地球散歩♪

いもとなおこのBLOG

モザンビークの楽園編。

アスリートの弱さ

2005年03月20日 | sports
アスリートのメンタリティについて
コメント欄で話が膨らんできたので
単独ブログとして再デビュー!

とはいうものの
私ごときが語れるような内容じゃないんですけどね
二流ですから。。。
恐れ多い。。。
しかもものすごいスペースを必要とするでしょうね
一度語りだしたら

ただあくまで自分の経験と知識から書かせて頂くと
選手って弱い人ばっかりだと思うのです 私
取材しながらもいろんな選手を見てきて
ほんと~に強い選手っていうのは一握りかな、と
そしてその強い選手たちにも
弱いときはある

それで何が「弱さ」かというと
練習とか日常生活でのメンタリティではなく
負けてからナニクソと思う精神力でもなく
「本番中」のメンタリティ
ですね
私が評価の基準とするのは

つまり日常生活では誰でも強いのです
アスリートなら
そうじゃないとやっていませんよね

だけど本当の強さは
レースにおける強さ

レース前まで自己と葛藤しながらも
「絶対イケる!」
と自分に言い聞かせながら臨む

でもレース中になぜか
本当になぜなんでしょうか…
その自信がとても脆いものになってしまうことがよくあって
弱気になっちゃうことがありました
ものすご~く長い間
そのレースだけのために練習を積んできたのにね

でも現役を辞めてから
練習もせずにひょっこり出た試合で
頭ひとつリードされながらも
「絶対負けるか!!」
と最後の最後のタッチまで泳いだ時に
100分の1差で勝ったことがありました

そのときに
ああ、これだったんだな…
と思ったのです
それ以来 遊びでレースに出ても負けなかった

次元はまったく違いますが
そういう気持ちを
オリンピックとかオリンピック選考会とか
大舞台で維持できる選手が
栄光を勝ち取れるんじゃないかと思いますね…

そして強い選手というのは
それが実に当たり前にできるんですよねぇ
北島康介選手を取材していて
いつもそれを感じます

だから「強い」「弱い」は他人と比較するものではなくて
自分との戦いだと思います

未練ではないけど
後悔が多いなぁ
自分のキャリアに関して

他のアスリートの声も聞きたいな