地球散歩♪

いもとなおこのBLOG

モザンビークの楽園編。

国連ゲストハウスの夜。

2009年10月30日 | sri lanka
28日朝のカブールの国連ゲストハウス襲撃事件
ワウニヤで同じく国連機関のゲストハウスに泊まっている私たち:タンザニア人、ウガンダ人、オーストラリアに亡命したけれどチリ人と名乗るチリ人、オーストラリア人、カナダ人、と私
の晩酌の肴となった

ここのゲストハウスは皆がそれぞれ自分のご飯を作るようだ
簡単にインスタントヌードルに野菜を乗っけて食べている人もいれば
圧力鍋で牛肉と豆シチューをプシューと煮ているチリ人も

ゲストハウスで初めてのご飯を食べる私は(今まで外食してたから)
出張中のお客さんだからちょっと遠慮気味に
昼の残りのチャーハンとチキンカレーをチン・・・(笑)

何かの縁で今夜同じ屋根の下で過ごす私たちは
私を歓迎してくれるという口実で
貴重なワインを2本開けてしまった
(もちろんその頃には遠慮など微塵もなくボトルを空けていましたが)

カブールのゲストハウスには30名ほどの国連職員が泊まっていて
爆発と銃撃戦で6名が死亡
その中には私と同じ機関の人も含まれているかも知れないらしい
3日経ってもまだ身元が判明していないというから
遺体の損傷が激しかったのか何かで
検視に時間がかかっているのかも知れない

このゲストハウスだっていつ誰に襲われるかわからない
以前LTTEがどんな残酷なことをしたか・・・
と危惧する同僚

でも私の持論は
アフガニスタン、パキスタン、イラクと一緒に括ることはできない
アメリカ、西側諸国、国連、外国人は
ここスリランカでは標的になっていないんだもの

とはいっても
戦争が終わったといえど
いつどこで何が起こるかわからない
その危険はいつも持ち合わせているけれど
今度ワウニヤに来る時は
今回の分のお返しのワインを持参しないとと思う気持ちの方が強い私は
やはり肝が据わっているか
鈍いのかな・・・

初体験・電車出張

2009年10月28日 | sri lanka
最近になって電車での出張が許可された。

今まではセキュリティの都合で認められていなかったのだけど。そりゃそーだ。自爆テロのターゲットになっていたから。。。

戦争が終わって、安全になったという証拠。


私は迷わず電車を選んだ。

2003年に大学院のフィールド旅行で来たときの思い出が鮮明に蘇る。

一人でヒッカドゥワまで乗って、ドキドキしながらスリランカ人たちと重なり合って乗ったんだ。

それでもって乗り過ごしてゴールまで行っちゃったんだ。

若かりし当時!


遥かに安い。(車なら200ドルくらいするところ、ファーストクラス700円!)

より速い。

読書もできる。

その気になれば仕事だって。


朝5時45分のワウニヤ行き。

日本ののぞみ号よりもシートごとのスペースが広い!足のばせちゃう感じ。

シートは快適。

時間もオンタイムきっかりに出発!


かと思いきや、隣のプラットホームにのぼり電車が到着し、開けっ放しのドアから、まだストップしていないうちから人が線路に飛び降りているところがやはり途上国っぽい。


マイナス点。

窓とドア全開で走る我が列車は、ノイズが酷かった。

途中停車で30分くらい停まった時は、蒸し風呂のように暑かった。

車内で流れる音楽のなんとけたたましく不愉快なことよ。


冷房車を選べば(今回はなぜかなかった)、上の2点が軽減するからかなり快適と思われる。

3点目はiPod持参で軽減できる。(でも相当大音量!)


結論。

お財布にも、納税者の血税有効利用にも、地球にも優しい(かも知れない)電車推進!


