせて食べながら、「ケーパーがあれば良かったね。。。」と二人でつぶやいた、おシャレ食好みの人だ。

田作りを見て、かなりドン引き。

 

確かに、おせち料理は外国人には高度だ。

この和食命の私でも、お正月だから慣例的に食べるけれど、

好んで食べるものは煮豆と栗きんとんと数の子くらいだ。

それが、真空パックから出されたずらりと並ぶ珍しい食べ物。

お煮染め、昆布巻き、黒豆、だし巻き玉子、紅白なます、田作り・・・

結局彼女が手を出したのは煮豆だけ。

彼女の中で、私が今までせっせと培ってきた和食手料理の信用を、今日で少し失いました。

しかし途中で加わってきたコンゴ人は、田作りを「これ、私の国にもある」とぱくついていた。

田作りとコンゴの煮干し。高度な類似品だ。

 

さて、先日これをもらった例のタイヤ交換が得意なアフリカの人はどうしたんだろう。

食べたかな。


災難続き

2012年01月22日 | haïti

2012年の不運は続く。

デング熱は回復してきているものの、まだ私の体を蝕んでいて、体がすぐに疲れるし、手はかゆいし、毎日水がぶ飲みしても脱水症状は治らないし、手足はカサカサというかパサパサだし、お腹はゆるみっぱなし。

なんか私、体中の養分を吸い取られた枯れ木のようだ。

疲れたから寝ようと思うと、平気で12時間くらい寝てしまう。

おばあさんみたい。

 

そんな中、先日自衛隊のメダルパレードに行ってきた。

ハイチには日本の自衛隊員300人が勤務してくださっているのですが、その方達がメダルを授与されるということで、以前からお招きいただいていたのだ。

浴衣を着て欲しいと前からお願いされていたので、もう病人生活も飽きたし、気合いを入れる意味で外出。

でも日本から届いたという浴衣はあまりイケてなかったし、帯も合ってなくて変だった。

でも交流を楽しみにきていた世界中からのピースキーパーたちには、大ウケだったみたい。

2時間ほどの宴の間中、ずっと写真を取られていた。

日本隊の他には、ブラジル、チリ、ウルグアイ、アルゼンチン、バングラデシュ、スリランカ、インド、フィリピン、韓国、などなど実に多国籍。

そんなこんなで、写真を取られるたびに満面の作り笑いをしながら、真剣に流しそうめんを楽しんだり、お土産を山ほど頂いたりして、宴は楽しく終了。

 

 

さて、災難はここから。

帰りにお友達をお家に送っていく途中、大雨に降られ、その間にタイヤがパンクした。

大雨だし、外は真っ暗で危ないので、彼女の家についてからタイヤ交換を試みる。

彼女の家のガレージに車を停車する際、庭のでっぱりに後ろのタイヤカバーをぶつけ、ヒビ。

嗚呼。

弁償だ。

凹んだけど、とにかく今はタイヤを交換せねば。

幸運なことに、彼女のアパートにはタイヤ交換を得意とする人がいた。

でなければ、私の運転するいかつい男前ランドクルーザーの入り組んだセキュリティ・システムの謎を解いてスペアタイヤを装着するのは不可能だった。

 

ところが、何もできなくても、何かしようと一応仕事を探すのが日本人でしょ。

私も日本人のはしくれ、交換済みのパンクタイヤを車に積もうと試みたところ・・・

なんか柔らかいものに手が触れた。

匂いを嗅ぐと・・・

 

う○ち。

そう、まさかの。

 

ぎゃっ。

 

慌てて何度も石鹸で手を洗う私。

 

お友達は仕方なく、「『うん」(運)がついたということで・・・」となけなしのフォローをしてくれるものの、もう立ち直れないくらい凹んだ。

 

タイヤは交換され、心優しい男性にお礼におせち料理(自衛隊パーティからのお土産)を渡し、気を取り直して帰宅。

これ以上悪いことが起きるわけがないと自分に言い聞かせながら、シャワーを浴びようとするも、お湯が出ない。

なんで。涙

忌々しい思いで床につく。

 

きっと2012年はこれからいいことだらけに違いない。よね。

 


初デング熱

2012年01月17日 | haïti

やれやれ・・・ やっとこさキューバから帰ってきた。

旅行中3人のお医者さんに診てもらい、カンクンの空港では医務室にまで行き、車いすで飛行機に乗り。

それどころか、最後まで呪われた旅で、やっと熱が下がってきてもそこらじゅう痛くて、手足がかゆくてかゆくて、さらに帰り、飛行機は9時間遅れでハバナの空港で待ちぼうけ。

その日が、旅行始まって以来初めて人間らしい感覚が戻ってきた日だったので、まだ救われました。

あれでまだ熱があったりしていたら、と思うとぞっとする。

 

で、帰ってきて、親も無事に飛行機に乗ったみたいで(まだわからないけれど)、

今日、仕事始め。

でも、まだ体調が万全ではなくて何だか体が弱々しいので、会議はいきなり欠席して、血液検査をしてもらいに国連のクリニックに行ってみたら・・・

 

