何だかリカバリーに予想以上の時間を要しているイモトです。
泳いでもいないのに・・・
会場のプールとテレ朝のスタッフルームは涼しかったので、今夏の暑さを忘れていました。
だらけています。
ちょっと世界競泳の写真とエピソードを・・・
今回もめっちゃかっこいいレースをしてくれたパク・テファン。
メルボルンのときから私はそのレース展開にきゃあきゃあ言っているのですが、実際会ってみるととてもシャイな青年でした。
その朴くんに400mでは敗れたけれど、1500mでは見事に優勝を果たした王者、グラント・ハケット。
今回、大会直前のインタビューでは
『僕はもう9年間の無敗記録が途絶えて、挑戦者になってすごく気が楽になった。パクとかサブリモビッチの方がプレッシャーだろう』
って言っていて、落ち着いていました。
400mで負けた後は、
『負けはしたけれど、パクはメルボルンよりタイムが下がっていて僕は上がっている』
なんてすごくポジティブ。年下とは思えない落ち着きぶり・・・。
1500mのレース後には、『来年はまた自己の世界記録15分34秒を更新したい』って。
期待しちゃいます!
ちなみに『朴は400mの方がもっと合っていると思うけれど、1500mも彼がやりたいならやればいいんじゃないか』なんて余裕のコメントも残していました。
それにしてもオーストラリアは強かった!
特にブロンテ・バラット(400m自由形)、ケート・キャンベル(50m自由形)、ステファニー・ライス(個人メドレー)などの若手がぐんぐん伸びているのは脅威です。
というかパターンからすると、来年、かなりいっちゃうでしょうね。リーゼル・ジョーンズがシドニー五輪前に出てきたときもこんな感じでした。
さて、私がいた放送席回りの様子は・・・
←こちらは甘党解説者 本番中にお腹が空いて、大好きな和菓子(つぶあん系がお好み)をパクリ
めちゃくちゃ尊敬している森下桂吉アナ。
テレビ朝日のゴルフ実況でお馴染み。この人めっちゃすごいです。職人です。
私が集めるデータを森下さんが巧みに加工して、かっこいいレース実況に仕上げてくださる。
この人とお仕事できることは幸せです。
大御所なのに普段はすごくおちゃめだし!
そしてこちらが放送席のメンバー。
吉野アナ、清水アナ、森下アナと解説者の高橋繁浩さんと。
競泳を面白く見せる魔術師、とでも言おうか。
今回は知らない選手、実績のない選手も多く、それをワクワクするものに見せるのに苦心しました。
大体いつもレース展開を予想して、何がきても対応できるようにしているのですが、今回予想だにしていなかったのは入江陵介選手と 山本貴司選手でした。
おっと、二人ともイトマンの後輩だ・・・ 後輩をもっと信じなくちゃ
でもその分、実況でも驚きを表現できるのだと思います。
二人とも、すごいハートの持ち主。こういうところで勝てるのって、少しの人しか持っていないすごい素質だと思うんですよね・・・
すごいといえば今回は柴田亜衣ちゃんがすごかった。
大会前、調子が悪かった彼女。私も周囲も、多分だめかなと思っていました。
レース当日の朝も、『柴田亜衣、世界記録で北京へ!』なんていう番組宣伝を見て、もうやめてあげてーと心の中で叫んでいました。
でも800mで日本記録に迫る泳ぎ。3年ぶりの自己ベスト・・・
自分に打ち克ったのです。本当なら心のどこかに不安があれば、それがレースに出てきちゃうものです。
強い。
今大会のレースで唯一、泣いてしまいました。
最後は、今回、初のレポーターに挑戦した、いつもこのブログでお馴染みの私の妹分↓
中村真衣さんです
こんな感じで毎日控え室でアホをしていましたので、リラックスできたかな
夏ももう終わりですね