ジャーマンの正体

2009年10月26日 | sri lanka
ドイツのビールとソーセージのお祭り。
すんごい量のビールと、
プリップリのソーセージを胃に流し込んで、
テーブルの上に乗って踊る。
のがお決まりらしい。
みんなホントにやってました。
すごい熱気!
飲みまくって食べまくって踊りまくり!








それにしても、ドイツ人ってこんなに陽気だったっけ。

困ったときのセレブ・ホスピタル

2009年10月25日 | sri lanka

めずらしく病院へ。
2年間で病欠ゼロ(仮病もゼロ!えっへん。)の鋼の体を持つ私。

滅多に病院にお世話になることはないのだけど、病んだときも発展途上国の病院をあまり信用できなくて、極力自然治癒力に頼るようにしている。
薬も相当悪くなるまで飲まない。
ルワンダでもシエラレオネでもケニアでも病院にかかったことがない。(ガーナでは皮膚がタダレて1回かかったけど)
丈夫な体に生んでくれた親に感謝。

病院へ来たのはスリランカ滞在2年間で3回目。
1回目は原因不明のウィルスにかかって頭をハンマーで殴られているみたいに感じた時で(お医者さんも原因わかっていなかった)、2回目は皮膚がかぶれたとき(最初はアーユルヴェーダの病院に行ってとっても怪しいお薬もらったのだけれど治らず、渋々皮膚科に行った)。

3回目の本日。
ひっさびさの歯痛です。。。 何年ぶりだろ?
日曜日の今日は歯科がぜんぶお休み。
でも明日から僻地出張だから(コロンボ以外には頼りになる病院はない。ましてやキャンプのあるワウニヤなんて。)、慌てて有名病院へ。。。
ここはコロンボで一番っていうくらい有名で、綺麗で、施設もすっごく整っている。風に見える。
私の中での位置づけは、東京で言えば聖路加病院だ。(怒られるか

「歯科は今日は休み」と言われても、「すんごく痛いの!明日から出張だからどうにかして!」と悲痛に訴える私を数名のスタッフがすごく親切に導いてくださって。
お医者さんも何だか優秀そうだったし。
唯一薬局だけが相当手際悪かった。

さらに出された薬の中には「1/2錠」というものがある。

噛み砕いて半分だけ飲まなければいけない。

最後のオチはご愛嬌でも、いざというときに頼れる病院があるというのは頼もしいわ。
お薬が効いて1週間無事に出張終えられますように。。。


報道自由度

2009年10月24日 | sri lanka
2009年世界報道自由度指数

スリランカ、175カ国中162位ですって。

記者は何人も暗殺されているし。
うちのオフィスの報道官、特に何も言っていないのに国外追放になりましたし。

スリランカでは本当のことが言えない。
国民は本当のことを知らされない。

175カ国の最下位は、エリトリア
北朝鮮は174位、3 年連続で最下位を免れる。
173位トルクメニスタン
172位イラン
171位ミャンマー
170位キューバ
169位ラオス
168位中国

ひとつ聞き慣れないのはトルクメニスタン。
イラン、ミャンマーを蹴落としてランクしてくるとは、一体どんな国なのだ。

ちなみに日本は17位でアジアトップ。

自由なのはいいけれど、質が低いのは何とかならんものか。

水泳界黒髪化

2009年10月21日 | swimming
水連、「茶髪、ピアス禁止」明文化へ

これには驚いた。

もう10年以上前になる現役時代から、ピアスやネイルでよくレース前に怒られていた。
反抗心旺盛の若かりし大学生の当時は、まったく腑に落ちなくて、でもレースに集中しなくては!と憤慨してピアスを外していたけれど・・・
しかもテレビ放映のあるレースに出るときだけ、注意が厳しかったりして、、、。

当時、外国人のスイマーに憧れて、ピアスをして泳ぐのが大好きで、でもよくプールの中で紛失して、ずっと潜って小さなピアスを探してた(笑)。
国際大会のたびに、みんなで手足の爪に日の丸の国旗を描いて泳いだり。
ちょっぴり目立つ立場でそれはそれはいっぱい問題を起こしましたので、当時の私がお偉いさんに目をつけられる要注意人物の一人だったのは間違いないわ(笑)。