デング熱だって。

 

あらら。

 

お薬もきかないし、熱が10日ほど下がらなかったから、何かおかしいと思っていたけれど、まさかデングとは。

しんどかった筈だ。

ちょうど、旅行前に、うちの代表がデングにかかったと言って、気をつけなさいよ~って言われていたけれど、まさか自分がかかるとは。

カンクンでもキューバでも、お医者さんはそんなこと一言も言ってなかったのに。

そりゃ薬が効かない筈だ。

 

熱帯の病気に詳しくない方にお伝えすると、デング熱は蚊を媒介してかかる病気です。

マラリアよりは激しくないけれど、治癒の薬がないのです。

パラセタモール飲んで、自然に回復するのを待つだけ。

 

蚊にはよくさされるけれど、まさか自分がデング熱なんて。

驚き。

いよいよ私の鉄人伝説も崩壊の危機かね。

 

今は回復に向かっているから、結局デング熱をハイチでキャッチして、2週間の休暇中丸まるかかって、帰ってきて治ってきたというわけです。

まだ体が疲れていて、喉が痛くて、お腹もゆるい。

無理しないでゆっくり、まずは体調回復につとめます。。。


弾丸カリブ海ツアー

2012年01月06日 | mexico

両親と一緒の弾丸カリブ海ツアーが始まりました。

マイアミで合流して、そこからカンクン(現在地)に来て、数日後にキューバ行って、さらには!ハイチにも連れて行っちゃうっていう無謀な話。

同僚たちにも Are you crazy ? って言われたんだけれど、

娘が住んでいる北半球一貧しい国を一目見てもらおうと。

2日間だけですけれど。

地球の歩き方のカリブ海本にも、完全にシカトされている国だけれども。

他の島はぜーんぶ載っているのに。

 

本当は豪華客船のクルージングもしたかったし、

もっとカリブ海ー!っていう透明な海以外何もない島にも行きたかった。

さらに言えば、私自身まだ行ったことがないところに行きたかった。

でもね、カリブ海って旅するのにかなりテクニックが必要なんですね。

というのも、航空会社があんまりつながっていないのね。

アメリカン航空と、フランス系と、コパ・エアライン(中米)と、キューバと、ポルトープランスって、組み合わせようとするとめちゃめちゃ大変で、周遊ができない。時間も限られているし。

キューバ、ポルトープランスが決まっていたので、あとはキューバにさっと行けるカンクンにしました。

カンクンもキューバも、2年前に来たところ。

あの時はまさか自分がカリブ海に赴任すると思っていなかったから、「カストロが死ぬ前にキューバに行かなければ!」と遥々スリランカから来たのです。笑

 

ということで親孝行の2回目のカンクン。

ところが・・・

来て早々、風邪引きました。

しゅーん。。。

マイアミもカンクンもすっごく寒くて。

親が長旅と時差ぼけで疲れているだろうと気を遣っていたら、まさか自分が一番にダウンするとは。

時差ぼけもないのに私が一番ガーガー寝てますがな。

かなり体が疲れていたからな。。。

昨日はずーっと寝てて、今日も予定をキャンセルしてホテルでだらだらしています。

すべての器官がやられています。

といってもターコイズブルーの海を眺めながらっていうまったく同情されなそうな病人だけど。

親は相変わらずエネルギーいっぱいです。

驚きます。

今日は Tulum のマヤ遺跡を二人で見に行ってもらいました。

大丈夫だろうか・・・。

日本語の音声ガイドもないんですって。。。

ま、かわいい親には旅をさせっていうかね。笑

 

今日はこっちに住んでいるスイミングスクールの先輩一家とお食事!

何年ぶりか覚えていないけれど、きっと中学生以来です。

楽しみ~

早く治さなきゃ。


Here is to our 2012 everyone!

2012年01月01日 | haïti

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

上に書いてあることが、私の2012年の抱負。

チャレンジすることを恐れず、

とてつもない夢を追いかけたい。

何だか、今までそうやって声高々と言うことを、恥ずかしがって生きてきたみたいだけれど、

2011年にいろいろと経験して、

自分を見失って、

その中から自分をまた見つけ出して、

思ったの。

「ゆる~く」とか「テキトーに」とか、癒し系が

引き続き日本では揺るぎない地位を得ているみたいだけれど、

そういう気分じゃないの。

今は一度しかないの。

今年は年女だし、(←意味不明)

攻めます!

 

且つ、女らしさと温かさと余裕と余暇を忘れずに。

 

ああ、元旦っていいね。

 

それにしても年末、お正月は特に、美味しいものが食べたくなります。

お寿司とか。

焼き肉とか。

ラーメンとか。

蟹とか・・・。

 

ええーーーん。

 

祈っても空しいのでやめておきます。

昨日、今日はお雑煮とお汁粉と年越し冷やしうどんを作った。

多分2011年と2012年の2年間で一番ってくらい、お腹いっぱい。

今年も創意工夫して些細な幸せを追求していこう。