とだ*やすこの「いまここ@島本」

暮らしの豊かさ最優先!
ひとが主役のまちづくり!

大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

まなびとひろば、ご参加お礼

2010年12月19日 | とだ*やすこの活動日記
年末のお忙しい中、お手伝いしてくださった方を含めて26名もの方が参加してくださいました。ありがとうございました。プロジェクター&パソコン持参で講演を引き受けてくださった土井先生でしたが、スクリーンに写らないというアクシデントもあり、急遽パワーポイントなしで、お話してくださいました。

スクリーンには、最後まで土井先生の愛犬「こたろう」君が映ったまま・・・主催者のわたしは、土井先生に申し訳なく、ひやひやしましたが、「こういうときは臨機応変」と、実にわかりやすく、かつ高度な内容の講義をしてくださいました。「学びのライブ・まなびとひろば」には、パワーポイントを使わない講演が向いているように思います。

それにしても、みなさん熱心に聴いてくださいました。公共交通の枠組みのなかで島本町の課題がみえてきた、これから公共交通について自分なりに見識を深めたい、という感想が寄せられました。還暦を迎えておられるとは思えない先生の若さに驚いたとも。なにより、公共交通を考えることは「環境問題」を考えることであるいうことも共有できました。

参加者のなかには、辻元清美さんの姿もあり、自ずと講義は国政に係る内容にまで広がりました。「交通基本法」について、静かだが熱いやりとりが講師との間で交わされました。辻元さんには毎回、議会報告「いまここ島本」や「まなびとひろば」のお知らせを送っています。

「今日は勉強させてもらうわ」と予期せぬ来場に、思わず「嬉しい!」と叫んでしまいました。講演会終了後、京都に帰る母(12月議会中から家事を手伝いに来ていた)が島本駅のホームで、東京に向かわれる辻元さんと言葉を交わしたと言いました。

今日と同じ会場ではじめて出会った10年前と、辻元さんは活動のスタイルを今も基本的に変えておられないと知り、多くの局面を超えて応援したきたひとりの支持者として、これは非常に感慨深いものがありました。

今日の講演では、公共交通は「まちづくり」と切り離して考えることは不可能、また、公共交通を考えることない「まちづくり」は虚しいと改めて理解でき、これを参加者と共有しました。高齢化を迎える社会では、現在島本町が走らせてる「福祉ふれあいバス」の対象者とルートの拡大だけでは解決できない、というのがわたしの考えです。

地域=島本町内にコミュニティバスを「血脈」として流すことができたら、町が生きる=持続可能なまち(過疎・空き家・空き店舗・買い物難民・通院難民・孤独孤立を最小限に抑えられる)になるのではなかと考えます。「人が人に出会う」「笑顔の通う」町のコミバスは、高齢化・核家族化社会の「インフラ」ととらえています。

実現の可能性と課題解決は住民参画で考え、判断します。財源としていくらまでなら税金を投入するのか、この判断が「鍵」になると先生はおっしゃいました。「福祉」ではなく「インフラ」と考えることで当事者は全住民です。明日の朝、わたしは、福祉ふれあいバス、ルート2に試乗します。


画像は、ご近所の畑のレモンの樹
空き家・空き地・電車の空席・・・・これらを「ゆとり」と考え
生まれた「ゆとり」を若い世代が享受できる政策を考える必要がある
「高齢化社会」を考えることは「高齢者」を考えることではないと思う


コメント
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