でも今はどうなんだろう。

ピアス、ネイル、茶髪が当たり前の普通の現代っ子には。
大学生の大会に行くと、プールにはライオンみたいな金髪の男女がいっぱいいる。
ピアスとネイルはしていない大学生の女の子の方が絶対に少ないだろう。
さらに付け加えると、男の子の眉毛がすごーい。(←おばはんか)
レース前に体と一緒に眉毛もシェービングしちゃったのかな?と思う。

個人的には、しつけは家庭や、もしかするとスイミングクラブで行われるべきで、それより大きな範囲では、速ければ何でもいいのではと思うのだけれど。
パフォーマンスに影響がなければ、少しのお洒落は良いのでは。
今の世の中、お洒落のセンスがあって、かっこよくてかわいくて速い方が水泳の評判が上がるに決まっている。
「度合い」というものはどの世界に行っても常識的にあるもので、線を引くのが難しいけれど。

でもこれは日本を離れて10年以上の私が思うことで、「個人の責任」ではなく、「世間体」「イメージ」を気にする日本のスポーツ界で、そういう取り締まりをするのは理解できなくはないけれど。

水連の方々に本当にお世話になっていて、信頼させて頂いている方が多いので、個人の意見以上の意味は何もないですけれど。

茶髪禁止になったら大学生はどうするのかな。
やっぱり眉毛で遊ぶのかいな。

3年目の一歩。

2009年10月18日 | sri lanka
3年目の延長がされました。
契約が切れるその日の夜8時に新しい延長が承認され、
ビザが切れた翌日に更新されるというゴタゴタ。
まさに Last minutes!!
引っ張るねぇ。。。
簡単なことに、うんと時間がかかる。。。 これぞ国連。
私には、どこでこうこんがらがっていたのかちゃんとわかっている。
でも沢山のレイヤーを飛び越えてそのからまりを解くことができない。
うーん 歯がゆい!

ま、何はともあれ、めでたくあと1年はプー太郎にならないことになったので良しとしよう。

スリランカ3年目。
その1日目から、私はとてもFOCUSするようになりました。
2年間、まわり道を走ってきて、
それはまったく悪い道ではなかったけれど、
ようやく自分の道が見えてきて(といっても依然として模索中ではあるけれど)、
今まで、何でもかんでも道ばたの課題を拾ってきたのをやめて、
人が落としたゴミも処理してきたけれど、
これからはちゃんと自分の進む道に一直線に歩けるように。
今までやってきたことも、何一つ無駄だとは思わないけれど、
自分がステップアップするために必要なことにフォーカスしたいのだ。

そして、ちゃんと寝ること。
7時間が理想。
そうすることで、頭のクリアさと体の軽さ、すなわち仕事の効率が違う。
だらだらと過ごさない。
仕事をぱりっとして、量と質をこなす。
遊ぶときは思いっきり楽しむ。
あ、これはもう十分すぎるほどやってますってね。。。
優先順位をはっきりさせること。

効率と、効果。
これだ。

まだスーパーマリオはスーパーキノコをとれていない。
パワーアップしていない。

よく「自分に厳しすぎ。そんなに求めなくても、すでに持っているし、上がれるよ」と言われるけれど、まだまだ、というのは日本人の性なのかも知れない。
でも、自分が一番わかっているんだもの。
まだできていないって。

スーパーキノコを獲りにいくのだ。

池のある家

2009年10月12日 | sri lanka










じゃじゃじゃじゃーん

新しい我が家です

もうね

最高!!


本当に人道支援しに来てるの?と疑われそうですが
安いし
郊外なので・・・

スリランカのお友達
遠いけど(ラジャギリヤ)
蚊が多いけど
週末遊びにきてね
(ウィークデーは渋滞がすごいです)

あ、もちろん日本のお友達も!!